2008-10-26(Sun)

ノーベル賞益川先生の反戦

ノーベル賞を受賞した益川先生について、骨のある人だなあと思い、以前も記事を書いた

橋本徹はノーベル賞益川氏らの言葉を聞け

遅まきながら今日送付された九条の会のメルマガで、反戦な科学者であることを知り、嬉しくなった。
メルマガから転載させてもらう

ノーベル物理学賞:反戦語る気骨の平和主義者…益川さん

ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英・京都産業大教授(68)。穏やかでちゃめっ気のある益川さんだが、「反戦」を語る気骨の平和主義者でもある。

 作家の大江健三郎さんらが作った「九条の会」に連動し、05年3月、「『九条の会』のアピールを広げる科学者・研究者の会」が発足した。益川さんは呼びかけ人の1人だ。同時期に誕生したNPO法人「京都自由大学」では初代学長に就任し、市民の中に飛び込んで平和を語った。

 原点は幼少期の体験にある。益川さんは名古屋市に生まれた。小学校入学前、第二次世界大戦を体験し、焼夷(しょうい)弾が自宅の屋根を突き抜けた。「不発だったが、周囲はみな燃えた。両親はリヤカーに荷物を積んで逃げまどった。あの思いを子孫にさせたくない」と言う。

 05年、自民党が憲法改正に向けた要綱をまとめた。中国で反日デモが相次ぎ、JR福知山線事故が発生した。平和と命の重みが揺らいだ。当時、益川さんは「小中学生は憲法9条を読んで自衛隊を海外に派遣できるなんて考えない。だが、政府は自衛隊をイラクに派遣し、更に自衛隊の活動範囲を広げるために改憲を目指す。日本を戦争のできる国にしたいわけだ。僕はそんな流れを許容できない」と猛然と語った。

 1955年、アインシュタインら科学者11人が核兵器廃絶を求め「ラッセル・アインシュタイン宣言」に署名した。その1人が益川さんが尊敬する日本人初のノーベル賞受賞者、湯川秀樹博士だ。「湯川先生の原動力は核で人類が滅ぶ恐怖だったと思う。僕はより身近に、一人一人の今の生活を守りたい。その実現に、戦争はプラスですかと問いたい。殺されたって戦争は嫌だ。もっと嫌なのは自分が殺す側に回ることだ」と強調する。

 受賞から一夜明け、「専門外の社会的問題も考えなければいい科学者になれない。僕たちはそう学んできた」と力を込めた。


元記事は、毎日新聞 2008年10月8日

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>「専門外の社会的問題も考えなければいい科学者になれない。僕たちはそう学んできた」

科学と縁のない一般人だってそうあるべきでしょう。
そのDNAが広く受け継がれなかったことを本当に悔やまれていると思う。
「師匠の背中を見せて学ばせる」スタイルでは太刀打ちできなかったということだろうか。
相手はそのくらい戦略的に芽を摘んできたと思う。機械的に頭を使うことを強いて「それが上手にできるほど楽しい暮らしが用意されてますよ」-そういう投網で一網打尽にやられ過ぎてきた気がする。→ 陰翳のないデジタルな頭になるため、頭が良くてもたぶん益川教授の後に続くことはできない。企業向き、Casino経済向き、戦争向きである。改心することもない。ラムズフェルドに何も通じないのと同じ。大学もただの就職予備校だ。
リベラル側の「甘えるな、自分の頭で考えろ!」とか「教基法改正反対!」。それよりも自分たちのDNAを戦略的に広めるためにもっとエネルギーを割かねばならない状況だと思う。

文化勲章

益川さんが受賞してしまったのには白けました
天皇から勲章を受けることは
彼の信念と明らかに矛盾するし
賢明な天皇自身も
拒否される理由を十分に理解できるはずだと思います
日本の「良心的科学者」の信念なんて
その程度のものだったのかと・・・

今からでも返上してくれないかなと思っています

元祖グラウンド・ゼロ

正真正銘のグラウンド・ゼロはアメリカ合衆国ではなく日本にある。

しかも2個もある!

アメリカ

人を殺せば罪になる。本当だろうか?

かってアメリカ大陸には白人も黒人もいなかった。インド人という先住民がいただけだった。

現在はどうか

先住民はほとんどいない。西部劇でわかるように白人に自分たちの文化を奪われ 殺されたのだ。

そして白人はアフリカから黒人を拉致して奴隷として働かした~当然沢山殺しただろう。

残念ながらこれは事実だ!

これが合衆国のいう正義や自由の正体だ!

古くは日本にuraniumとplutoniumの原爆二発をきっちりと投下したことだって戦争を終わらせるためではなく黄色い日本人をモルモットとして殺すためだったと結論付けられる~そして今もイラクやアフガンで殺人は続いている。

竹中直人の笑いながら怒る人ではないが正義を唱えながら殺す国、それが合衆国だ!!

だれか益川さんに訊いてくれ。

細菌・ウイルス兵器を研究している科学者は
科学者と言えるのか?

そういう連中は、国営オウムと言うんじゃないのか?

九条の会イベントで伺ったお話5

自民党は「戦争をしない国にしよう」と決意したことはいっぺんもない。(自民党の結党の文が示すとおり)
戦争の現場を知った者として、二度とこのような戦争を繰り返してはならないとの思いで帰ってきました。
あるとき、復員兵たちが憲法草案が書かれたものをかき集めてきて、自分が朗読した。9条のところで皆声を出して泣いた。自分たちの思いがここまで成文憲法として書かれていた、よくぞここまで踏み込んでくれたという思いでした。

戦争を起こそうとするのは抽象的な国家ではなく人間(それで儲けようとする人間)です。
しかし、それを止めるのも人間です。そのとき、自分はどちらに付くのか...
何故あのとき、そのような視点を持てなかったか。戦争を起こそうとしている人間は、はっきりと目に付きます。
戦争を国家の目で見るか、人間の目で見るか。世界の憲法は国家の目で見ている。国連軍も結局その視点の産物です。

今の戦争は必ず爆弾を使う。必ず罪のない母親、子供が死にます。

人間の目で見た理念としては分かっても、憲法には書けないというのが日本以外の国。
日本国憲法はまったくの偶然と言っていい。あと1年、2年遅れたらこのようにはできなかった。
人間の目で見た憲法を持つ日本が、経済も人間の目で見たものにできないか。それが経済人としての課題でした...
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