2008-10-17(Fri)
さがるーさがるーよ株価はさがる
よろこび かなしみ くりかえ~し♪
なんて鼻歌をうたっている場合じゃない。
16日に続いて、現在のNYもせっせと下がり続けている。
マイナス320ドルまでいって少し反発してるけれども、もう行くところまで行かなくては、幕は下りそうにない。
株価が下がると、こういうコトがおきるという一つの見本
井上工業の株価急落、社長保有の自社株強制売却が原因
2008.1.22 Garbagenews.com (すごく重いサイト)
この急落は同社の宮崎純行社長が自社株を担保に入れた信用取引で損失を出し、追加保証金を入金できなかったことによる強制売買であることを明らかにした。
社長が自分の持ち株を担保にしてデリバティブか何かに手を出していた。
もともと、業績超不信だったみたいだから、なんとか生き延びようと藁にも掴む思いだったのかもしれない。
しかし、昨年秋からのサブプライムローンショックで、ジワジワ損を出し、ついに担保が足りなくなった。
この時点では、担保にしていた自社株自体は暴落していたわけではない。
しかし、担保の追証を払えなかったので、株は証券会社に強制売却されてしまった。
一気に、自社株が半値くらいに暴落。
その後、何があったかは知らないけれども、ついに
井上工業株式会社など2社破産手続き開始決定を受ける 負債125億1577万円
2008.10.16 帝国データバンク
たぶん、こんな形の倒産も激増するだろう。
で、出てきたのがこんな話
理論価格も「時価」とする指針案公表=企業会計基準委員会
2008年 10月 17日 ロイター
金融商品を本当に時価で計算したら、倒産する会社が多すぎるので、「合理的な見積もり」で計算して良いですよ。というもの。
いったい、鳴り物入りで時価会計を導入したのは何だったのか。
儲かるときだけ時価会計で、損し始めたら「時価会計原則を凍結」とは、なんとも都合の良い話ではある。
でもまあ、儲かるときは「新自由主義」」だ「小さい政府」だとかいって、アホほど給料ガメ込んで、儲からなくなったら税金で補填してもらうよりは、まだマシか。
ちょっと昔、証券会社が損したお客の損失補填をして責められていたけれども、証券会社が損したときの損失補填はノープロブレム! ていうわけだ。
ああもう 書いていてアホらしくなってきた。
こんな世の中で、なんとか皆が食っていくことを真剣に考えなくてはならない時に、あいかわらず自らの残虐性に酔っているヤツもいる。
橋下知事自賛、戸惑う現場 学力調査の市町村別開示
2008.10.16 朝日
〈作家の高村薫さんの話〉 大阪の学力低迷は、経済苦から厳しい教育環境に置かれている子が多いという特有の理由がある。子どもに等しく与えなければならない環境も整えず、成績どうこう言うのは酷だ。教育委員会の努力以前の問題で、知事が「教育日本一」をめざすなら、学習できる環境づくりに日本一の教育予算を投入すべきだ。まずは教育の土台をつくる。成績どうこうを考えるのはそれからだろう。
これから、本気で給食費を払えない子どもが増えてくるだろう。
税収だって減っていく。
どうやってみんなが生きていくか、全知全能を振り絞って考えるのが、知事の仕事だろう!
