2007-05-28(Mon)
年金問題の本質は組合つぶし
民主党も自民党も、年金問題でパフォーマンスを繰り広げている。安倍晋三に至っては、自らの政府の責任であるにもかかわらず、正義の味方かのように「退職金返納だ」とか言っている。
しかし、問題の本質は、年金制度の貧困さにあるのであって、そこをスルーして手続きの不備だけをあげつらうのは、本末転倒だ。しかも、この安倍のパフォーマンスの本当の意味は、ここにある。
「社会保険庁問題の根底は労働組合」 中川秀直幹事長
解体的出直し、というのは、国の責任を言っているのではなく、労働組合を解体する、という意味だったのだ。
思い出すまでもないが、三公社の民営化以来、国や行政の責任が大問題になったものは、すべて組合つぶしがその本質である。
国鉄 → JR 国労・動労
電電公社 → NTT 全電通
専売公社 → JT 全専売労組
郵政民営化 全逓
裏金問題など 自治労
教育「改革」 日教組
年金問題 国費評議会(自治労)
「針小棒大」と「自分のことは棚に上げる」を武器にして、組合つぶしの総仕上げにかかっているのが、安倍晋三の年金パフォーマンス。
そして、その組合つぶしが、「改憲」のためにこそあるのは自明の理。
まず、反対するものをつぶしておいて、後はこっそり、粛々と進めてしまおうという、長年にわたる国家戦略だ。
しかし、問題の本質は、年金制度の貧困さにあるのであって、そこをスルーして手続きの不備だけをあげつらうのは、本末転倒だ。しかも、この安倍のパフォーマンスの本当の意味は、ここにある。
「社会保険庁問題の根底は労働組合」 中川秀直幹事長
解体的出直し、というのは、国の責任を言っているのではなく、労働組合を解体する、という意味だったのだ。
思い出すまでもないが、三公社の民営化以来、国や行政の責任が大問題になったものは、すべて組合つぶしがその本質である。
国鉄 → JR 国労・動労
電電公社 → NTT 全電通
専売公社 → JT 全専売労組
郵政民営化 全逓
裏金問題など 自治労
教育「改革」 日教組
年金問題 国費評議会(自治労)
「針小棒大」と「自分のことは棚に上げる」を武器にして、組合つぶしの総仕上げにかかっているのが、安倍晋三の年金パフォーマンス。
そして、その組合つぶしが、「改憲」のためにこそあるのは自明の理。
まず、反対するものをつぶしておいて、後はこっそり、粛々と進めてしまおうという、長年にわたる国家戦略だ。
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