2010-10-05(Tue)
「政治とカネ」の呪文は賞味期限切れ
大原則に戻る必要がある。
言うまでもないが、民主党政権は民意でできた。
いくら仙ダニや菅が権力を簒奪したとは言え、そもそも民主党政権は圧倒的な民意によってできた。
だから、根本的に民意を得ることのできないヤツが盗っ人猛々しく政権の座に座っているならば、遠からず瓦解する運命にある。
これは、まだかろうじて軍事独裁でない日本においては、まだそう言えるはずだ。
もちろん、マスゴミの誘導によって、多くの人が軍事独裁国家と同じくらいの洗脳状態にされてしまったのも事実。
だが、あまりにやり過ぎたマスゴミの姿は、返って相当数の民の目に胡散臭いモノとして映るようになった。
「政治とカネ」の魔法の呪文も、いよいよ効き目が薄れてきたのである。
それだけ、日本の民は鍛えられたといえる。
民意は、昨年夏の政権交代の時よりも、さらに一回り強くたくましくなりつつある。
自分の支部がラクチンな選挙をさせてもらえなかった恨み辛みで小沢氏を憎む牧野聖修という輩が、国対委員長代理をやめなくちゃならなくなったのも、その表れ。
自分では国民の支持をえられると思って震える声で「離党しろ」なんて言ったモノだから、吐いたツバは見事に自分の顔に落ちてきた。
ざまあみろ

昨日の記事で、分析が必要だと言うことを書いた。
今現在、どういう勢力が小沢氏を潰そうとしているのか。
そのことによって、何を得ようとしているのか。
敵が明確で一枚岩であれば、いちいち分析するまでもない。
が、今はそうではない。
少なくとも、旧利権にしがみつく勢力と、旧体制を壊して新たなアメリカンスタンダードに従わせようという勢力とは、明らかに分裂している。
これは、民主党も、自民党も、アメリカサイドも、それぞれの中で分裂している。
旧利権屋も、新アメリカンスタンダードも、どちらにとっても小沢氏に象徴される 「国民の生活が第一」 という看板は目の上のたんこぶ、のど元の匕首だ。
だから、一見同じ敵に見えるけれども、微妙なズレは明らかに表面化しつつある。
この敵の混乱を見逃す手はない。
だから、分析することは、今は大事なことだと思うのである。
その一方で、敵を分析するだけでなく、私たち民のチカラも改めて見直してみたい。
マスゴミという圧倒的な情報の洪水に対し、なんだか結構良い線行ってるじゃん と言う気がしているのは私だけだろうか。
あまりにお気楽なのだろうか。
いや、やはり私のお気楽のせいばかりではないと思うのである。
はっきりと変化が現れた、いわゆる潮目になったのは、民主党代表選の公開討論であった、と私は考えている。
ある意味、菅直人のあの情けない性格のお陰で、小沢一郎という人の姿がはじめて国民に際立って映った。
そして、その後の2週間で完全に民意の流れは変化したと思う。
その背景には、岩上さんや多くのフリージャーナリスト、あるいは週刊朝日の奮闘などもあった。
しかし、逆に言えば、週刊朝日があそこまでやれるのは、それが売れるからだ。
今年の初めころまでであれば、不買運動が起きたかもしれない。
そして、あの大阪地検特捜部の事件だ。
なにせ、小沢氏を起訴相当と議決した、その背景をかつて作っていた検事が逮捕されてしまったのだから、審査会事務局も発表するタイミングには困り果てたことだろう。

挙げ句の果てに、検察が不起訴として事実とは関係のないことを、議決の理由に挙げているという。
これは、完全な越権行為だ。
郷原氏の言うとおり、この議決は本来無効のはず。
少なくとも、事務的に引っ込めて、議決をやり直すべきだ。
そんなこんなで、4月の1回目の議決の時とは、まったく受け止め方が変わってしまったのである。
「選ばれた」審査委員も、こんなはずじゃなかった と思っているだろう。
ヘタをすれば、検察審査委員の不法行為として、告発されるかもしれない。
まだ、民衆が街頭に躍り出したりとか、はっきりした数として表舞台に出てきたわけではないが、底流はあきらかに動いているということは、私たち自身が少しずつ自信を持って良いんじゃないだろうか。
その上で、もちろん、状況はうれしいわけではない。
アメリカの凋落は、これから本格化し、それにつれて信じられないような傍若無人な要求(強要)が押し寄せてくるだろう。
その奔流に転がりつつも、旧利権屋どもは握った金づるを離すまいと、まわりの迷惑顧みずのたうち回るだろう。
だが、何が来たとしても、私たちは生き延びて行かなくちゃあならない。
家族を守らなくちゃならない。
その覚悟を腹に据えて、いたずらに落ち込まずにジワジワ進んでいきたい。
多くの人がそうやって匍匐前進していって、ふと見回すと、まわりに同じような仲間がたくさんいた、という光景になることを願いつつ。

