2019-01-12(Sat)

朝鮮半島と沖縄と日本

なんとも壮大な見出しを書いてしまいましたが、私の知見で書くことなので、あまり期待せずに読んでください。

朝鮮半島の38度線をめぐる動きは、驚くほど進展しているようです。

南北の雪解け急ピッチ、非核化は置き去り
2018年12月13日  NEWSWEEK


狡猾(利口とも言う)なトランプは、文在寅に先行させておいて、自分は後から適当に文句を言いながら後追いするという戦略をとっています。
文在寅も、そういうトランプの戦略を分かった上で乗っかっています。文在寅は文在寅なりに自分の戦略に利用しているのです。実に巧妙でクレバーだと感心します。
なんで彼らはそんなやり方をするかと言うと、朝鮮戦争の終結に反対の人が、韓国にも米国にも、おそらくは北朝鮮にもたくさんいるからです。そんな中で、できるだけリスクを減らして、暗殺されずにことをすすめるようとしているのです。

韓国はもともと「反共」の国として作られました。
反共が国是であり、反共独裁国家を樹立したのが李承晩(イスンマン)と朴槿恵(パククネ)のお父さんである朴正煕(パクチョンヒ)です。
反共は政治だけではなく、漢江の奇跡と言われるように国家ぐるみで経済発展を作り出しましたから、経済界もふくめてゴリゴリの反共で成立していた歴史があります。

光州蜂起に血の弾圧をした全斗煥(チョンドファン)の時代までは、そういう国だったのです。ですから、今でも「反共」で喰っている人は少なくないだろうと想像します。
文在寅は、そういう人たちを抑えながら、ある程度は妥協しながら、政権運営をやっているわけです。

米国にはもちろん、軍産複合体という政治経済を大きく動かす勢力があります。秘密組織でも何でも無く、巨大な軍需産業と米軍、その意向を受けた政治家や官僚の集団です。
米国では、「リベラル」とか「良識派」と言われる人ほど、実は軍産の息がかかっているという逆転現象が顕著です。

人権派のオバマが戦争ばかりやって、人格者とは対極にあるようなトランプが次々と戦争を縮小させています。
トランプも金正恩も、はやいこと2回目の米朝会談をやりたくても、それをさせまいとする米国内の軍産の力は相当なものだと思われます。トランプがディールしている相手は、金正恩よりはむしろ自国内の軍産の人たちなのでしょう。


日本はもちろん、国を挙げての従米です。それも、トランプ以前の軍産の思い通りになっていた米国への追従です。
アジアから手を引きたいトランプに、なんとか「出ていかないで」と縋りついていますが、本質的には朝鮮戦争を終わらせようとしているトランプを苦々しく思っています。従米で人権なんて屁とも思っていない日本のマスメディアが、トランプに対しては「人権」を振りかざして酷評するのは、そんなワケがあるからです。

日本の戦後復興は朝鮮戦争の特需だったということは、教科書にもかいてあることです。平和国家日本の礎は、隣国の国民の血でできているというわけです。
米国ほど巨大ではないとしても、日本にも立派な軍需産業はあり、今、もっとも注目されているのが辺野古新基地の建設です。

そもそも、日本にいる米軍は、朝鮮戦争に派遣された国連軍(もちろん実態は米軍)がそのまま居残っているのです。
形式的には、1945年に日本に進駐してきた米軍が、そのまま残っているというのではありません。
一応1952年に形だけは独立していますから、何か理由を作らなくては他国に軍隊を常駐させるわけにはいきません。しかも、費用まで他国(日本)もちで。

その理由が、「朝鮮戦争が終わっていない」ということなのです。
ですから、米朝会談が進展して、いよいよ朝鮮戦争終結ということになれば、在日米軍が日本に居つづける理由がなくなってしまうのです。

