2008-03-20(Thu)
まず自国の非道に抗すべし の意味
先日の記事で、「まず自らの国の非道に抗すべし」てなことを書いたら、ネットウヨ君たちが大喜びしているようだ。
ネットウヨ君だけならば、放っておけば良いことなのだけれども、ひょっとすると普通に誤解している人もいるかもしれないと思い、少し追加しておくことにした。
ウヨ君たちのご意見に共通しているのは、「自国に抗する」 ということと 「自ら襟を正す」 ということを、同じだと思っていることだ。
国という権威に寄りかかって、寄らば大樹の陰でなくては生きていけない人らは、そう感じて当然なのかもしれない。
しかし、国という幻想に自分の姿を投影することで、偽りの心の平安にすがりついている哀れな人以外は、しっかりと間違えずに見てほしい。
「自国」と「自分」は別物だ。
そればかりか、「自国」は「自分」が、一番最初にぶつかる壁であり、もっとも鋭く対立せざるを得ない権力だ。
また、選挙権があり、ここに暮らす限り、せざるを得ないだけでなく、非を糾す責任がある。
その責任をスッポリ忘れたウヨ君たちは、自らも国という権力に使い捨てにされるだけの存在であることを実は思い知っているが故に、そこ絶望感から逃れようとして、中国と朝鮮を責めていれば「国」が特別扱いしてくれるという幻想のなかに溺れている。
たとえば、
フセインが独裁者であったことは、間違いないだろう。
しかし、自国や「同盟国」が、戦争を始める時には、フセインがどうのこうのよりも、自国が戦争をすることの是非を考えなくてはならない。
それを、すっ飛ばして戦争をおっぱじめてしまったアメリカは、今になって2/3の人が戦争をしていることを後悔している。
バカヤロー と言いたくもなるが、考えてみれば日本だって同盟国なのであり、参戦国なのである。
そのことを忘れて、アメリカをバカヤロー呼ばわりしても、間抜けなだけだ。
イの一番にブッシュの味方を表明したコイズミのごときが、凋落するどころか再登板論がでるくらいデカイ顔をしている。
特に、日本なんて国に住んでいると、世界中のいろんな問題の根っこが、実は自分の国につながっていたりする。
そのことを、できるだけ見つめながら、世界のことも見ていきたいと思う。
ネットウヨ君だけならば、放っておけば良いことなのだけれども、ひょっとすると普通に誤解している人もいるかもしれないと思い、少し追加しておくことにした。
ウヨ君たちのご意見に共通しているのは、「自国に抗する」 ということと 「自ら襟を正す」 ということを、同じだと思っていることだ。
国という権威に寄りかかって、寄らば大樹の陰でなくては生きていけない人らは、そう感じて当然なのかもしれない。
しかし、国という幻想に自分の姿を投影することで、偽りの心の平安にすがりついている哀れな人以外は、しっかりと間違えずに見てほしい。
「自国」と「自分」は別物だ。
そればかりか、「自国」は「自分」が、一番最初にぶつかる壁であり、もっとも鋭く対立せざるを得ない権力だ。
また、選挙権があり、ここに暮らす限り、せざるを得ないだけでなく、非を糾す責任がある。
その責任をスッポリ忘れたウヨ君たちは、自らも国という権力に使い捨てにされるだけの存在であることを実は思い知っているが故に、そこ絶望感から逃れようとして、中国と朝鮮を責めていれば「国」が特別扱いしてくれるという幻想のなかに溺れている。
たとえば、
フセインが独裁者であったことは、間違いないだろう。
しかし、自国や「同盟国」が、戦争を始める時には、フセインがどうのこうのよりも、自国が戦争をすることの是非を考えなくてはならない。
それを、すっ飛ばして戦争をおっぱじめてしまったアメリカは、今になって2/3の人が戦争をしていることを後悔している。
バカヤロー と言いたくもなるが、考えてみれば日本だって同盟国なのであり、参戦国なのである。
そのことを忘れて、アメリカをバカヤロー呼ばわりしても、間抜けなだけだ。
イの一番にブッシュの味方を表明したコイズミのごときが、凋落するどころか再登板論がでるくらいデカイ顔をしている。
特に、日本なんて国に住んでいると、世界中のいろんな問題の根っこが、実は自分の国につながっていたりする。
そのことを、できるだけ見つめながら、世界のことも見ていきたいと思う。
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