2009-05-05(Tue)
豚風邪に感謝する二階経産相
ニュースを聞けば豚風邪と渋滞のことばかり。
なんだか世の中がおかしい。
そんな中で、和歌山のヒーロー二階君は、豚風邪様を三拝九拝しているとかいないとか。
米大統領が日本に謝意=インフル後も豚肉輸入継続で-二階経産相
2009/05/05 時事通信
訪米中の二階俊博経済産業相は4日午前、米通商代表部(USTR)でカーク通商代表と約1時間会談した。同代表は会談で、新型インフルエンザ発生後に米国産豚肉の輸入を禁止しなかった日本の対応に感謝するオバマ大統領のメッセージを経産相に伝えた。
ロシアや中国などは感染者を出したメキシコと米国からの豚肉輸入を禁止。これに対し石破茂農水相は豚肉を食べても安全だとして輸入継続の意向を表明した。
経産相によれば、会談で同代表は「日本が極めて冷静な態度で対処していることに米国として感謝する」との大統領の伝言を2-3度繰り返したという。日本の豚肉輸入では、米国産が最大を占める。
裏金をもらおうが何しようが、インフルエンザの恐怖にうち克って豚肉の輸入さえすれば、米国大統領閣下の感謝状をいただける。いやあ、おいしい商売ですねえ。
おいしい商売と言えば、タミフル屋さんは今
新型インフルエンザ:既往症あれば症状重く「タミフル、特効薬でない」--WHO委員
2009年5月2日 毎日新聞(東京夕刊)
世界保健機関(WHO)の緊急委員会委員を務める、国立感染症研究所の田代真人インフルエンザウイルス研究センター長は1日、ジュネーブで記者会見し、新型インフルエンザでも、通常のインフルエンザと同様に既往症を持つ患者の症状が重い傾向があることを明らかにした。(略)
インフルエンザ治療薬・タミフルの有効性も米疾病対策センター(CDC)で確認されたというが、「高熱の期間を1日くらい短くする薬。特効薬ではない」とくぎを刺した。
にもかかわらず、
「復権」した特効薬=需要急増、供給大丈夫?-新型インフルに効果・タミフル
2009/04/30 時事通信
耐性ウイルスの登場や服用後の異常行動で表舞台から姿を消しつつあったインフルエンザ治療薬のタミフルが注目を集めている。世界保健機関(WHO)が新型インフルへの効果を認めたためで、一躍「復権」した形だ。
(略) 07年冬季に耐性を持つウイルスが登場。昨年冬の流行シーズンでは、ほとんどの型のウイルスで効きが悪かったとされる。
服用後の飛び降りなど異常行動との関連も一時取りざたされ、医師の敬遠に拍車を掛けていた。一方で、メキシコを中心に猛威を振るう新型インフルには効果があることが判明。世界的に需要が高まる中、日本政府も3300万人分ある備蓄をさらに増やす方針だ。
と、ここにも豚風邪を崇め奉る人々がいるようだ。
なんだか世の中がおかしい。
そんな中で、和歌山のヒーロー二階君は、豚風邪様を三拝九拝しているとかいないとか。
米大統領が日本に謝意=インフル後も豚肉輸入継続で-二階経産相
2009/05/05 時事通信
訪米中の二階俊博経済産業相は4日午前、米通商代表部(USTR)でカーク通商代表と約1時間会談した。同代表は会談で、新型インフルエンザ発生後に米国産豚肉の輸入を禁止しなかった日本の対応に感謝するオバマ大統領のメッセージを経産相に伝えた。
ロシアや中国などは感染者を出したメキシコと米国からの豚肉輸入を禁止。これに対し石破茂農水相は豚肉を食べても安全だとして輸入継続の意向を表明した。
経産相によれば、会談で同代表は「日本が極めて冷静な態度で対処していることに米国として感謝する」との大統領の伝言を2-3度繰り返したという。日本の豚肉輸入では、米国産が最大を占める。
裏金をもらおうが何しようが、インフルエンザの恐怖にうち克って豚肉の輸入さえすれば、米国大統領閣下の感謝状をいただける。いやあ、おいしい商売ですねえ。
おいしい商売と言えば、タミフル屋さんは今
新型インフルエンザ:既往症あれば症状重く「タミフル、特効薬でない」--WHO委員
2009年5月2日 毎日新聞(東京夕刊)
世界保健機関(WHO)の緊急委員会委員を務める、国立感染症研究所の田代真人インフルエンザウイルス研究センター長は1日、ジュネーブで記者会見し、新型インフルエンザでも、通常のインフルエンザと同様に既往症を持つ患者の症状が重い傾向があることを明らかにした。(略)
インフルエンザ治療薬・タミフルの有効性も米疾病対策センター(CDC)で確認されたというが、「高熱の期間を1日くらい短くする薬。特効薬ではない」とくぎを刺した。
にもかかわらず、
「復権」した特効薬=需要急増、供給大丈夫?-新型インフルに効果・タミフル
2009/04/30 時事通信
耐性ウイルスの登場や服用後の異常行動で表舞台から姿を消しつつあったインフルエンザ治療薬のタミフルが注目を集めている。世界保健機関(WHO)が新型インフルへの効果を認めたためで、一躍「復権」した形だ。
(略) 07年冬季に耐性を持つウイルスが登場。昨年冬の流行シーズンでは、ほとんどの型のウイルスで効きが悪かったとされる。
服用後の飛び降りなど異常行動との関連も一時取りざたされ、医師の敬遠に拍車を掛けていた。一方で、メキシコを中心に猛威を振るう新型インフルには効果があることが判明。世界的に需要が高まる中、日本政府も3300万人分ある備蓄をさらに増やす方針だ。
と、ここにも豚風邪を崇め奉る人々がいるようだ。
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