2010-04-13(Tue)

民主党岐阜県連といえば

記憶力のめっきり衰えた私の脳みそにも、ちょっとだけ憶えているニュースがある。

小見山氏擁立を正式決定 参院選で民主県連
2010年03月01日 岐阜新聞

 民主党県連は28日、夏の参院選岐阜選挙区(改選数2)に、自民党の松田岩夫元科学技術担当相(参院岐阜)の元政策秘書小見山幸治氏(47)を擁立することを正式に決めた。1日に民主党本部に公認申請する。擁立決定は山下八洲夫氏(67)に続いて2人目。

 小見山氏は「国民が選んだ新しい改革を進められるのは、しがらみのない民主だけ。自民支持層が政治に参加する環境もつくる」と、民主から出馬する理由を説明。「松田氏も支援するとしている」と述べた。

 平田健二県連代表は「2議席獲得には従来の民主以外(の組織)からの擁立が必要」とし、自民支持層の切り崩しに期待。常任幹事会では、12年前に民主の推薦を受けて当選しながら自民に戻った松田氏の政党歴を疑問視する声や「公募からの擁立を断念しながら、なぜ松田氏秘書なのか」などとの異論も出たが、最後は全会一致で決まった。

(以下略)

2人区で2人の候補を擁立する方針は、政治を眠らせないという、非常にアグレッシブな方針だと思う。
支持率が落ちているからこそ、必死になって火の玉で臨まなくてはならないときに、安穏と議席を分け合って、公示前から当選確実なんていうことを許さない。その方針は全く正しいと思う。

たとえ、中には一つ二つ共倒れになることがあったとしても、選挙全体としてそのような根性と胆力で臨んでもらわなくては、困る。だらけた雰囲気の中からは、容易に分裂が起きる。今の自民党のように。

分裂は、反小沢大連合となるだろう。すなわち、アメリカ完全従属路線への回帰だ。
それが、どういう党名であろうと、顔ぶれであろうと、そうならざるをえない。
その時は、平沼赳夫は、またしても一人捨てられて 立ち枯れ平沼 となるだろう。

なんとしてもそうした事態を防ぎ、分裂と混乱を防ぐために、打ち出された方針が二人擁立であり、過半数絶対獲得という方針だろう。民主党に言いたいことは原発のことを筆頭に色々あるけれども、現実的な問題としては正しい選挙方針と言わざるをえない。

だいたい、大体、国民が飢え始めているこんなときに、合従連衡にうつつを抜かすなんてサイテイだ。
官僚だろうが政治家だろうが民間だろうが、完全従米時代の利権にしがみつく連中を、なんとしても押さえつけて、早いこと「国民が普通に食える」ようにしてもらはなくては。
国民の生活が第一!

その、気が遠くなるような重責を、この選挙をたたかう民主党の組織に背負わせたのが、小沢一郎という男だ。
だから、もともと反小沢ではない勢力でも、この重圧に耐えられないコンジョ無しからは、悲鳴が上がっている。

その代表が、冒頭に取り上げた岐阜県連だということだろう。

小宮山という人は、元自民党議員の秘書だったと言うことしか知られていないので、その範囲で判断すれば、自民をつぶして二人勝つという方針からすれば最適な人材であるといえる。
公募の最中に一本吊りしたということで、民主党県連の中では反対があったようだが、勝てる候補者を捜すのが県連の仕事であり、公募も一本吊りもその手段に過ぎない。
そんなことで、あーだこーだ言うのは、先に述べた二人必勝の重圧に耐えられないから、逃げをうっているのだろう。

議席独占狙う民主、議席死守目指す自民
参院選候補出そろう 「公募制」に批判の声も

2010.3.4 岐阜新聞

それでも、なんとか党県連大会を収めたものの、岐阜選出の自民党参議の藤井孝男が「たちがれ日本」に参加したことで、またしてもアタフタし始めた。
もともと、負けたらどうしよう、と負けたときの責任逃れにばかり頭をフル回転させていた連中にすれば、たかが立ち枯れの一本に、ビビリあがったに違いない。