そんなわけで、日本の政治家もマスメディアも、なんとかして朝鮮戦争を終わらせないように、必死のパッチです。
徴用工裁判やレーダー照射に、異常なほど反応するのもそのためです。
南北融和をどんどん進める文在寅を叩く材料ができたと思って、内心はホクホク喜びながら、「韓国はけしからん!」と叫んでいるのです。
おそらく文在寅としては、「なにもこんな時期に判決ださなくてもいいのに」と思っているでしょうし、レーダー照射は反文在寅の軍がわざとやったのではないかとも疑えます。

日本マスコミが一所懸命に言うのは、最近は「トランプが文在寅を見捨てた」論です。
しかし、なんとかして朝鮮戦争を終わらせて、アジアにかかる金を引き上げたいトランプにとっては、文在寅という尖兵が絶対に必要です。
もちろん、文在寅を先行させておいて、自分は「慎重」なフリをするために、さまざまな駆け引きはやっていますが、狡猾なトランプの真意を見なければ、完全に情勢から置いて行かれることになります。

日本の軍産派や従米マスコミは、ほとんど置いてきぼり組になりつつあります。
ただし、安倍官邸(安倍個人じゃなくて)はかなり優秀ですから(悪い意味で)、情勢分析はできているでしょう。だからトランプに媚びているのです。
文在寅ばかり重用されて、安倍晋三のプレゼンスががた落ちな状況を逆転しようとして噛みついてみたものの、いよいよ自分の立場を悪くしていることに気が付いているはずです。
日本国内では、野党の実質的な後押し(分裂)もあって盤石の独裁体制を築く安倍晋三ですが、国際的には金をばらまいて支持をえるくらいしかできることがなく、ほとんど無用の長物と化しているのです。


だからこその、辺野古の強行なのです。
軟弱地盤の上にドロを振りかけてどうやって空港を作るつもりなのか知りませんが、何十年もかけて、何兆円もの税金を費やしてもしできあがったとしても、その頃には米軍は日本にいない可能性が高いわけです。そんなことは、安倍官邸もわかっています。
それでも、できあがるかどうか何てお構いなしに辺野古に土砂をぶち込むのは 「こんだけやってるんだから、出ていかないで」という泣きべそかいた懇願なのです。
逆に、ここで住民の反対で「やはりできませんでした」と言ってしまえば、「ほら、やっぱ米軍はいらないだろ」という、トランプにとっては格好の口実になってしまいます。

もちろんトランプは、終戦協定をむすんでしまうまでは、辺野古のことにも沖縄の米軍のことにも、一切触れないでしょう。
そういう、何かを予見させるような余計なことを言わないのは、ディールの常識ですから。

そこにねじ込まれたのが、あのホワイトハウスの署名です。

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今(1/12 12:50)現在で、20万8千近くまで集まっています。
大統領府からのなんらかの回答が出るまでに、まだしばらく時間はかかりますが、米国政府として辺野古について公式のコメントを出さなくてはなりません。
おそらくは 「これは日本国内の問題だ」という突き放した見解になるのではないかと思います。私は、とりあえずはそれで十分だと思います。「米軍だからしかたない」ではなく、「日本の問題」なのだということがはっきりすることは大きなことです。

ただ、一つの可能性として、もし米朝会談がトントン拍子で進むことになれば、米軍撤退に向けた象徴的な意味合いで、辺野古について何らかの意味深な言葉を発するかもしれない とも考えます。可能性は非常に小さいですが。
安倍晋三の日本などは、トランプにしてみればしょせん捨て駒ですから、自分の作戦にとって有用だと思えば、そういう可能性もゼロではないということです。

この署名で埋立が止まるとは思っていませんが、このような意味で、やはり私は少しでも多く集まることを期待しています。
回答が出るまで集め続けていますので、まだの方はぜひお願いします。

