2021-11-08(Mon)
野党共闘にならなかった大石あきこを応援するワケ
いっこ前の記事は、大石効果でアクセス爆上がりです。
調子に乗って、もう一本書こうかと思います。
本日のネタは野党共闘です。
大石あきこがめでたく最後尾当選を果たした大阪5区は、野党による候補者一本化は成りませんでした。
1年半前に私が大石さんの応援に行き始めるとき、「最終的には候補者は一本化すべきだ」と直接言ったことは、今でも間違っていたとは思いません。
一本化しなければ、どうあがいたって与党候補には勝てませんから、これは絶対的な大原則です。
ではなぜ私は、一本化が成らなかった大阪5区で大石陣営の「中の人」になったのでしょうか。
理由は2つです。
■
1つは、一本化の目的は「勝つこと」であって、それ以外の目的の一本化は、有権者への冒涜だと言うことです。
ことの経緯から振り返ります。
まずは2019年の参院選の大阪5区の比例得票です。
現職がいた立憲は、2017年の24000票から14000票に激減しています。地元での活動もあまり見かけることはなく、単純な現職優先の原則では、一本化したところで勝利の確立はほとんどゼロです。
結果論ではありますが、立憲の現職が選挙前になって突然引退表明したのも、ご自分の現状を分かっていたからではないかと思っています。
つぎに共産党です。
昨年の2月7日に出馬表明をした宮本さんは、一昨年の4月には大阪12区の補欠選挙にあえて無所属となり野党統一候補を目指して立候補しました。しかし、その結果は残念なことに、共産党票の半分程度でした。
なんと、野党を合算した票どころか、共産党の票6割程度だったのです。
2017年の共産党2万2千から1万4千になったということは、おそらく宮本さんの責任ではなく、共産党の看板を下ろしてでも野党統一候補になるという決断をした宮本さんや府委員会に対して、地元組織が反旗を翻し、票を止めてしまったということでしょう。
無所属とは言え樽床さんが出たので民主系の票が割れたのはわかりますが、それでも共産党以外の票もそれなりに入ったはずなので、実質的には地元委員会からは「共産党を裏切った宮本に入れるな」という指令が出ていたとしか考えられません。
野党統一候補になるという決断に対して、同志からこのような仕打ちをされた宮本さんは、今回は態度を「改め」ました。
統一候補で勝つなどと言うことは初めからあきらめて、党の方針に忠実に従って「比例票を集めるために大阪5区に出ます」と公言してきました。
こちらからすれば「オイオイ!いい加減にしてくれよ!!」です。
自分を統一候補にして、常勝の公明候補に勝つんだ というのなら分かります。
しかし宮本さんが一貫して言ってきたことは 「大阪5区で共産比例票を5.7万集める」ということだけです。
そのあげくに、れいわ新選組を排除して立憲とだけ握って「野党統一候補」を名乗ったのです。
さすがにこれは批判を浴びて、途中から「立憲との統一候補」という言い方に変更されましたが。
いくら実績のある宮本さんでも、これでは一本化のテーブルにも乗ることはできません。
ちなみに、共産のほうがれいわ新選組よりも出馬会見が早かったという件についても一応付記します。
大石さんによれば、宮本さんが会見したのは昨年2月7日ですが、その2ヶ月以上前に「大石は5区に出ます」と共産党の府幹部に申し入れはしていたそうです。大石サイドの脇の甘さは悔やまれますが、道義的には割って入ったのは宮本さんだということは、早い遅いで批判している方には知っておいていただきたいと思います。
■
私が大石陣営の「中の人」になった理由の2つ目は、大石あきこという政治家を生み出したかったからです。
正直に言えば、昨年春頃に大石事務所に通い始めたころは、当選の可能性はかなり低いと思っていました。
2019年のれいわ票をとれれば比例復活は可能だとしても、この2年間でれいわ新選組の支持率は明らかに落ちています。
かなり苦しい と誰もが思っていたはずです。
ですから、今回について「生み出す」というよりも「もし当選できなくても、政治家として潰れずに捲土重来を目指してほしい。そのためには、結果にかかわらず支える人間がたくさん回りにいることが必要だ」と考えたのです。
民主主義にとって「政治家」「代議士」は絶対に必要な人材であるにもかかわらず、適正のある人にはなかなか巡り会いません。
思想信条、政策立案能力、実行力、人に選ばれる人格、貫徹する気力、こうして並べるだけでも 「フツー無理やろ」と思ってしまいます。
あまり褒めて調子に乗ってもらっても困るのですが、大石あきこという人は、珍しくほぼほぼ条件を満たしている、と私は見ています。
とくに昨年の都構想阻止に成功してから、性格的にも上向きになって、周囲に良い渦をつくるようになっています。
この政治家を潰してはいけない。
これが、今回振り切って応援した一番大きな理由です。
明後日から特別国会が始まり、いよいよ議員としての活動が始まります。
永田町の魑魅魍魎とのお付き合いは、私には想像もつきませんが、楽しんでやっていくでしょう。きっと。
選挙期間中、私の目にするSNSでも「野党共闘をぶっこわした大石ゆるすまじ」みたいな言葉を散見したので、以上書いておきました。
その上で、次回の総選挙では、大石を統一候補にして、公明をぶっ飛ばしたい。
夢や放言ではなく、本気でそう思います。
■■■
話変わって 家づくりです。