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言うまでもないが、民主党政権は民意でできた。
いくら仙ダニや菅が権力を簒奪したとは言え、そもそも民主党政権は圧倒的な民意によってできた。
だから、根本的に民意を得ることのできないヤツが盗っ人猛々しく政権の座に座っているならば、遠からず瓦解する運命にある。
これは、まだかろうじて軍事独裁でない日本においては、まだそう言えるはずだ。
もちろん、マスゴミの誘導によって、多くの人が軍事独裁国家と同じくらいの洗脳状態にされてしまったのも事実。
だが、あまりにやり過ぎたマスゴミの姿は、返って相当数の民の目に胡散臭いモノとして映るようになった。
「政治とカネ」の魔法の呪文も、いよいよ効き目が薄れてきたのである。
それだけ、日本の民は鍛えられたといえる。
民意は、昨年夏の政権交代の時よりも、さらに一回り強くたくましくなりつつある。
自分の支部がラクチンな選挙をさせてもらえなかった恨み辛みで小沢氏を憎む牧野聖修という輩が、国対委員長代理をやめなくちゃならなくなったのも、その表れ。
自分では国民の支持をえられると思って震える声で「離党しろ」なんて言ったモノだから、吐いたツバは見事に自分の顔に落ちてきた。
ざまあみろ

昨日の記事で、分析が必要だと言うことを書いた。
今現在、どういう勢力が小沢氏を潰そうとしているのか。
そのことによって、何を得ようとしているのか。
敵が明確で一枚岩であれば、いちいち分析するまでもない。
が、今はそうではない。
少なくとも、旧利権にしがみつく勢力と、旧体制を壊して新たなアメリカンスタンダードに従わせようという勢力とは、明らかに分裂している。
これは、民主党も、自民党も、アメリカサイドも、それぞれの中で分裂している。
旧利権屋も、新アメリカンスタンダードも、どちらにとっても小沢氏に象徴される 「国民の生活が第一」 という看板は目の上のたんこぶ、のど元の匕首だ。
だから、一見同じ敵に見えるけれども、微妙なズレは明らかに表面化しつつある。
この敵の混乱を見逃す手はない。
だから、分析することは、今は大事なことだと思うのである。
その一方で、敵を分析するだけでなく、私たち民のチカラも改めて見直してみたい。
マスゴミという圧倒的な情報の洪水に対し、なんだか結構良い線行ってるじゃん と言う気がしているのは私だけだろうか。
あまりにお気楽なのだろうか。
いや、やはり私のお気楽のせいばかりではないと思うのである。
はっきりと変化が現れた、いわゆる潮目になったのは、民主党代表選の公開討論であった、と私は考えている。
ある意味、菅直人のあの情けない性格のお陰で、小沢一郎という人の姿がはじめて国民に際立って映った。
そして、その後の2週間で完全に民意の流れは変化したと思う。
その背景には、岩上さんや多くのフリージャーナリスト、あるいは週刊朝日の奮闘などもあった。
しかし、逆に言えば、週刊朝日があそこまでやれるのは、それが売れるからだ。
今年の初めころまでであれば、不買運動が起きたかもしれない。
そして、あの大阪地検特捜部の事件だ。
なにせ、小沢氏を起訴相当と議決した、その背景をかつて作っていた検事が逮捕されてしまったのだから、審査会事務局も発表するタイミングには困り果てたことだろう。

挙げ句の果てに、検察が不起訴として事実とは関係のないことを、議決の理由に挙げているという。
これは、完全な越権行為だ。
郷原氏の言うとおり、この議決は本来無効のはず。
少なくとも、事務的に引っ込めて、議決をやり直すべきだ。
そんなこんなで、4月の1回目の議決の時とは、まったく受け止め方が変わってしまったのである。
「選ばれた」審査委員も、こんなはずじゃなかった と思っているだろう。
ヘタをすれば、検察審査委員の不法行為として、告発されるかもしれない。
まだ、民衆が街頭に躍り出したりとか、はっきりした数として表舞台に出てきたわけではないが、底流はあきらかに動いているということは、私たち自身が少しずつ自信を持って良いんじゃないだろうか。
その上で、もちろん、状況はうれしいわけではない。
アメリカの凋落は、これから本格化し、それにつれて信じられないような傍若無人な要求(強要)が押し寄せてくるだろう。
その奔流に転がりつつも、旧利権屋どもは握った金づるを離すまいと、まわりの迷惑顧みずのたうち回るだろう。
だが、何が来たとしても、私たちは生き延びて行かなくちゃあならない。
家族を守らなくちゃならない。
その覚悟を腹に据えて、いたずらに落ち込まずにジワジワ進んでいきたい。
多くの人がそうやって匍匐前進していって、ふと見回すと、まわりに同じような仲間がたくさんいた、という光景になることを願いつつ。

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