2月24日には沖縄県民投票が行われます。

デニー知事、一部市町村不参加でも実施 県民投票2月24日変えず
2019年1月11日 沖縄タイムス


安倍官邸は、沖縄市町村に直接わたす交付金なるものを作り、市町村にアメとムチで圧力をかけまくりました。

沖縄市町村に直接交付金 根拠法なき恣意的配分だ
毎日新聞 2018年12月30日


官邸から各市町村議員への働きかけ(恫喝?)もそうとうなものだったでしょう。
その結果、宜野湾、宮古島、沖縄、石垣の各市が不参加、うるま市が未定ということになっています。
有権者の30%以上の投票権を違法に奪っています。投票権を奪われた市民は、賛成派の中にも不快に思う人は多いはずです。

民意など一顧だにしない安倍官邸なのですから、強制力の無い県民投票にここまで介入せずとも、どんな結果が出てもこれまでのように「問題ありません」と言いながら工事を続ければいいものを、なんでここまで波風を立てるのでしょうか。

これもまた、トランプに口実を与えたくないということなのではないでしょうか。
県民投票で、圧倒的な「反対」が明らかになれば、それをいつ使うかは別にして、トランプが撤退のために使える持ち札になります。
安倍官邸はそれを恐怖しています。

沖縄の海を埋めさせないために、日本の力ではなくトランプの力をアテにしなければならないことに、かなり残念な思いはありますが、客観的な情勢として、このようなことがあるのでは、と私は考えます。


日本の韓国に対する過剰反応は、軍産の抵抗に対するガス抜きになりますから、当面は放置されるでしょう。
しかし、米朝の合意が進展すれば、ある時点で遮断されるはずです。そのタイミングが、鉄壁に見える安倍官邸を追い落とす絶好のタイミングです。

私たちにできることは、そのタイミングを見逃さずに、何ができるのか、何を準備するのか です。
本来的には、そこで選挙に勝てる体制=野党の結集ということなのですが、これは前の記事でも書いたように、どうも攪乱する確信犯、獅子身中の虫がいるような気がしてなりません。

身中の虫を内包したまま、あくまでオリーブを求めていくべきなのか、むしろここで身中の虫をあぶり出すリスクを冒すべきなのか、悩ましいところです。結論は出せません。
いろんな方々と相談しながら、もう少し考えたいと思います。


■■ お知らせ ■■

自由党・小沢一郎代表を囲む会
2019年2月16日(土)
大阪キャッスルホテル(天満橋)

第1部 講演会 12:30~ ホテル7階
 参加費無料
 ただし、党員・サポータ、生活フォーラム関西会員、第2部参加者のみ。当日の入会も可能です。
 共催:生活フォーラム関西 自由党大阪府連

第2部 懇親会 14:00~ ホテル3階
 参加費 1万円 (政治資金パーティー)
 主催:自由党大阪府連

いずれも申込が必要です。 申込用紙などお送りしますので、info@mei-getsu.com山岸までご連絡ください。


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2019-01-02(Wed)

年頭に

本年の目標 なんていうものを立てたことはないのですが、今年は少し考えてみたいと思っています。

反戦な家づくり ですから、反戦と家づくり ふたつの目標です。


家づくりについては 昨年から少しずつ考えていたことです。
ここ10数年は木の家づくりに専念してきましたが、おこがましい言い方をするとやり尽くした感があるのです。
もちろん、理想の木の家には到達していないし、デザインもまだまだ詰める余地は大いにあります。

ただ、私は経済的に普通の人には手が届かないような高価な家や、住みにくさを我慢しなければならないようなカッコイイ家は作りたくないと思っています。
経済的な条件や、使いやすさは、建築物としての理想を追求するときには相反してしまうものですから、常にどこで折り合いをつけるのかを悩むことになります。建築家としての感覚と、住宅屋としての矜恃を両立させる とも言えます。
そういう意味で、ほぼほぼ行くとこまで行ったかな と感じるのです。

では、次の一歩はどうしたらいいのかを考えていて、思い立ったことがあるのです。
専門的に言うと 「46条2項ルート」というのですが、こんな言い方では建築士ですら分かる人は少ないですね。

