2010-01-21(Thu)
どうやら勝負あったようだ
ものごとには、塩梅というものがある。いくら梅干しでも、山のように塩を入れたのでは、口に入れることもできない。
検察・マスゴミ・自民連合の醜悪な姿は、まさに塩を大量に入れすぎた梅干し状態なのだ。
多くの人が、「いくら何でも食えないよ」と思い始めている。
マスゴミ各社の中でも、産経の書き方は常軌を逸しており、なんだかスポーツ新聞のプロレス記事のようになってきた。ここまでイッちゃうと、反小沢の人でもまじめに怒る気が失せてしまうのではないかと、敵ながら心配してしまう。
それに次いで感情的になっているのが、毎日だ。創価学会からの圧力が相当あるのかもしれない。自民党ですら参考人招致と言っているのに、小沢氏は自ら証人喚問に出よなどと書いている。
読売は、ここにきて少々トーンダウンして、民主党内の動揺を書き立てるくらいしかできなくなっているのは寂しい限りだ。もっとシツコクして嫌われたらいいのに。
反とまではいかないが、非小沢の立場であるジャーナリストの上杉隆さんも、昨年3月とはだいぶん違った意見を述べている。
小沢問題で検察リークに踊らされるメディアへの危惧
(ダイヤモンド 2010.1.21)
今週の「週刊朝日」に書いた原稿「検察の狂気」への反応の大きさに驚いている。タイトルは編集部のつけたものであり、筆者の意図は単純な検察批判にはない。むしろ、批判の矛先は報道する側の記者クラブメディアにある。
(略)
昨年3月、西松建設事件の発端となる大久保秘書の逮捕された直後、筆者はフジテレビの報道番組『新報道2001』に出演した。
(略)
「私自身、議員秘書経験がありますが、その立場からしても、政治資金収支報告書の記載漏れでいきなり身柄を取るのはあまりに乱暴すぎるように思う。少なくとも逮捕の翌日から、小沢一郎代表(当時)はフルオープンの記者会見で説明を果たそうとしているのだから、同じ権力である検察庁も国民に向けて逮捕用件を説明すべきだ。とくに記者クラブにリークを繰り返している樋渡検事総長と佐久間特捜部長は堂々と記者会見で名前を出して話したらどうか」
昼過ぎ、スタジオを出た筆者の元に検察庁担当の社会部記者から電話が入った。
「お前まずいぞ、(検察側の)実名を出しただろう。『調子に乗りやがって』と、検察は怒っていたぞ。心配して言ってんだ。本当に、気をつけた方がいいぞ」
彼の話によると、本気でやろうと思えば、痴漢だろうが、交通違反だろうが、あらゆる手段を使ってでも、狙われたら最後、捕ってくるというのだ。たとえば道を歩いていて、他人の敷地に間違えて足を踏み入れただけで不法侵入の疑いで持っていかれるかもしれないということだった。
(後略 引用以上)
上杉氏も、昨年3月の大久保氏逮捕直後には、
違法献金を否定する小沢代表には、疑惑を晴らす義務がある
と言っていたのである。
この記事にあるとおり、どんな些細なことでも小沢を逮捕拘留してやろうという魂胆を検察は持っているだろうから、まだまだ楽観はできない。
が、仮にそうなったとしても、検察はその目的を達成できない可能性が大きくなってきた。
つまり、検察とマスゴミと自民が、あまりに暴走する余り、国民の小沢一郎への見方が変わってきたからだ。
小沢=ダーティというイメージを振りまくところまでは、敵の作戦はうまくいっていた。
そのへんで矛を収めていればよかったのに、本気で小沢を逮捕しようとしたのがいけなかった。いくら焦っても決定打が見つからない。焦る余りに、誰もが「ちょっと変やで」と感じるくらいに、塩を入れすぎてしまったのだ。
たしかに、小沢=ダーティのイメージは簡単にはなくならない。
が、それはわかった上で国民は現政権を生み出した。
うわべだけキレイで役に立たない政治家よりも、少々ダーティなイメージがあっても、ちゃんと働く政治家のほうが良いに決まっている。
だから、小沢さんは、事情聴取に出かける前に、全国民に向かって渾身の演説をするべきだ。
日々汗を流すオッチャンオバチャン、仕事がなくて困ってるニイチャンネエチャン、将来の不安に押しつぶされそうなパパママ、みんなに向かって、自分の信条を、生き甲斐を、本音を語ってから検察庁に出かけるべきだ。
そうすれば、万が一その場で逮捕されるようなことがあっても、小沢さん、あなたは負けることはない。
この対立は、マスゴミの煽るような、小沢VS検察 なんかじゃない。
あるのは、日々に追われる生活者VS特権階級 だ。
だから、小沢さん。今あなたは、顔も知らない多くの民とともにある。
ひとりで闘うのではく、国民を信じて本気で訴えてほしい。
カネの出所云々ではなく、この国をどうしたいのか、そのために国民に何をしてほしいのか、語るべきではないか。
それが、すべて賛成ではなくても心に届けば、小沢さん、あなたの勝利だ。
たとえ逮捕されても、それは勲章になる。
いずれにしても、自民も公明もヒドすぎるため、参議院選はむしろ民主党の勝ちすぎを心配している。
社民党は、この機に乗じて、クーデター軍に対するレジスタンスを先導して、思い切り目立つチャンスじゃないか。
モゴモゴ言っている場合じゃあない。しっかりしてくれ!