これはヤマギワという照明器具のショールームで撮ってきた写真です。
この黒い照明という摩訶不思議なやつを使いたかったのですが、お客さんと話をして「さすがに暗いのでは」ということで、白いのをリビングに吊ることになりました。

この真ん中へんにポワッと。
う~んどんな感じになるんだろう。まだ想像するのが難しいですね。
たぶん、2階から見たときにきれいなんじゃないかと思っています。
あと半月ほどで、家はほぼ完成します。
次の記事くらいには、見学会の案内をしますので、新築予定のある人もない人も、ぜひ見に来て下さい。

調子に乗って、もう一本書こうかと思います。
本日のネタは野党共闘です。
大石あきこがめでたく最後尾当選を果たした大阪5区は、野党による候補者一本化は成りませんでした。
1年半前に私が大石さんの応援に行き始めるとき、「最終的には候補者は一本化すべきだ」と直接言ったことは、今でも間違っていたとは思いません。
一本化しなければ、どうあがいたって与党候補には勝てませんから、これは絶対的な大原則です。
ではなぜ私は、一本化が成らなかった大阪5区で大石陣営の「中の人」になったのでしょうか。
理由は2つです。
■
1つは、一本化の目的は「勝つこと」であって、それ以外の目的の一本化は、有権者への冒涜だと言うことです。
ことの経緯から振り返ります。
まずは2019年の参院選の大阪5区の比例得票です。
現職がいた立憲は、2017年の24000票から14000票に激減しています。地元での活動もあまり見かけることはなく、単純な現職優先の原則では、一本化したところで勝利の確立はほとんどゼロです。
結果論ではありますが、立憲の現職が選挙前になって突然引退表明したのも、ご自分の現状を分かっていたからではないかと思っています。
つぎに共産党です。
昨年の2月7日に出馬表明をした宮本さんは、一昨年の4月には大阪12区の補欠選挙にあえて無所属となり野党統一候補を目指して立候補しました。しかし、その結果は残念なことに、共産党票の半分程度でした。
なんと、野党を合算した票どころか、共産党の票6割程度だったのです。
2017年の共産党2万2千から1万4千になったということは、おそらく宮本さんの責任ではなく、共産党の看板を下ろしてでも野党統一候補になるという決断をした宮本さんや府委員会に対して、地元組織が反旗を翻し、票を止めてしまったということでしょう。
無所属とは言え樽床さんが出たので民主系の票が割れたのはわかりますが、それでも共産党以外の票もそれなりに入ったはずなので、実質的には地元委員会からは「共産党を裏切った宮本に入れるな」という指令が出ていたとしか考えられません。
野党統一候補になるという決断に対して、同志からこのような仕打ちをされた宮本さんは、今回は態度を「改め」ました。
統一候補で勝つなどと言うことは初めからあきらめて、党の方針に忠実に従って「比例票を集めるために大阪5区に出ます」と公言してきました。
こちらからすれば「オイオイ!いい加減にしてくれよ!!」です。
自分を統一候補にして、常勝の公明候補に勝つんだ というのなら分かります。
しかし宮本さんが一貫して言ってきたことは 「大阪5区で共産比例票を5.7万集める」ということだけです。
