2009-05-16(Sat)
心と責任 いい加減のススメ
「木の家で子どもを守れ」 第8章
■心と責任 いい加減のススメ
最初からずっと「子どもを守れ」と言い続けている。で、子どもの何を守るんだろう、と自問自答してみた。もちろん命も守らなくちゃならないし、命までいかなくても健康も守らなくちゃならないし、健康にも体の健康も心の健康もあるわけだし、今だけでなくて将来も守らなくちゃならないし、将来にだって将来の社会や経済という意味もあれば環境という意味もある。考えていけばもっとあるだろう。こんな何でもかんでもを「木の家」で守るなんて無謀な話だし、夜郎自大、大法螺吹きの類になってしまう。
つきつめればやはり、心を守るってことなのだと思う。そう言いつつ、最近は「こころ」という言葉をすごく使いにくくなったとも思う。何でもかんでも「こころ」の問題、「こころ」のせいにして、「こころ」さえナントカすればすべて解決するかのような主義主張がまかり通っているからだ。
その代表選手が文部科学省のやってる「心の教育」「心のノート」だろう。小学校低学年、中学年、高学年、中学生と4種類の心のノートっていうのがあって、それぞれに「これがいい子ちゃんですよ」という道徳を書いてある。まあ、書いてあること自体はそんなに無茶苦茶なことではない。子どもがみんなこんないい子ちゃんだったら気持ち悪いなとは感じるけれど。「思いやる心」とか「地球に生まれたことの意味」とか「人類の平和と幸福」なんて言葉が並んでいる。
ただ、どうしても余計なお世話っていう気がする。というか、こんなものを読んで「うん、そうだなあ」なんて心から納得する子どもがいるんだろうか?
(つづきはこちらで)
■心と責任 いい加減のススメ
最初からずっと「子どもを守れ」と言い続けている。で、子どもの何を守るんだろう、と自問自答してみた。もちろん命も守らなくちゃならないし、命までいかなくても健康も守らなくちゃならないし、健康にも体の健康も心の健康もあるわけだし、今だけでなくて将来も守らなくちゃならないし、将来にだって将来の社会や経済という意味もあれば環境という意味もある。考えていけばもっとあるだろう。こんな何でもかんでもを「木の家」で守るなんて無謀な話だし、夜郎自大、大法螺吹きの類になってしまう。
つきつめればやはり、心を守るってことなのだと思う。そう言いつつ、最近は「こころ」という言葉をすごく使いにくくなったとも思う。何でもかんでも「こころ」の問題、「こころ」のせいにして、「こころ」さえナントカすればすべて解決するかのような主義主張がまかり通っているからだ。
その代表選手が文部科学省のやってる「心の教育」「心のノート」だろう。小学校低学年、中学年、高学年、中学生と4種類の心のノートっていうのがあって、それぞれに「これがいい子ちゃんですよ」という道徳を書いてある。まあ、書いてあること自体はそんなに無茶苦茶なことではない。子どもがみんなこんないい子ちゃんだったら気持ち悪いなとは感じるけれど。「思いやる心」とか「地球に生まれたことの意味」とか「人類の平和と幸福」なんて言葉が並んでいる。
ただ、どうしても余計なお世話っていう気がする。というか、こんなものを読んで「うん、そうだなあ」なんて心から納得する子どもがいるんだろうか?
(つづきはこちらで)
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