2007-05-29(Tue)
松岡農相の捜査予定を把握していた安倍晋三
情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士さんが書いているように、安倍晋三は、なぜか、捜査当局の「予定」まで把握していた。
「予定」を把握していたと言うことは、検察や警察の裏情報を知っていたと言うことではないのか。
上記記事にリンクされている毎日の記事は、この情報が見あたらない。ひょっとして、削除されたのか?
念のため、東京新聞と、朝日新聞の記事を、書き留めておく
農相の取り調べ『ない』 緑資源談合 首相、当局発言を紹介
2007年5月29日 東京新聞
安倍晋三首相は二十八日夕、自殺した松岡利勝農相が緑資源機構の官製談合事件に絡み関連法人から献金を受け取っていた問題を指摘されていることに関し「本人の名誉のために言うが、緑資源機構に関しては、捜査当局から『松岡農相の取り調べを行っていた事実はないし、これから行う予定もない』という発言があったと承知している」と述べた。
首相官邸で記者団の質問に答えた。
松岡農相の自殺原因が捜査と関係あるとの観測を打ち消す狙いがあったとみられるが、首相が事件の捜査に関する当局の発言を紹介するのは異例だ。
松岡農水相自殺での安倍首相の発言(要旨)
2007年05月28日 朝日新聞
松岡農水相自殺を受けた28日の安倍首相と記者団の主なやり取りは次の通り。
◆1回目(午後3時半)
――今の気持ちは。
大変残念です。慚愧(ざんき)に堪えない思いです。ご冥福を心からお祈り申し上げたいと思いますし、残された奥様はじめ、ご遺族の皆様にお悔やみを申し上げたいと思います。
――こうした事態になった理由は。
いま、きょうの段階で何とも申し上げようがない。軽々に推測でものを申し上げるべきではないと思っています。
――遺書の内容を把握しているか。
まったく存じ上げません。いまの段階でまったく知りません。
◆2回目(午後6時)
――(自殺が)政権に与える影響は。
有能な農水相でした。それだけに当然、内閣へ、また政権への影響は大きいと思っています。
――松岡氏は「政治とカネ」の問題や緑資源機構との関連性を国会で追及されていた。
ご本人の名誉のために申し上げるが、緑資源機構に関しては捜査当局から松岡大臣や関係者の取り調べを行っていた事実もないし、行う予定もないという発言があったと聞いている。光熱費、事務所費の問題等については松岡さん個人の問題に帰することなく、我々政治家が襟を正していかなければ。ルール作りをしっかりと行うことで責任を果たしていきたい。
――現職閣僚が自殺という手段を選んだことについてどう思うか。
大変残念です。また私は総理として当然責任をもって任命を致しました。この任命責任者として責任の重さを改めてかみしめています。
――責任を感じているということか。
私は任命権者ですから当然、総理として私の内閣の閣僚のとった行動に責任を感じています。
――その責任はどう果たすのか。
今後、農林水産分野の改革を進め、また食の安全をしっかりと確保することによって果たしていきたい。
「予定」を把握していたと言うことは、検察や警察の裏情報を知っていたと言うことではないのか。
上記記事にリンクされている毎日の記事は、この情報が見あたらない。ひょっとして、削除されたのか?
念のため、東京新聞と、朝日新聞の記事を、書き留めておく
農相の取り調べ『ない』 緑資源談合 首相、当局発言を紹介
2007年5月29日 東京新聞
安倍晋三首相は二十八日夕、自殺した松岡利勝農相が緑資源機構の官製談合事件に絡み関連法人から献金を受け取っていた問題を指摘されていることに関し「本人の名誉のために言うが、緑資源機構に関しては、捜査当局から『松岡農相の取り調べを行っていた事実はないし、これから行う予定もない』という発言があったと承知している」と述べた。
首相官邸で記者団の質問に答えた。
松岡農相の自殺原因が捜査と関係あるとの観測を打ち消す狙いがあったとみられるが、首相が事件の捜査に関する当局の発言を紹介するのは異例だ。
松岡農水相自殺での安倍首相の発言(要旨)
2007年05月28日 朝日新聞
松岡農水相自殺を受けた28日の安倍首相と記者団の主なやり取りは次の通り。
◆1回目(午後3時半)
――今の気持ちは。
大変残念です。慚愧(ざんき)に堪えない思いです。ご冥福を心からお祈り申し上げたいと思いますし、残された奥様はじめ、ご遺族の皆様にお悔やみを申し上げたいと思います。
――こうした事態になった理由は。
いま、きょうの段階で何とも申し上げようがない。軽々に推測でものを申し上げるべきではないと思っています。
――遺書の内容を把握しているか。
まったく存じ上げません。いまの段階でまったく知りません。
◆2回目(午後6時)
――(自殺が)政権に与える影響は。
有能な農水相でした。それだけに当然、内閣へ、また政権への影響は大きいと思っています。
――松岡氏は「政治とカネ」の問題や緑資源機構との関連性を国会で追及されていた。
ご本人の名誉のために申し上げるが、緑資源機構に関しては捜査当局から松岡大臣や関係者の取り調べを行っていた事実もないし、行う予定もないという発言があったと聞いている。光熱費、事務所費の問題等については松岡さん個人の問題に帰することなく、我々政治家が襟を正していかなければ。ルール作りをしっかりと行うことで責任を果たしていきたい。
――現職閣僚が自殺という手段を選んだことについてどう思うか。
大変残念です。また私は総理として当然責任をもって任命を致しました。この任命責任者として責任の重さを改めてかみしめています。
――責任を感じているということか。
私は任命権者ですから当然、総理として私の内閣の閣僚のとった行動に責任を感じています。
――その責任はどう果たすのか。
今後、農林水産分野の改革を進め、また食の安全をしっかりと確保することによって果たしていきたい。
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