2010-06-02(Wed)
けっこう本気で「馬淵首相」を期待する
鳩山は、おそらく次の手を考えていた。
アメリカ議会のグアム移転予算が通り次第、日米合意を修正しようとしていたのではないか。
少なくとも、ある程度の時間枠の中で、反撃に出る気持ちはあったようだ。
対アメリカの交渉で、一方的に産軍複合体の側だけと接触していたとは考えにくい。
外務や防衛の官僚はそうだったかもしれないが、鳩山のネットワークがそれだけとは思えない。
そして、当初は国外移設の感触を得ていたのだろう。
それが、アメリカの経済の悪化、オバマの凋落とクリントンの台頭、それに並行した産軍複合体の影響力の復活。
こうした要素が、当初の方向を転換させ、ハトの思惑は外れに外れ、こういう結果にあいなった。
次に、仕組まれたのが、福島さんの罷免だ。
たとえゴマカシでも、政府方針から辺野古を削り、首相発言で乗り切る手もないわけではなかった。
しかし、実際には、福島さんが絶対に妥協できない、辺野古明記の閣議決定となった。
それで「ウルサイのがいなくなって清々した」と言うのならば、そうした鳩山の決断もありうるのだろうが、逆にそれが原因で自分が辞任するのだから、どうしたってオカシイ。
「何か」をネタに、脅迫されていたののではないか、と思わざるを得ない。
そして、その脅迫の最後の仕上げが、小沢への辞任要請。
鳩山が一緒にやめてくれ、と言えば、小沢としては嫌とは言えない。
ジエンド だ。
5月に入ってからのハトの動きは、すべて何かに脅迫され、強制されているようだ。
辺野古で合意し、福島大臣を罷免し、社民党を離脱させ、最後は小沢を道連れにして辞める。
最悪だ。
小沢一郎の力が、今後どれだけ発揮されるのか、されないのか、全くわからない。
政治とカネの問題なんて、国民は本音ではたいしたこととは思っていない。
マスゴミが大騒ぎするから、聞かれれば「セツメイセキニンが」どうのと答えるけれども、本当に大事なことは自分たちの生活を守ってくれるかどうか だ。
だから、この普天間をめぐる5月の騒動さえなければ、参議院選はまだまだわからなかった。
が、もしここで前原なんぞが首相にでもなった日には、自民党は大喜びするけれども、国民は絶望だ。
普天間で辞任した鳩山の後に、その責任者の一人がノウノウと後釜にすわるなんていうそのセンスにがっくりだし、なんといっても、前原は高速道路を値上げしようとした張本人として、国民には認知されている。
もっとも、高速道路の値上げなんていうのは、前原の数々の大罪の中ではちっぽけなモンだけれど。
下馬評どおり菅直人が首相になったとしても、増税で選挙をするような馬鹿な真似をして、勝てるわけがない。
あえて前面に出ずに温存されてきた菅直人になる可能性は大きそうだが、財務官僚に取り込まれてしまった状態では、経済政策でつまずくだろう。
そこで、可能性も何も考えずに、馬渕澄夫首相ではどうか。
馬淵さんならば、反小沢グループも文句ないだろう。
しかし、前原の下で働くことによって、反小沢グループのおぞましい実態もよく理解しているはずだ。

政治家としてのしたたかさと、実行力をもちながら、企業献金を受け取らないということも徹底している。
あの耐震偽装事件で活躍したことで、国民への知名度もある。
若いといっても、オバマよりも一つ上だ。
小沢一郎が最高顧問兼選対本部長になり、菅直人には官房長官になってもらって、馬淵澄夫首相。
起死回生の策はこれしかない!

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アメリカ議会のグアム移転予算が通り次第、日米合意を修正しようとしていたのではないか。
少なくとも、ある程度の時間枠の中で、反撃に出る気持ちはあったようだ。
対アメリカの交渉で、一方的に産軍複合体の側だけと接触していたとは考えにくい。
外務や防衛の官僚はそうだったかもしれないが、鳩山のネットワークがそれだけとは思えない。
そして、当初は国外移設の感触を得ていたのだろう。
それが、アメリカの経済の悪化、オバマの凋落とクリントンの台頭、それに並行した産軍複合体の影響力の復活。
こうした要素が、当初の方向を転換させ、ハトの思惑は外れに外れ、こういう結果にあいなった。
次に、仕組まれたのが、福島さんの罷免だ。
たとえゴマカシでも、政府方針から辺野古を削り、首相発言で乗り切る手もないわけではなかった。
しかし、実際には、福島さんが絶対に妥協できない、辺野古明記の閣議決定となった。
それで「ウルサイのがいなくなって清々した」と言うのならば、そうした鳩山の決断もありうるのだろうが、逆にそれが原因で自分が辞任するのだから、どうしたってオカシイ。
「何か」をネタに、脅迫されていたののではないか、と思わざるを得ない。
そして、その脅迫の最後の仕上げが、小沢への辞任要請。
鳩山が一緒にやめてくれ、と言えば、小沢としては嫌とは言えない。
ジエンド だ。
5月に入ってからのハトの動きは、すべて何かに脅迫され、強制されているようだ。
辺野古で合意し、福島大臣を罷免し、社民党を離脱させ、最後は小沢を道連れにして辞める。
最悪だ。
小沢一郎の力が、今後どれだけ発揮されるのか、されないのか、全くわからない。
政治とカネの問題なんて、国民は本音ではたいしたこととは思っていない。
マスゴミが大騒ぎするから、聞かれれば「セツメイセキニンが」どうのと答えるけれども、本当に大事なことは自分たちの生活を守ってくれるかどうか だ。
だから、この普天間をめぐる5月の騒動さえなければ、参議院選はまだまだわからなかった。
が、もしここで前原なんぞが首相にでもなった日には、自民党は大喜びするけれども、国民は絶望だ。
普天間で辞任した鳩山の後に、その責任者の一人がノウノウと後釜にすわるなんていうそのセンスにがっくりだし、なんといっても、前原は高速道路を値上げしようとした張本人として、国民には認知されている。
もっとも、高速道路の値上げなんていうのは、前原の数々の大罪の中ではちっぽけなモンだけれど。
下馬評どおり菅直人が首相になったとしても、増税で選挙をするような馬鹿な真似をして、勝てるわけがない。
あえて前面に出ずに温存されてきた菅直人になる可能性は大きそうだが、財務官僚に取り込まれてしまった状態では、経済政策でつまずくだろう。
そこで、可能性も何も考えずに、馬渕澄夫首相ではどうか。
馬淵さんならば、反小沢グループも文句ないだろう。
しかし、前原の下で働くことによって、反小沢グループのおぞましい実態もよく理解しているはずだ。

政治家としてのしたたかさと、実行力をもちながら、企業献金を受け取らないということも徹底している。
あの耐震偽装事件で活躍したことで、国民への知名度もある。
若いといっても、オバマよりも一つ上だ。
小沢一郎が最高顧問兼選対本部長になり、菅直人には官房長官になってもらって、馬淵澄夫首相。
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