かくして、このような醜態を晒すにいたったと思われる。

民主県連、党本部に新体制構築を申し入れ
2010年04月12日 岐阜新聞

県連代表の平田健二という人は、党の幹事長代理でもあり、むしろ小沢一郎を支持する言動が目立つ。それでも抑えきれないくらいの圧力が県連の中にあるということは、間違いなさそうだ。
ここらでひとこと言っておけば、あとで「だから言ったじゃないか」と言い訳できる。


ただ、こういう現場のオロオロとしたアセリを冷笑するのは簡単だけれども、本当の当事者は私たち有権者だ。
立ち枯れとか、みんなNO!とか おかしな自民党別働隊に惑わされて、選挙が終わったとたんに、あっちとこっちがくっついたとか、分かれたとか、そんな話ばかりで何ヶ月もの時間が過ぎていったら、誰が誰が得をするか、よくよく考えて投票しなくては。

記憶力が衰えたうえに、あまりにも激しい三寒四温に負けて風邪を引いた頭で、そんなことを考えた。


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嫌いだから否定するってのはいい大人がすることじゃない!

 日テレで民主党議員にアンケートを採ったところ3分の1の議員が小沢辞職を口にしたとか。まあ、こんなのは端っから信用する気もない。もしかして執行部を一新しろと書いたのは生....

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閣僚が今頃消費税増税なんて言っている時点で
今年の選挙の民主ボロ負けは確定

特別会計から何十兆円持ってくるという話はどうなったのよ?

特別会計から何十兆円持ってくるとはっきりマニフェストにかけよ

No title

なんでも好意的に考えすぎでは。小沢さんのやることが先にあって、それを全て正しい、と考えるのではなく、一つ一つ慎重に考えた方がいいかと。

普天間基地について、鳩山政権は今徳之島に照準を合わせているようですが、これも「反対を引き出すための全国行脚」でしょうか?しかしそれだと普天間基地が永続してしまいますが、それでもいいのでしょうか。
これも、鳩山・小沢の失敗でなくしてなんでしょう。

色々と素晴らしい着眼点のあるブログなだけに、小沢・鳩山というこだわりを捨てて、自由な観点からものごとを観察すべきだと思います。

普天間基地の全国行脚
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-831.html

詩 日本低国&「一票の平等を!」

敗戦後すぐに
占領軍のマッカーサー元帥が
「日本人は12歳くらいの子供」とのたまったらしいけど
本当は60歳くらいの老人だったのかもしれない
子供還りしつつあった

最近の日本人はいよいよ
勉強したり本を読んだりしないので
認知症状がいよいよ激しくなってきた
100歳くらいの老人なのかもしれない

老人は過去の思い出に浸りがちで
子供でさえもが
「昔の方が良かった」などという日本人が増えつつある

日本バッシングから日本パッシングへと
最近では日本ナッシングから
いよいよどこもかしこも
ゴミタメへと変貌しつつある日本低国

◆一票平等と遵法と税の公平とは民主主義の根本だと思う。
一票平等についてだけ言うと、人口で約500万人の北海道と約200万人の岐阜が参議院では同じ定数二。
最低でも、人口による格差を二倍以下にするか、アメリカのように、50万人単位で議員数を自動的に増減する法律が必要だと思う。

No title

 岐阜県連もずいぶんとぬるいですね。
 守りの選挙など20年早い。今こそ攻めに出なければ。
 自民党があたふたして千載一遇のチャンスなのになぜ手をこまねいて見ているのかといらいらさせられます。小沢にいちゃもんつける暇があったらキリキリ働けと声を大にして言いたいです。
 古い記事ですがトラックバックさせていただきました。

No title

援護射撃、ありがとうございます。v-66
自由党 近畿ブロック
国民の生活が第一!
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