木造の家の構造は、四角い箱の組み合わせです。各階の床の高さをほぼそろえて、大小様々な四角い箱を組み合わせる。これが、木造建築の大原則です。
2階建ての家はほとんどが構造計算をしていませんので、ときどきこの大原則を踏み外している家があるようですが、本来はやってはいけない(少なくとも安全性は保証されていない)設計になってしまいます。

(こっからは、建築に興味の無い方は飛ばしてください)
建物がなぜ倒れないのかというと、建物の重さという上から下への力と、地震や台風の揺れという横向きの力に耐えられるように作ってあるからです。
数学のグラフでいうと、XYZの3方向にかかる力に耐えられるように作ります。本当に耐えられるのかどうか、簡単に確認するためには、それぞれの向きに対応した壁や柱や床が必要になります。そして、それぞれの向きに対応した壁や柱や床を組み合わせると、四角い箱になります。

普通に家を設計するには、この方法で十分です。四角い箱の組み合わせではない家なんて 思いつきませんよね。
でも実際には、変形敷地や高低差があったりして、四角じゃない部屋やスキップフロアーにしたくなることがあります。四角じゃない部屋は、四角い箱に置き換えて「みなし」で計算するのですが、実際には「みなし」では拾いきれない複雑な動きがあるために、壁に亀裂が入ったりする事例を見かけることがあります。

スキップフロアーも、格好はいいのですがあまり大胆なことをすると、大地震の時に柱が折れる危険があります。3階建ては回避策をとっていますが、構造計算をしていない2階建ては要注意です。

(ここまで)

そういう複雑な形の木造建築の構造計算をすることを「46条2項ルート」というのです。これまでは鉄骨やコンクリートで作っていた建物を木造で作る事例が増えていますが、そのためにはこの技をもった技術者が不足しています。
ソフトを導入したり勉強し直したりしなければなりませんが、趣味と実益を兼ねて、ことしはこれにチャレンジしてみようと思っています。


反戦については、なかなか手詰まり感がぬぐえません。
大原則ははっきりしています。小沢さんが年頭に言っている通りです。

小沢一郎氏が語る 「政権交代をもう一度実現するために」
2019/01/01 日刊ゲンダイ


 まず「権力」というものへの意識を変えることだ。政権イコール権力。これが何のためにあるのか。憲法でも認められた権力は、国民の生活や命を守るための手段として国民から与えられたもの。だから権力を望まない野党は、国民の生活や命を守る気のない政党ということになる。そこの認識がなさすぎる。

 権力とは悪いもので、執着しないことが現代的でスマートだと思っている。それは政治家としては意味がない人たちだ。国民のために働きたいなら、国民から権力を預からなければできないわけだから、その権力を持ちたいというのは当たり前のこと。権力を持たないで念仏を唱えていたって、国民は何も得るものはない。

(略)
ただ1人区の候補者を一本化するだけではダメ。前回参院選でそれをやったけれど、1人区は11議席しか取れず、自公に3分の2の議席を許してしまった。

 候補者を一本化するだけではなく、選挙区と比例区の政党名を一致させないと最大限の効果が出ない。今、野党がひとつの政党になるのは難しいかもしれないが、最低でも「オリーブの木」方式で参院選の届け出政党をつくって、ひとつの党としてやらないと。比例は比例、選挙区は選挙区でそれぞれが戦うと、自分の政党の候補者は熱心に応援するけれど、他党の候補者は応援しなくなる。比例もバラバラで戦えば、大政党に有利になる。前回参院選だって野党の比例票を合算すれば、自民党より多かった。

(引用以上)

問題は、「最低でも「オリーブの木」方式で参院選の届け出政党をつくって、ひとつの党として」やることができるかどうかです。
はっきり言えば、最大野党の立憲民主党が、それに応じるのか です。

