2010-12-10(Fri)

サンタクロースはやってくるのか

ウチの子どもたちは、いまだにサンタを信じているらしい。
上の子などは、ふりをしているだけだろうと高をくくっていたら、どうもそうではない様子。
そろそろ気がついて欲しいんだけど・・・

私が子どものときは、プレゼントどころか、クリスマスなんてものはやってもらえなかった。
おそるおそる文句を言うと、「うちは浄土真宗だ」と、家に仏壇もないくせにオヤジは言ったもんだ。

それもどうかとは思うが、それにしても現代の「サンタ教」もちょっと行き過ぎの気はする。
オヤジの弁ではないが、キリスト教でもない人間が、サンタだけ本気で信じているというのはいかがなものか。

とは言え、目に見えないものを信じる気持ちは大切だとは思っている。
目に見えないものはきっとある。でもそれは、絶対に目には見えない。
そういう感覚は、小さいうちからもっておいたほうがいい。

普通にそういう感覚があれば、目に見えないものを、あたかも見えるかのように言うカルトの胡散臭さを見抜くこともできるだろう。
そんな思いで、世間並みにサンタイベントもこなし、裏の神社へもときどき連れて行って二礼二拍一礼をさせたりもしている。

本当に大事なことは、目に見えない。
誰にも見えない。

ところが、サンタ教は向こうからやってきて、目に見える高価なプレゼントを置いて帰る。
やっぱりこれは良くない。
高価なプレゼントではなく、トールキンのようにサンタからの手紙を置いておくのならばいいのだけど。

日本人の中にある、「お上」意識を、子どもの頃から補強する結果になるのではないかと、心配だ。
なんだかこのサンタ像の源流は、ギブミーチョコレートにあるのではないかと疑ってしまう。
ディズニーランドと並ぶ、彼の国から施される愚民化政策である。


こんなことを考えてしまうのも、今、この国が試されているからだ。
65年間にわたり愚民化の施しを受け、洗脳されてきた日本の国民が、その「成果」として食い物にされるにまかすのか、それとも「我々の生活が第一」という旗を掲げて覚醒するのか。

昨年の政権交代は、たしかに覚醒の第一歩だった。大きな一歩だった。
しかし、惜しむらくは自分の足で進む一歩ではなかった。
向こうから来てくれる一歩だったのである。

まるで、サンタがやってくるように。

しかし、今このとき、もう向こうから来てくれるサンタはいない。
かんから菅民主党は、120%裏切りを決め込み、小沢グループを切って、自民党や公明党と手を結ぼうとしている。
一体、何のための政権交代だったのか。
だれから政権を奪うための、政権交代だったのか。

小沢待望論も、小沢一郎が助けてくれる、という他力本願である限り力をもたない。
土砂降りの雨のような猛烈な弾圧に晒され、仲間であったはずの民主党から最大の攻撃を受けている小沢一郎に、すがりついて助けてもらおうとか、サンタのようにプレゼントをもってきてもらおうなんて考えるのは、どうかしている。

今、日本人が試されているのは、自分の足と頭で動き、考えられるか、ということだ。
誰かが助けてくれるのではなく、自分はこう思う、こうしたい、こうする、ということを自分で決めて表明し行動すること。

小沢一郎が何かしてくれるから支持するのではなく、小沢一郎が弾圧され身動きできないからこそ支持する。
小沢グループが要職に就いているから支持するのではなく、干されているからこそ支持する。

かんから菅を含む敵は、この半年が勝負と考えているようだ。
4月の統一地方選挙までに、考えられる限りの悪行を尽くし、裁判過程とマスゴミ(デマゴーグ)は小沢一郎をとことん辱め、国民を絶望のどん底に落とし込もうと考えている。

怒りを通り越した無力感の海に国民を沈め、自殺者が6万人も9万人にも膨れあがる社会を作ろうとしている。
その絶望感が、ヒステリックな排外主義に暴発する国へと、日本を導こうとしている。

これからの約半年間は、経済的にも大混乱があるだろう。
アメリカ国際はするすると底なしの構えを見せている。
日本のマスゴミはあまり大きく取り上げていないが、ロイターやブルームバーグは大騒ぎだ。

半年間を、生き延びよう。
生命のみならず、気力を、希望を、怒りを燃やして、しぶとくしつこくしっかりと生き抜いてやろう。

サンタさんはプレゼントはもってきてくれないけれども、生きている私たちを見ている。
見ているのがサンタという名前のひげ面おじさんなのかどうかは誰にも分からないけれども、でも、私たちは、ひとりではない。


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

関連記事

comment form

管理者にだけメッセージを送る

comment

> ディズニーランドと並ぶ、彼の国から施される愚民化政策である。

ルース駐日米国大使が、日本の各地で若者たちに「起業のススメ」を説いて回っているという。「みなさんも、高い志を持ちなさい」と。(NHKニュース)
聴いている若者たちの顔つきは、「ギブミーチョコレート」だった。すでに脳をやられている。聞き手の市瀬卓/丁野奈都子氏も右に同じ。
この大使、赴任前に日本に来たことなどないという。だったら、「説いて回る前に、日本の文化、伝統への理解を深めることの方が先ではないのですか」くらい訊くのが当たり前だ。
かつて、来日間もない英会話講師に、大阪を普通にオーサカと発音したら、即座に違うと言われた。「・サカ」だと。
日本の化学者が臨んだノーベル賞受賞式のニュースも哀しいかぎり。彼らの業績を外国より先に日本自らが高く評価できなかったことを恥じることもない。そのくせ、ノーベル賞と聞いただけで無条件降伏という「お上」意識だ。おまけに、日本人の体格・体型に似合うようにデザインされているはずもない燕尾服の姿を、嬉しげにどーした、こーしたと。