と、気がついたら三時前か・・・
また明日は眠いなあ

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検察・マスゴミ・自民連合の醜悪な姿は、まさに塩を大量に入れすぎた梅干し状態なのだ。
多くの人が、「いくら何でも食えないよ」と思い始めている。
マスゴミ各社の中でも、産経の書き方は常軌を逸しており、なんだかスポーツ新聞のプロレス記事のようになってきた。ここまでイッちゃうと、反小沢の人でもまじめに怒る気が失せてしまうのではないかと、敵ながら心配してしまう。
それに次いで感情的になっているのが、毎日だ。創価学会からの圧力が相当あるのかもしれない。自民党ですら参考人招致と言っているのに、小沢氏は自ら証人喚問に出よなどと書いている。
読売は、ここにきて少々トーンダウンして、民主党内の動揺を書き立てるくらいしかできなくなっているのは寂しい限りだ。もっとシツコクして嫌われたらいいのに。
反とまではいかないが、非小沢の立場であるジャーナリストの上杉隆さんも、昨年3月とはだいぶん違った意見を述べている。
小沢問題で検察リークに踊らされるメディアへの危惧
(ダイヤモンド 2010.1.21)
今週の「週刊朝日」に書いた原稿「検察の狂気」への反応の大きさに驚いている。タイトルは編集部のつけたものであり、筆者の意図は単純な検察批判にはない。むしろ、批判の矛先は報道する側の記者クラブメディアにある。
(略)
昨年3月、西松建設事件の発端となる大久保秘書の逮捕された直後、筆者はフジテレビの報道番組『新報道2001』に出演した。
(略)
「私自身、議員秘書経験がありますが、その立場からしても、政治資金収支報告書の記載漏れでいきなり身柄を取るのはあまりに乱暴すぎるように思う。少なくとも逮捕の翌日から、小沢一郎代表(当時)はフルオープンの記者会見で説明を果たそうとしているのだから、同じ権力である検察庁も国民に向けて逮捕用件を説明すべきだ。とくに記者クラブにリークを繰り返している樋渡検事総長と佐久間特捜部長は堂々と記者会見で名前を出して話したらどうか」
昼過ぎ、スタジオを出た筆者の元に検察庁担当の社会部記者から電話が入った。
「お前まずいぞ、(検察側の)実名を出しただろう。『調子に乗りやがって』と、検察は怒っていたぞ。心配して言ってんだ。本当に、気をつけた方がいいぞ」
彼の話によると、本気でやろうと思えば、痴漢だろうが、交通違反だろうが、あらゆる手段を使ってでも、狙われたら最後、捕ってくるというのだ。たとえば道を歩いていて、他人の敷地に間違えて足を踏み入れただけで不法侵入の疑いで持っていかれるかもしれないということだった。
(後略 引用以上)
上杉氏も、昨年3月の大久保氏逮捕直後には、
違法献金を否定する小沢代表には、疑惑を晴らす義務がある
と言っていたのである。
この記事にあるとおり、どんな些細なことでも小沢を逮捕拘留してやろうという魂胆を検察は持っているだろうから、まだまだ楽観はできない。
が、仮にそうなったとしても、検察はその目的を達成できない可能性が大きくなってきた。
つまり、検察とマスゴミと自民が、あまりに暴走する余り、国民の小沢一郎への見方が変わってきたからだ。
小沢=ダーティというイメージを振りまくところまでは、敵の作戦はうまくいっていた。
そのへんで矛を収めていればよかったのに、本気で小沢を逮捕しようとしたのがいけなかった。いくら焦っても決定打が見つからない。焦る余りに、誰もが「ちょっと変やで」と感じるくらいに、塩を入れすぎてしまったのだ。
たしかに、小沢=ダーティのイメージは簡単にはなくならない。
が、それはわかった上で国民は現政権を生み出した。
うわべだけキレイで役に立たない政治家よりも、少々ダーティなイメージがあっても、ちゃんと働く政治家のほうが良いに決まっている。
だから、小沢さんは、事情聴取に出かける前に、全国民に向かって渾身の演説をするべきだ。
日々汗を流すオッチャンオバチャン、仕事がなくて困ってるニイチャンネエチャン、将来の不安に押しつぶされそうなパパママ、みんなに向かって、自分の信条を、生き甲斐を、本音を語ってから検察庁に出かけるべきだ。
そうすれば、万が一その場で逮捕されるようなことがあっても、小沢さん、あなたは負けることはない。
この対立は、マスゴミの煽るような、小沢VS検察 なんかじゃない。
あるのは、日々に追われる生活者VS特権階級 だ。
だから、小沢さん。今あなたは、顔も知らない多くの民とともにある。
ひとりで闘うのではく、国民を信じて本気で訴えてほしい。
カネの出所云々ではなく、この国をどうしたいのか、そのために国民に何をしてほしいのか、語るべきではないか。
それが、すべて賛成ではなくても心に届けば、小沢さん、あなたの勝利だ。
たとえ逮捕されても、それは勲章になる。
いずれにしても、自民も公明もヒドすぎるため、参議院選はむしろ民主党の勝ちすぎを心配している。
社民党は、この機に乗じて、クーデター軍に対するレジスタンスを先導して、思い切り目立つチャンスじゃないか。
モゴモゴ言っている場合じゃあない。しっかりしてくれ!
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