小沢さんの言う大原則をあくまで主張すべきだというのはわかった上で、でもそうならなかったときのことも考えておく必要があると思うのです。とくに、関西にいると、参院選で大阪と京都で共産党の現職に刺客を送るかのような候補擁立を、問答無用でやる態度には失望以上のものを感じます。

刺客を送って立憲が入れ替わりで当選するのならばまだいいですが、過去の数字を見る限りでは、共倒れの可能性がはるかに大きいわけで、「自党の比例票をあつめるためには、野党全体がどうなろうが知ったことじゃない」としか理解のしようがありません。べつに立憲をディスっているのではなく、他の理解ができないということです。

繰り返しますが、立憲を打倒しようとか、敵だとか、そんなことは露ほども思っていません。何とかして、力を合わせてほしいと切望するからこそ、無念の思いが募ってしまうのです。
仮に今の執行部が頑迷なのであれば、下からの民主主義を標榜する立憲さんなのですから、党の改革を含めて「国民のために」という原点に立ち戻っていただきたいと切に思います。

その上で、やはり現実的には今のまま参院選を迎えてしまうという最悪のシナリオも考えておかねばなりません。
今のまま、野党がバラバラであれば、ほぼ間違いなく、衆参ダブル選にうってくるでしょう。そうなれば、2017年以上の野党大敗は避けられません。
いくら野党に投票する人が自公に投票する人より多くても、野党がバラバラなら大敗するというのは、何度も何度も何度も経験してきたことです。まして今度は、立憲民主、国民民主、共産 という三つ巴です。もう国民に愛想を尽かされるんじゃないでしょうか。

そうならないように、できるだけの努力はすべきですが、そのような最悪の事態になったときにどうするのか、何も考えないわけに行きません。2012年の総選挙の時のように、大敗の後に茫然自失となって敵が陣容を整えるのを無為に眺めているようなことは繰り返してはいけません。

そのためには、立憲民主 国民民主 共産 という三つ巴の外で大原則を掲げて踏ん張る勢力が生き残ることです。
国政政党としては社民党と自由党、それに「野党共闘で政権交代してほしい」と熱望している市民団体などなどが集まってひとつの核を作る必要があるでしょう。

今年の選挙でいうならば、象徴的なのは、4月の衆院沖縄3区の補選・屋良朝博さんと、7月の参院東京選挙区・山本太郎さんです。

屋良氏が出馬表明「辺野古の合理性問う」 衆院沖縄3区補選
2018年12月30日 沖縄タイムス


山本太郎氏が与党に「保守と名乗るな」と怒り絶叫
2018年12月8日 日刊スポーツ


この二つの選挙に、絶対勝たなければ、最後のロウソクの火すら消えかねません。
大阪からは遠いですが、何らかの方法でできるかぎりのことをしたいと思います。


建築業界も御他聞に漏れず 「デフレ況」で安い仕事がたくさんあってこなしきれない状況です。
私のような末端の技術者にとっては、忙しいけど儲からないということです。
日常の業務をこなしながら、二つの目標に取り組むのは、なかなかハードル高いですが、なんとかやってみたいと思います。

2月16日には、久しぶりに小沢一郎さんを大阪に招いての懇親会があります。

自由党・小沢一郎代表を囲む会
2019年2月16日(土)
大阪キャッスルホテル(天満橋)

第1部 講演会 12:30~ ホテル7階
 参加費無料
 ただし、党員・サポータ、生活フォーラム関西会員、第2部参加者のみ。当日の入会も可能です。

第2部 懇親会 14:00~ ホテル3階
 参加費 1万円 (政治資金パーティー)

いずれも申込が必要ですが、まだ諸々準備中ですので、早めに予約したい方は info@mei-getsu.com山岸までご連絡ください。


「県民投票まで辺野古の埋立を止めて」とホワイトハウスに直接請願する署名 まだの方はぜひ!
1月7日までです。下の画像をクリックすると ホワイトハウスの署名するページに飛びます

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2019-01-01(Tue)

声なき声

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※写真は「ジュゴン保護キャンペーンセンター」からお借りしました。
2018-12-21(Fri)