No title

後半年が大変なのですか。それは全然知りませんでした。他のコメントにもありましたが、来年位が底だとの事、経済には・・世間の事に疎い私は、今ここで初めてそれを知りました。何年か前ハイパーインフレが起きる事を予測しているブログがありましたが、これから起きる事はそういった事なのでしょうか。まぁ私は税金で生活させて頂いている身であります。今回の政権交代で、何が変わったかと実感したのは、タバコの値上げ位のものであります。小沢氏が表舞台で政治をしてくれれば、そういった風が防げるとは限らないのでしょうが、それでも小沢氏にこれからも期待したいです。
しかし、どうなのでしょう、本当に自殺者が増えたりする様な事態になるのでしょうか。新聞一紙を見ている限りでは、その様な事は取り沙汰されていない様に思われます。

余命1週間かも?

菅首相余命1週間?
茨城県議会議員選挙で、民主党が大敗をすると、緊急両議院総会開催。
ここで菅代表更迭に過半数が賛成すると可決。
そのハードルは高くない。(笑)
民主党を割って出て、連立模索しているのは反小沢派(売国派)かな。
理想的展開ですね。

No title

アメリカ国債の事ですよね...
米国内でも、デフォルトによるハイパーインフレを懸念する人が増えているようです。ハイパーインフレが起こると、市場から食料品を始めとする生活物資が消える可能性が有ります。
米国から輸入している食糧はどうなるのでしょうか? 米国国債を大量に保有する日本円のインパクトも凄まじいのではないでしょうか?
スタインベックの怒りの葡萄や、ラッセル・ベイカーの描いたグローイング・アップの世界を、今度は私達の世代がまた経験するのでしょうか? もしかしたら、あの時の世界大恐慌よりも酷い時代が来るかも知れません。世界中のニュースを見ていると、世界経済が音を立てて崩れ始めたいるように感じます。日本の真の支配者層、官僚様達には、先の世界大恐慌から世界大戦を見ても判るように、適応能力は無いでしょう。しかし、日本の指導者として機能しなければならない国会議員の中で、起こりうる真の世界恐慌に可能性を感じて、行動している人は皆無だと感じます。確かにメディアもメディアで、世界で何が起きているのか報道しないですね。タブロイドレベルでしかない人達に低俗記事を書くのを止めろと言うのは、酷な事かも知れません。
来年、再来年が底だと感じていますが...その過程の中で、大きな戦争が起きないかが心配です。
自由党 近畿ブロック
国民の生活が第一!
KINKILOGO.png
自由党
jiyutoulogo.jpg
山本太郎となかまたち
bnr_nakamatachi.png
生活フォーラム関西
なんとしても政権交代を!
20140723-3.jpg
ひとびとの経済政策研究会
松尾匡氏ら気鋭の経済学者による  政策提言と勉強会
ひとびとの
カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
リンク1
貴重な情報をいただいています
(順不同)
リンク2
ブログ内検索
twitter
田中龍作ジャーナル
20140723-4.gif
マガジン9条
パレスチナ・オリーブ
パレスチナで作られたオリーブオイルやオリーブ石けん。これはお勧め。
palestineolive.jpg
RSSフィード
blogranKing.net

カウンター
最近の記事
プロフィール

明月 こと 山岸飛鳥

Author:明月 こと 山岸飛鳥
木の家プロデュース 明月社 主宰
一級建築士
趣味 キコリ 畑
取り柄 貧乏
Email : info@mei-getsu.com

明月社のアルバム
明月社の作品や家づくりのアイディアなど ちょくちょく更新しています
アルバムLOGO
木の家プロデュース明月社
ホームページをリニューアルしました
meigetsusha.jpg
明月社へのご連絡

名前:
メール:
件名:
本文:

明月社 facebookページ
六甲菜園ブログ
郊外楽園プロジェクトの六甲菜園
rokkou-sides.jpg
おすすめの本
こんな時代だから、お薦めしたい本。アフィリエイトではありません。

自伝的戦後史(羽仁五郎) jidentekisengosi.jpg

おすすめの本 2
日本はなぜ「基地」と「原発」を止められないのか

nihonhanaze.jpg

おすすめの本 3
日本はなぜ「戦争ができる国」になったのか
nihonnhanaze2.jpg
おすすめの本 4
世界超恐慌の正体

sekaichoukyoukou.jpg

おすすめの本 5
そして、日本の富は略奪される

sositenihonnno.jpg

おすすめの本 6
コンクリートが危ない

conclete.jpg

おすすめの本 7
家を建てる。家づくりはたたかいだ

iewotateru.jpg