2007-05-23(Wed)
貧困とファシズム(フリーター問題)
フリーターとか、プレカリアートとか、現在の日本の貧困はとどまるところを知らない。
まともに働いても食っていけない。家族を養えない。病気でもしようものなら、餓死のおそれもある。
まさに、格差問題の典型である。そして、こうした格差と貧困が、ファシズムの温床になることも、見ておかねばならない。
「美しい国」幻想を捨てよう 76世代の精神風景(2)
ここでは、日本国内での格差しか取り上げられていないが、こうした衝動は、容易に他国、他民族へと向けられることは歴史をひもとくまでもない。
これを読んで感じたのは、ひとつは、今の若い世代に「反戦」だけを語っても、確かに入って行きにくいのかもしれない ということ。
民主党の言う、格差是正という切り口も、確かに必要だ。差し迫った問題をスルーしては、なかなかアタマが回転しにくいだろう。
しかし、まただからこそ、反戦を、平和を語らねばならない、ということ。格差是正を訴える人間こそが、率先して反戦と平和を語ることが、貧困をファシズムに流し込むことを食い止める、唯一の方法ではないか。
自分だけ笑いたいのか、世界中の子どもたちが笑いたいのか。
そう言うと、きれい事のようにも聞こえる。自分が食うや食わずで、人のことなど考えていられるか、という声もあるだろう。
だが、そのギリギリのきれい事を踏み越えてしまったら、エサを争う家畜になってしまうではないか。
そして、安倍晋三たちが今、あえてこの格差と貧困を作り出しているのは、そのためだ。
飢えた家畜のように、国民が肉骨粉(エサ)を奪いあうことを、安倍晋三は狙っている。そして、プライドを無くした国民の群れを、ファシズムと戦争に引き出そうというのだ。
そんな安倍晋三の狙い通りにならないためには、まず、気が付いたものから、プライドをもって反戦と平和を語ることだ。
「反戦」は、家畜にならないための、自分を守るための、ギリギリの心の砦なのだ。
だから、格差是正を訴えるものは、必ず傍らに「反戦」をたずさえてほしい。それのない、経済要求運動は、いとも容易にファシズムに転化される。そのことを、肝に銘じたい。
まともに働いても食っていけない。家族を養えない。病気でもしようものなら、餓死のおそれもある。
まさに、格差問題の典型である。そして、こうした格差と貧困が、ファシズムの温床になることも、見ておかねばならない。
「美しい国」幻想を捨てよう 76世代の精神風景(2)
ここでは、日本国内での格差しか取り上げられていないが、こうした衝動は、容易に他国、他民族へと向けられることは歴史をひもとくまでもない。
これを読んで感じたのは、ひとつは、今の若い世代に「反戦」だけを語っても、確かに入って行きにくいのかもしれない ということ。
民主党の言う、格差是正という切り口も、確かに必要だ。差し迫った問題をスルーしては、なかなかアタマが回転しにくいだろう。
しかし、まただからこそ、反戦を、平和を語らねばならない、ということ。格差是正を訴える人間こそが、率先して反戦と平和を語ることが、貧困をファシズムに流し込むことを食い止める、唯一の方法ではないか。
自分だけ笑いたいのか、世界中の子どもたちが笑いたいのか。
そう言うと、きれい事のようにも聞こえる。自分が食うや食わずで、人のことなど考えていられるか、という声もあるだろう。
だが、そのギリギリのきれい事を踏み越えてしまったら、エサを争う家畜になってしまうではないか。
そして、安倍晋三たちが今、あえてこの格差と貧困を作り出しているのは、そのためだ。
飢えた家畜のように、国民が肉骨粉(エサ)を奪いあうことを、安倍晋三は狙っている。そして、プライドを無くした国民の群れを、ファシズムと戦争に引き出そうというのだ。
そんな安倍晋三の狙い通りにならないためには、まず、気が付いたものから、プライドをもって反戦と平和を語ることだ。
「反戦」は、家畜にならないための、自分を守るための、ギリギリの心の砦なのだ。
だから、格差是正を訴えるものは、必ず傍らに「反戦」をたずさえてほしい。それのない、経済要求運動は、いとも容易にファシズムに転化される。そのことを、肝に銘じたい。
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