2007-10-13(Sat)

ゴアの受賞にケチをつける

アル・ゴアのノーベル賞受賞に、拍手を送っているようでは、甘い。甘すぎる。

ゴア元副大統領の映画「不都合な真実」の不都合な真相 オルタナティブ通信
オクシデンタル石油(反メジャー)の経営者として、長年地球温暖化を大々的に推進してきたのがゴアである。
ゴアは2代目議員であり、先代のゴアは米国上院、下院原子力発電開発委員会の中心メンバーとして、核兵器開発と原子力発電を強力に推進してきた。
その時も、ゴア議員は火力発電による地球温暖化防止のために、原子力発電を推進すべきだとキャンペーンを行った。
オクシデンタルは、ロシアでウラン鉱山開発も手がけている。


荒木電事連会長定例記者会見発言要旨(1999年4月16日)
会議のなかでアメリカ側から「ゴア副大統領が、はじめて公式の場で原子力発電を評価する発言を行った」などという紹介もあったが、地球温暖化問題など新たな状況変化の中で、欧米での原子力を取り巻く空気にも微妙な変化が生じてきていることを肌で感じ取ることができたように思う。

あったり前の話であるが、「不都合な真実」は、原子力推進キャンペーンである。
これを後押しにして、アメリカは一気に30数基の原発を建設予定だ。


そもそも、CO2による地球温暖化説が、怪しい。
温暖化は、事実であるが、その原因は証明されていない。
精一杯ひいき目に見ても、CO2主犯説は、仮説である。

タダの仮説が、もう世界の常識のように扱われていることが、すでに異常である。
その異常さは、学者の世界ではもっと凄いことになっているようで、槌田敦氏によれば、CO2主犯説に対する反論は、学会誌に掲載することもできないという。

この情報異常の状態は、ただの原子力利権がらみの推進キャンペーンにとどまらない、なんだかそら恐ろしいものを感じる。
そう思っていた矢先に、ゴアのノーベル賞である。

これはもう、ただ事ではない。
絶対におかしい。

とは言え、ただおかしいと言っていても、圧倒的なCO2悪者キャンペーンにかき消されてしまうので、少しずつ実証的に確認したいと思っている。

すでに、何冊かの本を読んで、おおよその全体像は把握しつつあるが、もう少し検証してから、書き始めようと思う。

今のところ、
太陽黒点が語る文明史 桜井邦朋著 中公新書
CO2温暖化説は間違っている 槌田敦著 ほたる出版
進化する地球惑星システム 東京大学地球惑星システム科学講座 東京大学出版会
環境科学の基礎 岡本博司著 東京電気大学出版局
などを読んでみた。

また、図書館や本屋で多くの「温暖化」関連図書をめくってみると、温暖化のシステム自体を検証している本は、ほとんどないことに気が付く。
CO2説をざっと紹介しているだけで、その仮説が正しいかどうかの検証は一行もない、とういう本ばかりである。

もちろん、CO2が温室効果ガスであることは疑いないし、排出を減らした方がいいのも確かだろう。
しかし、「主犯」であるかどうか、これさえ減らせば温暖化が止まるのかどうか、全く検証されていない。

こうした、CO2主犯説にたいする反論に、不満を持たれる方は、ぜひ一度、科学的に仮説の証明をしてみられることをお勧めしたい。


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state of fear

マイケルクライトンの"state of fear"、邦訳”恐怖の存在”(この題名は誤訳ではないかと思いますが。)という小説がおもしろいです。司法や政治がどのように介入して”地球温暖化”という現象を作り上げているかというプロセスが書いてあります。感心したのは、一週間後の天気予報も確実ではない科学力でどうやって100年前の気温を推測できるのかという記述です。私は地球物理学者ではないので、この本に書かれていることがどれくらい科学的に正しいのかは判断できませんが、政治や司法が科学的な事実を曲げてはいけないという著者の主張は正しいと思います。
あと、私は”地球環境を守ろう”という思想が嫌いです。世界のトップ科学者達が500万年後の世界をデジタル映像化したDVDがありますが、その時代、地球は氷河期で、もちろん人間は影も形もありません。人間ごときに地球環境なんか守れるはずがありません。

オーロラ研究の赤祖父俊一氏(アラスカ大名誉教授)も、
自著『北極圏のサイエンス』(誠文堂新光社)で、
「CO2は主犯でない」と主張してます。

環境問題ってのはトンデモが紛れ込みやすいですからね。

地球温暖化二酸化炭素説に対するツッコミなら、ここがわかりやすいです。
http://www.geocities.jp/obkdshiroshige/index.htm
ここの「二酸化炭素さん地球温暖化を拒否」を参照ください。また、「ダイオキシン問題オール漫画解説」「環境症」も面白いですよ。

ご存知と思いますが、老舗のサイト
環境問題を考える
http://env01.cool.ne.jp/

いいことか悪いことか、どちらだ、と言われればいいことだと思うんですよ。

ただね、世界に最も貢献できる環境技術を持ち実行しているのは、ヨーロッパと日本が筆頭なのは明白。(といいつつ一次情報に触れているわけでしないが)

ゴアが賞取るなら、ヨーロッパと日本が先に賞をとるべき。
また、ゴアに賞を与えるにしても、大統領になって、京都議定書にサインをしてから賞を送るべき。

あまりにも中途半端で、日本の国民も、ヨーロッパの人々もどしらけ、というところでしょう。

まあ、環境後進国のアメリカの人々に、環境を念頭におかせただけでもたいしたものだが。

しかし、私邸の電力量が会社並みで、牛肉食いまくって首がどこにあるのかわからない奴が、ノーベル平和賞とっても、アフリカの、いや日本の飢餓地帯にいる人は、あほかこのとしかいわないでしょうなぁ。

温暖化の原因は核

温暖化の原因は、核実験によって成層圏まで巻き上げられた塵とかなんとか。気温上昇グラフと核実験時期は同調してる・・・とか聞いたことがあります。ソースは覚えてませんが。

TEPCOの環境学習ブック

明月さん、初めてコメントいたします。
いつも拝読させていただいております。

TEPCOの小学校高学年~中学生向けの「環境学習ブック」を入手して、その構成と内容に個人的に唖然としてエントリーをアップしました。
TBが通らないようなので、こちらにURLを記載させていただきます。

『TEPCOの環境学習ブック「What’s Energy なるほど、エネルギー」を読んで』
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10051013718.html

nul

いつも楽しく拝読しています。ゴアの受賞でまたまたノーベル平和賞の権威は急降下ですね。ところで、民主党の小沢氏の意見には賛成できませんが、自公政権の政治家たちが、小沢氏の説が9条違反だ、と非難する頭の構造がわかりません。米軍と協力して戦争すれば、9条に違反しない、国連と協力して戦争すれば憲法違反というわけですか。彼らには「論理性」というものが無いのでしょうか。

失礼します。ゴアも垣根のあっち側の人間ですからねえ。
9・11を解明することが日本の問題も解決に近づけると思います。
一度、ご覧ください。
http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=600415
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