2009-02-19(Thu)
エージェント失格の小泉純一郎だが・・・
アメリカのエージェントとして、余裕の隠居生活を謳歌していた小泉純一郎が、最後に大コケしたようだ。
天木直人さんは、郵政を否定されてキレたと分析しているが、本当にそうだろうか。コイズミはそんなに、「正義感」のある人間だろうか。
郵政民営化を否定されたからと言って、なぜ2兆円の給付金に文句を付けるのか。
本音は、2兆円の使い道を変えさせるというところにあるのではないか。
GM・クライスラー再建計画、政府に追加支援約2兆円を要請
2009年 02月 18日 ロイター
金額がぴったり一致するのは偶然かもしれないが、こんな記事をみると、想像が膨らんでしまう。
「日本でばらまく金があるなら、根こそぎこっちに寄こせ! ナントカしろ。」
『いやあ、いまさらそんなことを言われても・・・ もう引退しちゃったし』
「できないなら、気楽な隠居生活も息子の将来も、どうなるか分かっているな!」
『ううう わかりました。なんとかやってみます。』
日本の政治家も一般ピープルも、アメリカの危機感を甘く見ているのではないだろうか。
もともと、自国のためには何十万人の命を奪っても、なんとも思わない国だ。
(日本も、人のことは言えないけれど)
そのアメリカが、いよいよ存亡の危機に瀕しているのだ。
どんなエグイことだってする。
日本だって、中国だって、この際潰れてもかまわない。が、中国はそう簡単に潰れてくれない。
そうなれば、まず最初の生け贄が日本になることは、あまりにも簡単な話。
だからといって、国内利権にまみれた中川昭一や麻生を応援しようとは思わない。
まあ、あえて言えば、国内利権派は日本の庶民から搾り取るためには、「生かさぬよう殺さぬよう」日本人の命を保証するかもしれない。
が、アメリカ派は、吸い取るだけ吹とって死に絶えても構わない、と言う構えだから、より酷いとは言えるかもしれない。
それにしても、すでに金脈のほとんどを奪われた国内利権派に最終的な勝ちはないだろう。
コイズミは、確かに失敗した。
アメリカ利権をごっそり覆い隠したコイズミマジックは、「変革」と「前進」の幻想だからこそ成立した。
思い出にこだわる爺さんのわがままでは、だれもついて行きようがない。
コイズミが失敗したと言うことは、次の手がおそってくると言うことだ。
中川昭一の一件は、そうした意味があるのだろう。
有り金をのこらず全部、どころか、無い金を刷りまくって捧げるシステムを作り上げるまで、次々と事件は起きる。
選挙前は自民党に対して、選挙後は民主党に対して、あること無いことスキャンダルが暴露されたり作られたりするだろう。
もっとも狙われるのは、もちろん小沢一郎だ。
飼い犬に命令するつもりで日本に乗り込んだクリントンは、「対等な関係」などと言われてはらわたが煮えくりかえっているはずだ。
かならず報復はある。
が、それは選挙後だ。民主党が政権を取ってから、小沢を消して前原に主導権を取らせ、そこに自民の従米グループをくっつかせる。
おそらく、それがアメリカの戦略なのではないか。
小沢一郎は、どうもそんなことを分かっているような気がする。
目にする政治家の中では、一番危機感をもっているようだ。
だからこそ、身が危ない。
そう考えると、民主党の中の色分けを、きっちりと国民が知っておくことが大事だ。
民主党単独でなく、社民、共産との連立にすることも非常に重要性をもってくる。
共産党には、「何を言っても言葉が通じない」という思いをもつ人が多いだろう。
私もその一人だ。スローガンは悪くないが、このあまりのドグマティズムが人を寄せ付けない。
それを分かった上で、しかし、共産党にもこの危機感を共有してほしいと願ってやまない。
天木直人さんは、郵政を否定されてキレたと分析しているが、本当にそうだろうか。コイズミはそんなに、「正義感」のある人間だろうか。
郵政民営化を否定されたからと言って、なぜ2兆円の給付金に文句を付けるのか。
本音は、2兆円の使い道を変えさせるというところにあるのではないか。
GM・クライスラー再建計画、政府に追加支援約2兆円を要請
2009年 02月 18日 ロイター
金額がぴったり一致するのは偶然かもしれないが、こんな記事をみると、想像が膨らんでしまう。
「日本でばらまく金があるなら、根こそぎこっちに寄こせ! ナントカしろ。」
『いやあ、いまさらそんなことを言われても・・・ もう引退しちゃったし』
「できないなら、気楽な隠居生活も息子の将来も、どうなるか分かっているな!」
『ううう わかりました。なんとかやってみます。』
日本の政治家も一般ピープルも、アメリカの危機感を甘く見ているのではないだろうか。
もともと、自国のためには何十万人の命を奪っても、なんとも思わない国だ。
(日本も、人のことは言えないけれど)
そのアメリカが、いよいよ存亡の危機に瀕しているのだ。
どんなエグイことだってする。
日本だって、中国だって、この際潰れてもかまわない。が、中国はそう簡単に潰れてくれない。
そうなれば、まず最初の生け贄が日本になることは、あまりにも簡単な話。
だからといって、国内利権にまみれた中川昭一や麻生を応援しようとは思わない。
まあ、あえて言えば、国内利権派は日本の庶民から搾り取るためには、「生かさぬよう殺さぬよう」日本人の命を保証するかもしれない。
が、アメリカ派は、吸い取るだけ吹とって死に絶えても構わない、と言う構えだから、より酷いとは言えるかもしれない。
それにしても、すでに金脈のほとんどを奪われた国内利権派に最終的な勝ちはないだろう。
コイズミは、確かに失敗した。
アメリカ利権をごっそり覆い隠したコイズミマジックは、「変革」と「前進」の幻想だからこそ成立した。
思い出にこだわる爺さんのわがままでは、だれもついて行きようがない。
コイズミが失敗したと言うことは、次の手がおそってくると言うことだ。
中川昭一の一件は、そうした意味があるのだろう。
有り金をのこらず全部、どころか、無い金を刷りまくって捧げるシステムを作り上げるまで、次々と事件は起きる。
選挙前は自民党に対して、選挙後は民主党に対して、あること無いことスキャンダルが暴露されたり作られたりするだろう。
もっとも狙われるのは、もちろん小沢一郎だ。
飼い犬に命令するつもりで日本に乗り込んだクリントンは、「対等な関係」などと言われてはらわたが煮えくりかえっているはずだ。
かならず報復はある。
が、それは選挙後だ。民主党が政権を取ってから、小沢を消して前原に主導権を取らせ、そこに自民の従米グループをくっつかせる。
おそらく、それがアメリカの戦略なのではないか。
小沢一郎は、どうもそんなことを分かっているような気がする。
目にする政治家の中では、一番危機感をもっているようだ。
だからこそ、身が危ない。
そう考えると、民主党の中の色分けを、きっちりと国民が知っておくことが大事だ。
民主党単独でなく、社民、共産との連立にすることも非常に重要性をもってくる。
共産党には、「何を言っても言葉が通じない」という思いをもつ人が多いだろう。
私もその一人だ。スローガンは悪くないが、このあまりのドグマティズムが人を寄せ付けない。
それを分かった上で、しかし、共産党にもこの危機感を共有してほしいと願ってやまない。
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