短くて長い物語 シンゾーとテンマとノッコ 

同級生を陰湿に虐めるシンゾーというヤツがいる。

そいつは隣のクラスの連中をひどく虐めている。

とくに、テンマという生徒をギタギタにいたぶっていた。

ところが、最近はノッコという生徒を泥靴で踏みつけながら、テンマを虐めてほしくなかったらノッコのことは黙ってろと他の奴らにむかってわめいている。

そのクラスの皆やクラス委員のデニーはなんとかやめさせようとしてるけど、なにせ暴力むきだしで一切言うことを聞かない。

たまーにクラス委員の話を聞いたかと思うと、次の日からはもっと酷い虐待をはじめる。

こんなシンゾーなのに、学校では何回も連続で生徒会長に選ばれ、ドナルド校長の評価も高い。

校長や理事長みたいな実力者には せっせとワイロを渡しているからだ。

シンゾーを生徒会長に選んでいる他の生徒たちは、テンマやノッコたちを見て気の毒だなあ とは思ってる。

けど、ヘタに声を上げて自分たちが虐められるのがイヤだから、おとなしく従っている。

他のクラスからも勇気のあるローラやリュウジが「ノッコを虐めるのはやめてよ」と声を上げると、シンゾーの手下たちが「なんだおまえら、テンマが虐められてもいいのか」と一斉に脅しにかかる。

とか言いながら、今でもテンマへのイジメはやめる気配はない。

シンゾーのお気に入りのトモミは「テンマのイジメをやめるなんて約束してない」とぽろっと口にしたこともある。

そのクラスにはシンゾーの手下もいる。

「こんなイジメが許されるのか クラスで多数決をとろう」とクラス委員が呼びかけてるけど、シンゾーの手下が「そんなことしたら、おまえらもターゲットにされるぞ」と脅し回っていてなかなか多数決をとるのもむずかしい。

でも、そのクラスで声を上げていない人も、それどころかシンゾーの手下をやってる生徒も、内心ではそのクラスばかり虐待されることに本当は腹が立っている。

声を上げるのが数人では無理でも、数十人になれば空気は変わるかもしれない。

他のクラスでも、内心では声を上げられない自分が恥ずかしいな と思ってる生徒たちも動き出すかもしれない。

学校中から、「いくらなんでも酷いよ」という声がわき起こるとき、独裁者のように見えたシンゾーの足下が、一気に揺らぐかもしれない。

シンゾーたちに縛り付けられた心の鎖が、ぶち切れる瞬間は きっと来る。

■■

「県民投票まで辺野古の埋立を止めて」とホワイトハウスに直接請願する署名 まだの方はぜひ!
下の画像をクリックすると ホワイトハウスの署名するページに飛びます

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詳しい書き方を、生活フォーラム関西のブログから引用します。

1.下記のサイトにアクセスする。英文のサイトが表れます。
  https://petitions.whitehouse.gov/petition/stop-landfill-henoko-oura-bay-until-referendum-can-be-held-okinawa
2.画面右の「サイン欄」の3項目にローマ字で記入します。
  First name(名)Last name(姓)Email address(メールアドレス)です。
3.その下の緑のボタン「 Sign Now」をクリックする。
4.画面が切り替わり「Email Verification Required」になる。
5.記入したアドレスにメールが届くのを待つ。
6.届いたメールの「Confirm your signature by clicking here.」をクリックする。
7.確認画面に緑色で以下の文字が出る。
  「You've successfully signed the petition below. Your signature has been verified and counted.」
  署名が受け付けられたという説明で、これで完了です。

最低限の10万筆は10日で突破しましたが、1月7日までに37万集まると、このページの下の方に数の多い署名が並んでいて、そのトップに躍り出て、全世界からの注目が集まります。

請願をはじめたハワイ出身のウチナンチュである ロバート・梶原さんの呼びかけです






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2018-12-05(Wed)