そのあげくに、れいわ新選組を排除して立憲とだけ握って「野党統一候補」を名乗ったのです。
さすがにこれは批判を浴びて、途中から「立憲との統一候補」という言い方に変更されましたが。
いくら実績のある宮本さんでも、これでは一本化のテーブルにも乗ることはできません。
ちなみに、共産のほうがれいわ新選組よりも出馬会見が早かったという件についても一応付記します。
大石さんによれば、宮本さんが会見したのは昨年2月7日ですが、その2ヶ月以上前に「大石は5区に出ます」と共産党の府幹部に申し入れはしていたそうです。大石サイドの脇の甘さは悔やまれますが、道義的には割って入ったのは宮本さんだということは、早い遅いで批判している方には知っておいていただきたいと思います。
■
私が大石陣営の「中の人」になった理由の2つ目は、大石あきこという政治家を生み出したかったからです。
正直に言えば、昨年春頃に大石事務所に通い始めたころは、当選の可能性はかなり低いと思っていました。
2019年のれいわ票をとれれば比例復活は可能だとしても、この2年間でれいわ新選組の支持率は明らかに落ちています。
かなり苦しい と誰もが思っていたはずです。
ですから、今回について「生み出す」というよりも「もし当選できなくても、政治家として潰れずに捲土重来を目指してほしい。そのためには、結果にかかわらず支える人間がたくさん回りにいることが必要だ」と考えたのです。
民主主義にとって「政治家」「代議士」は絶対に必要な人材であるにもかかわらず、適正のある人にはなかなか巡り会いません。
思想信条、政策立案能力、実行力、人に選ばれる人格、貫徹する気力、こうして並べるだけでも 「フツー無理やろ」と思ってしまいます。
あまり褒めて調子に乗ってもらっても困るのですが、大石あきこという人は、珍しくほぼほぼ条件を満たしている、と私は見ています。
とくに昨年の都構想阻止に成功してから、性格的にも上向きになって、周囲に良い渦をつくるようになっています。
この政治家を潰してはいけない。
これが、今回振り切って応援した一番大きな理由です。
明後日から特別国会が始まり、いよいよ議員としての活動が始まります。
永田町の魑魅魍魎とのお付き合いは、私には想像もつきませんが、楽しんでやっていくでしょう。きっと。
選挙期間中、私の目にするSNSでも「野党共闘をぶっこわした大石ゆるすまじ」みたいな言葉を散見したので、以上書いておきました。
その上で、次回の総選挙では、大石を統一候補にして、公明をぶっ飛ばしたい。
夢や放言ではなく、本気でそう思います。
■■■
話変わって 家づくりです。

これはヤマギワという照明器具のショールームで撮ってきた写真です。
この黒い照明という摩訶不思議なやつを使いたかったのですが、お客さんと話をして「さすがに暗いのでは」ということで、白いのをリビングに吊ることになりました。

この真ん中へんにポワッと。
う~んどんな感じになるんだろう。まだ想像するのが難しいですね。
たぶん、2階から見たときにきれいなんじゃないかと思っています。
あと半月ほどで、家はほぼ完成します。
次の記事くらいには、見学会の案内をしますので、新築予定のある人もない人も、ぜひ見に来て下さい。