しかし、この男は自分の「点数」をあげることにしか興味がない。
学力テストで点数ばかり取ると、こういうヤツが増えてくる。
みんなが生きることにはまったく無関心で、100%自分のことしか興味がない。
もちろん、だれだってエゴイストだけれど、ここまでいったら餌食にされる人間が大量に生まれる。
世のお父さんお母さん。
子どもが、点数の悪いテストを持って帰ってきたら ほめてあげよう。
君は、色んなものを見ているんだ。
君は、何が大事なのかユックリ見ることができる。
あきらめず、面白いことを一所懸命やればいいんだ。
色んなもの、色んな価値を見せてやるのは、
何が大事なのかユックリ考える時間を与えてやるのは、
子どもが豊かになるような面白いものを一緒に見つけてあげるのは、
大人の役目。
だから、私は橋下徹を許せない。
経済崩壊の時代にあって、子供らの環境も厳しくなるのは目に見えているから、それを逆手にとって汚いエゴを煽動する橋下を、許したら自分も奈落の底に落ちていく。
なんて鼻歌をうたっている場合じゃない。
16日に続いて、現在のNYもせっせと下がり続けている。
マイナス320ドルまでいって少し反発してるけれども、もう行くところまで行かなくては、幕は下りそうにない。
株価が下がると、こういうコトがおきるという一つの見本
井上工業の株価急落、社長保有の自社株強制売却が原因
2008.1.22 Garbagenews.com (すごく重いサイト)
この急落は同社の宮崎純行社長が自社株を担保に入れた信用取引で損失を出し、追加保証金を入金できなかったことによる強制売買であることを明らかにした。
社長が自分の持ち株を担保にしてデリバティブか何かに手を出していた。
もともと、業績超不信だったみたいだから、なんとか生き延びようと藁にも掴む思いだったのかもしれない。
しかし、昨年秋からのサブプライムローンショックで、ジワジワ損を出し、ついに担保が足りなくなった。
この時点では、担保にしていた自社株自体は暴落していたわけではない。
しかし、担保の追証を払えなかったので、株は証券会社に強制売却されてしまった。
一気に、自社株が半値くらいに暴落。
その後、何があったかは知らないけれども、ついに
井上工業株式会社など2社破産手続き開始決定を受ける 負債125億1577万円
2008.10.16 帝国データバンク
たぶん、こんな形の倒産も激増するだろう。
で、出てきたのがこんな話
理論価格も「時価」とする指針案公表=企業会計基準委員会
2008年 10月 17日 ロイター
金融商品を本当に時価で計算したら、倒産する会社が多すぎるので、「合理的な見積もり」で計算して良いですよ。というもの。
いったい、鳴り物入りで時価会計を導入したのは何だったのか。
儲かるときだけ時価会計で、損し始めたら「時価会計原則を凍結」とは、なんとも都合の良い話ではある。
でもまあ、儲かるときは「新自由主義」」だ「小さい政府」だとかいって、アホほど給料ガメ込んで、儲からなくなったら税金で補填してもらうよりは、まだマシか。
ちょっと昔、証券会社が損したお客の損失補填をして責められていたけれども、証券会社が損したときの損失補填はノープロブレム! ていうわけだ。
ああもう 書いていてアホらしくなってきた。
こんな世の中で、なんとか皆が食っていくことを真剣に考えなくてはならない時に、あいかわらず自らの残虐性に酔っているヤツもいる。
橋下知事自賛、戸惑う現場 学力調査の市町村別開示
2008.10.16 朝日
〈作家の高村薫さんの話〉 大阪の学力低迷は、経済苦から厳しい教育環境に置かれている子が多いという特有の理由がある。子どもに等しく与えなければならない環境も整えず、成績どうこう言うのは酷だ。教育委員会の努力以前の問題で、知事が「教育日本一」をめざすなら、学習できる環境づくりに日本一の教育予算を投入すべきだ。まずは教育の土台をつくる。成績どうこうを考えるのはそれからだろう。
これから、本気で給食費を払えない子どもが増えてくるだろう。
税収だって減っていく。
どうやってみんなが生きていくか、全知全能を振り絞って考えるのが、知事の仕事だろう!
しかし、この男は自分の「点数」をあげることにしか興味がない。
学力テストで点数ばかり取ると、こういうヤツが増えてくる。
みんなが生きることにはまったく無関心で、100%自分のことしか興味がない。
もちろん、だれだってエゴイストだけれど、ここまでいったら餌食にされる人間が大量に生まれる。
世のお父さんお母さん。
子どもが、点数の悪いテストを持って帰ってきたら ほめてあげよう。
君は、色んなものを見ているんだ。
君は、何が大事なのかユックリ見ることができる。
あきらめず、面白いことを一所懸命やればいいんだ。
色んなもの、色んな価値を見せてやるのは、
何が大事なのかユックリ考える時間を与えてやるのは、
子どもが豊かになるような面白いものを一緒に見つけてあげるのは、
大人の役目。
だから、私は橋下徹を許せない。
経済崩壊の時代にあって、子供らの環境も厳しくなるのは目に見えているから、それを逆手にとって汚いエゴを煽動する橋下を、許したら自分も奈落の底に落ちていく。
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