2010-12-27(Mon)

権力にしがみつく仙谷由人と 権力にとりつかれた菅直人

来年は、子どもに~人という名前をつける親が少なくなるのではないか、と心配してしまうほど、由人と直人の評判が悪い。

もちろん、評判だけでなく本当に悪い。

民主党の代表選のときは、小沢=ダークという固定観念にガチガチになっていた人たちも、自分たちの選択が誤りだったことがわかってきたようだ。
しかし、分かったからと言って引き返せるかどうかは、その人がどこまで頭を突っ込んでしまったかということと、反省して引き返す勇気があるかどうか による。

気の迷いで菅を支持した人は、すぐにでも引き返せるが、一線を越えてしまって、かつ、誤りを認める勇気のないものは、誤りであることを心の中で自覚するが故に、いっそう開き直る。
最悪の事態に向かって無限の悪循環が始まる。

仙谷由人にしても、菅直人にしても、その政治家としての出発点においては、今のような極悪人ではなかったはずだ。
保坂展人さんの内申書裁判の弁護士は、他ならぬ仙谷由人であったと、保坂さんが書いていた。
市川房枝さんにもイマイチ信用されていなかった菅直人だけれども、いちおうその門下であることは間違いない。

チャランポランとか権力志向とか、そういう性向はあったのかもしれないが、今ほどの極悪ではなかったはずだ。
それを、ここまで史上まれに見る非道内閣の首相と官房長官にしてしまったのは、権力 という怪物なのだろう。

仙谷由人と菅直人を見ていて、ひとからげに批判する人も多いが、私はちょっとスタンスが違っているように思う。
仙谷は自分の考えで権力にしがみついているけれども、菅は権力という亡霊に取り憑かれたようだ。

民主党政権にたいする姿勢も、実は全然違う。
仙谷は現政権を潰したくない。自分の権力をなんとかして存続させたい。主観的には、自分が何とかしなくては と思っている。
それが、小沢氏への故無き、弁護士とは思えない離党勧告まがいの発言にもなっている。

菅はちがう。
ここが一番肝心なのだけれども、菅は民主党政権を潰そうとしている。
私はそう読んでいる。

どうやって最悪の形で、国民がもう政権交代なんてまっぴらだ と思う形で民主党政権を潰すか。
菅のミッションはその一点に絞られている。

その意味で、前の記事へのコメントにあった、菅直人の「本気になった迫力」というのは、あながち間違いではないと思う。
深読みするならば 「私は操られているだけなんです」というポーズをとっている可能性すらある。

菅直人のあのオドオドとした態度は、見事に民主党政権を崩壊させた暁に、私は本当はやりたくなかったんですと言い訳するための、同情をかうための演技であるとも考えられる。

普通の人間には、そこまでやるプレッシャーには耐えられない。
あのコイズミですら、派手なパフォーマンスでかっこつけるのが精一杯。
しかも、限界ギリギリで引退してしまった。

安倍晋三に至っては、たぶん心身症と思われるココロとお腹の病気で突如逃げ出してしまった。
人は、隠れてこそこそやる悪人は掃いて捨てるほどいるけれど、衆人環視のなかでどっからみても極悪人になることは なかなかできない。
なんとかして格好をつけて、自分は違うという演技をしなくては、精神的にもたないのである。

その点では、仙谷も菅も、リッパなのかもしれない。
これだけ どっから見ても言い訳のしようがない極悪政治家になりきるということは。

仙谷は、権力にしがみつくあまりに、自分の姿が見えなくなっている。
なんとかしよう、なんとか権力を離したくないと、一つ一つ悪事を重ねる毎に、どんどん自分の姿が見えなくなっている。

菅は、もっと怖い。
言ってみれば、キョンシーのような。

kyonshi.jpg
(う~ん これは全然怖くないな)

すでに死に体であることを自覚して、最悪の結末に向けて、うつろな顔でピョンピョンと跳びはね、生き血をすすっている。

早いこと額に護符を貼り付けないと、大変なことになりそうだ。

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今更ながら「三宝会」を書けと・・トラバしてきた人がいるのでね・・・

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二人友 同類です。ここまで悪人になりきるには、因縁に起因します。福田、安部、麻生は悪人なりに伝統、家系、親類、縁者があり、間接直接そして精神に悪人になりきれない体裁に左右されて辞職した。管夫妻、仙谷等にはそれさえもない(政治家、人間の矜持は元から無かったことは衆知のこと)。管夫妻も仙谷も 人間が卑しいのである、青年時代の三人を知れば一目瞭然である。近代史で最悪の政治家と記憶されるであろう。

深読みしすぎ(お化けが出るよ!)

ブログ主様へ
菅という人物の深読みしすぎでしょう。ただ、人生勉強を止めてしまった老害です。小沢さんの変わる世界に対応するには苦しくても変わり続けなければならないという思想とはほど遠い。
今になって思えば、あの薬害エイズでの国民の拍手喝采がここまで彼の心をを慢心させていたということだけでしょう。(そういう意味ではマスコミ・国民に全責任があるでしょう)
皆さんが気づかれているように時折見せる妙な自信にも、すでに私は正義の側にいるという気持ちが透けて見えます。(本人は自分はウルトラマンだと思っているかもしれません。自分は決して間違うわけがないと思っているふしがある。だからなおさら怖いですが。ここに徹底して悪の象徴とされる小沢氏を徹底的に嫌う理由があります。怪獣がいてはじめてウルトラマンの価値が見えるのですから)
過去のまぐれ遺産で惰眠&駄食&駄色をむさぼっているうちに、もはや、正悪の主人公が入れ替わっていることも気づかずにいるだけ。
何も勉強しなくなった人間の末路ということの恐ろしさを知る良い見本です。(本人は今でもヒーローのつもりですよ!きっと!成功体験はおそろしい!!!ってこと!でしょう?)

もじられる男

イラ菅としてスタートしたわけだが、これほどの「もじ男」も珍しい。
‥アカン 空きカン スッカラ菅。カンカラ菅のトンチンカン、なんもセンでもわしゃスカン‥‥
そして現在、菅護符!さん。退陣後は全国の「菅さん」に手ぬぐい持って御詫びの行脚をして下さい。

小沢さんが得た言質

菅代表、執行部からも、党代表や執行部の決定に沿わない党員は、除名、離党させられる言質が取れました。
これで、菅代表交代後の新代表や新執行部も仕事がしやすくなるでしょう。(笑)
政倫審を政治利用しているのは小沢さんの知恵かも。

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No title

わっはっはー。今日はカラオケで泣いたけど・・涙が出てきたけど、この記事読んで、独りで部屋で笑ってしまいました。感情を表に出す事は、心の健康にいいのでしょうね。どうも笑わして頂いて、ありがとうございます。

http://gestioncultura.cervantes.es/COMUNES/19243_I_Goya_War2.jpg
ゴヤのこの絵こそ菅だ。もはやコワイを通り越してアブナイ。
元々悪人ではなかったにせよ、卑しい人間性だったのだろう。かつては、それを極端に試されずに済んだだけのことだと思う。
この男の暴走はトチ狂った小沢氏攻撃にとどまらない。早晩、一万円札も自分の顔に替えてしまうだろう。
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