辺野古という海に思いをはせる

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ジュゴン保護キャンペーンセンターがフリーで使えるように公開している辺野古・大浦湾の写真です。
写真をクリックすると、そのページに飛ぶので、自分でも拡散したいと言う方はぜひ活用してください。

私は20数年前に沖縄でCカードを取得しました。
Cカードというのはスキューバダイビングの免許のようなものです。
大浦湾ではなくて、たしか恩納村だったと思いますが、アパートみたいなところに友人と3人で泊まり込んで集中実習をうけました。
誘われていったのですが、珊瑚礁という別世界に完全に魅せられてしまいました。

それから数年間は、近場の串本から海外まで年に何回かはダイビングに通いました。
日本海にも行きましたが、美味しそうな魚よりも、珊瑚礁のほうが断然いいですね。見るには。
その後、諸般の事情でスキューバには行けなくなってしまい、近年はもっぱら白浜でシュノーケリングに興じるくらいですが。

そんな若い頃の鮮烈な映像が頭に残っているので、辺野古を埋め立てるということに対しては、政治軍事の問題以前に、沖縄の珊瑚礁がぶっ壊されるという痛みに心が刺されるようです。

12月14日から、安倍晋三とその腰巾着どもは、違法行為をものともせずに土砂投入をやると言っています。
デニー知事の「違法」との指摘に2日間だけ作業を止めましたが、憲法すら守らない安倍晋三が法律など守る気が無いのはあきらかです。
国会、官僚、マスコミはもちろん、検察も裁判所までも手を回し、脅しと懐柔で従わせた安倍官邸、なかんずく内閣情報調査室は、もはやナチスとかわらない独裁体制を敷いています。
唯一の可能性が選挙での逆転ですが、独裁の魔手はすでに(というか とっくに)「野党」にも及んでいるようです。キレイゴトばかり言う某党は、安倍政権を倒すための選挙協力はまったくやる気配がありません。
もはや、万策尽きたと思いたくなる状況です。



しかし、沖縄は諦めていません。

違法な土砂の積み込みを再開させた沖縄セメントにたいして立ち入り検査を求めています。
2月24日の県民投票にむけて「県民投票実施本部」も立ち上がっています。
デニー知事の緊急会見です


(デニーさんが登場するのは6分からです)

本土の私たちが、かってに心が折れてしまってはいけませんよね。

選挙以外でも、市民が政権に譲歩させた事例がフランスではおきました。

デモ激化の仏、燃料増税凍結へ マクロン氏、初の妥協
2018年12月4日 朝日新聞


そこに至るまでには、多大な犠牲が払われています。

仏マクロン政権窮地 パリ・南仏でデモ、130人超死傷
2018/12/3 日経新聞

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これはもう、日本ならば暴動、暴力と言われるでしょうね。
しかし、世界基準やフランスの歴史から考えたら、これは平和的なデモに分類されるでしょう。
銃や武器を持っていませんから。

「武器をとれ、市民たちよ
自らの軍を組織せよ
前進しよう、前進しよう!
我らの田畑に、汚れた血を飲み込ませてやるために!」
ラ・マルセイエーズより

このような事態になる前に何とかしなくては、というのが「二大政党によって、繰り返し政権交代をする」という小沢さんの構想です。
文庫本にもなっている「小沢主義(オザワイズム)」を読むと、その問題意識がよくわかります。

すごく良いことにもならないけど、すごく悪いことにもならないようにする。
政権から追われたくないから、少しは良いことをする。
政権を左右できることで国民が自分で決める自覚をもつ。

そう思って、ひたすら政権交代を旗印にしてきましたが、肝心の「野党」がこのテイタラク。
沖縄を孤立させないためには、政権交代を唱えているだけでは足りないのかもしれません。
圧倒的な敵に相対するためのゲリラ戦のやり方を、考えるべきなのかも。
そう思い始めています。
心が折れないためにも。



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2018-11-30(Fri)

