2008-04-25(Fri)
フクダの言う「いかん」は実は「如何」であるという話
日本人をBSEの実験台にしようというアメリカ農務省の狙いに、日本のリーダーであるはずの総理大臣は、本当に「イカン」なこと・・ とつぶやいているだけ。
首相VS記者団 米国産牛肉の特定危険部位「イカンですよ」
2008年4月24日 毎日
Q 米国産輸入牛肉に特定危険部位が見つかりました。大手スーパーなどは米国産牛肉の販売停止措置をとっています。どう見ますか?
A そうですね。今回のことは本当に遺憾なことですね。イカンですよ。あのー、まあ早速米国に対してですね、こういうようなことが起こったことについてクレームもしたわけですね。我が国の方も輸入体制、もっとね、検査しっかりすると、例えば検査のサンプリングの数、比率を高めるとかね、そういった措置をしなければいけない。そういったことで指示をしているところです。
Q 米国は輸入条件緩和を求めていますが?
A これは今、科学的・技術的なね、面から検討している最中でありますから、そういうような検討状況を見ながら判断していくことになります。
ところで、ほとんどの人は、この「いかん」を「遺憾」だと思っているが、実は違う。
「遺憾」であったとしても、普通の言葉で言えば「残念」という程度の意味で、怒りもなければ抗議の意志もなく、諦めの境地に過ぎない。
しかし、フクダが言う「イカン」は、「遺憾」ですらなく、「如何」だということに気が付いている人はいない。
「如何」とは、「いかが?」という意味であることは言うまでもないが、この言葉は辞書によれば、「反語を導く語」となっている。
普通このように使われる。
如何せん → どうしたらいいのか → どうしようもない
つまり、フクダは、BSEの牛を食わされても、本当に「どうしたらいいのか どうしようもない」ことだ と言っているのである。
検査の比率を高めると言っても、わずか1%を1割にするかどうかでもめているくらいで、ザル検査のまま。
かつて、石井四郎ひきいる731部隊が、アメリカに情報を売り渡すことで戦犯をのがれ、ミドリ十字を設立し、薬害エイズやC型肝炎の巨大薬害を引き起こした。
おそらく、今回のBSE問題も、同じような流れにある。
今、日本人が「マルタ」として、実験台にされている。
どの程度危険部位を食わせたらどのくらい発症するか。アメリカ農務省はじっと観察しているような気がする。
ところで、チベット問題もろくに知らないでチベット問題で大騒ぎしている連中は、大和民族に狂牛肉を食わせようという鬼畜亜米利加には、憤怒の炎を燃え立たせないのだろうか??
※国境なき記者団も、せっかく来日中だったのだから、この際アメリカにも抗議していれば、Wikipediaに「親米を守り反米を挫く」みたいなことを書かれないようになるのだろうにねえ。
余談ではあるが、国境なき医師団の結成が1971年、記者団の結成が1985年。同じフランスで誕生。これはもう、完全なパクリ。
しかも、行動方針は完全に違う。
医師団のほうは、できるだけ中立を保つことに心を砕いているのがわかる。
記者団のほうは、Wikipediaに書いてあるとおり。
首相VS記者団 米国産牛肉の特定危険部位「イカンですよ」
2008年4月24日 毎日
Q 米国産輸入牛肉に特定危険部位が見つかりました。大手スーパーなどは米国産牛肉の販売停止措置をとっています。どう見ますか?
A そうですね。今回のことは本当に遺憾なことですね。イカンですよ。あのー、まあ早速米国に対してですね、こういうようなことが起こったことについてクレームもしたわけですね。我が国の方も輸入体制、もっとね、検査しっかりすると、例えば検査のサンプリングの数、比率を高めるとかね、そういった措置をしなければいけない。そういったことで指示をしているところです。
Q 米国は輸入条件緩和を求めていますが?
A これは今、科学的・技術的なね、面から検討している最中でありますから、そういうような検討状況を見ながら判断していくことになります。
ところで、ほとんどの人は、この「いかん」を「遺憾」だと思っているが、実は違う。
「遺憾」であったとしても、普通の言葉で言えば「残念」という程度の意味で、怒りもなければ抗議の意志もなく、諦めの境地に過ぎない。
しかし、フクダが言う「イカン」は、「遺憾」ですらなく、「如何」だということに気が付いている人はいない。
「如何」とは、「いかが?」という意味であることは言うまでもないが、この言葉は辞書によれば、「反語を導く語」となっている。
普通このように使われる。
如何せん → どうしたらいいのか → どうしようもない
つまり、フクダは、BSEの牛を食わされても、本当に「どうしたらいいのか どうしようもない」ことだ と言っているのである。
検査の比率を高めると言っても、わずか1%を1割にするかどうかでもめているくらいで、ザル検査のまま。
かつて、石井四郎ひきいる731部隊が、アメリカに情報を売り渡すことで戦犯をのがれ、ミドリ十字を設立し、薬害エイズやC型肝炎の巨大薬害を引き起こした。
おそらく、今回のBSE問題も、同じような流れにある。
今、日本人が「マルタ」として、実験台にされている。
どの程度危険部位を食わせたらどのくらい発症するか。アメリカ農務省はじっと観察しているような気がする。
ところで、チベット問題もろくに知らないでチベット問題で大騒ぎしている連中は、大和民族に狂牛肉を食わせようという鬼畜亜米利加には、憤怒の炎を燃え立たせないのだろうか??
※国境なき記者団も、せっかく来日中だったのだから、この際アメリカにも抗議していれば、Wikipediaに「親米を守り反米を挫く」みたいなことを書かれないようになるのだろうにねえ。
余談ではあるが、国境なき医師団の結成が1971年、記者団の結成が1985年。同じフランスで誕生。これはもう、完全なパクリ。
しかも、行動方針は完全に違う。
医師団のほうは、できるだけ中立を保つことに心を砕いているのがわかる。
記者団のほうは、Wikipediaに書いてあるとおり。
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