秋篠宮の発言を支持します

私が「世の中なにかヘンだな」と思った最初の記憶は、幼い頃にテレビを見ていて「ひろのみやさま」という言葉を聞いたときでした。

他の人は「さん」づけなのに、なんで「ひろのみや」という人だけ「さま」なの? 「さん」とか「くん」とか「ちゃん」と呼ばれる人と、「さま」と呼ばれる人は、何が違うの? と幼いながらに思ったのでした。

時は流れ、「ひろのみやさま」と呼ばれていた人は皇太子になり、来年には天皇になるとか。
でも、いまだに なぜあの人は「さま」で、その他の人は「さん」や「くん」や「ちゃん」なのか 分かりません。

もうひとつ、天皇について「へえー」と思ったのは、小沢一郎さんが国会の開会日に天皇の「お迎え」に並ぶ理由です。
ちなみに、国会の正門は普段は固く締め切られており、主権者たる国民はもちろん、選挙の後の初登庁を除いては国会議員も両院の議長ですら通ることはできません。国会に正門から入れるのは、なぜか参政権のない天皇だけです。

それもおかしいなあと思っていたのですが、小沢さんが天皇をお迎えするのは、憲法に「天皇は国民の象徴」と書いてあるからなんだそうです。天皇に頭を下げるのは、主権者国民に象徴的に頭を下げること だと(ご本人からではないけど)お聞きしました。
なるほどねえ そういう考え方もあるんだな と「へえー」だっとわけです。

たしかに、護憲の方々も1条も9条もまもるのなら、そういう理屈になるよね。
安倍晋三がいくら9条嫌いでも守らなくちゃならないように、護憲派がいくら天皇制を嫌いでも憲法がある以上は1条も守らなくちゃならない理屈です。

私自身は護憲派じゃないので、1条は変えるべきだと思っています。今の天皇も皇太子も直接の戦争責任はないけれども、昭和天皇を免罪したのが象徴天皇制である以上、ケジメはつける必要があります。
だから、財団法人皇室博物館の館長になって、京都御所と江戸城の入場料を活用して、伝統文化を守っていってもらえばいいと思うのです。

しかしそのためには、日本人が日本人の頭で「憲法どうしようか」と議論できる国にならなければなりません。
実質植民地で、なおかつ実質独裁政権の今のような日本では、改憲は植民地と独裁を強めるだけで、百害あって一利無しです。


さて、天皇についてはそんな風に考えていた私の目から見て、話題沸騰の秋篠宮発言はどうみえるのか です。

大嘗祭 公費に異議 秋篠宮さま「宗教色強い」
東京新聞 2018.11.30

 秋篠宮さまは(略)、皇太子さまが新天皇に即位後の来年十一月に行う宮中祭祀(さいし)の「大嘗祭(だいじょうさい)」について「宗教色が強いものを国費で賄うことが適当かどうか」と疑問を呈し、皇室の私的費用の「内廷費」で対応すべきだとの考えを示した。政府は公費の「宮廷費」から支出する方針を決めており、皇族が公の場で、政府方針に異を唱えたのは極めて異例。 

 秋篠宮さまは会見で、「宗教行事と憲法との関係はどうなのかという時に、やはり内廷会計で行うべきだと思っています」と述べた。三十年前の平成の大嘗祭のときからの持論だったという。

(引用以上)

びっくらこいた政府は、案の定こんな話をしています。

秋篠宮さま発言、「憲法上問題ない」官房副長官
読売新聞 2018.11.30

 西村康稔官房副長官は30日午前の記者会見で、秋篠宮さまが皇位継承に伴う「大嘗祭だいじょうさい」に宮廷費(公費)を充てる政府決定を疑問視されたことに関し、「国政に影響を与えるものではないことから憲法上の問題は生じない」との認識を示した。
(引用以上)

なんで憲法上の問題とかの話になるかというと、憲法にはこう書いてあるからです。

第四条 天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ、国政に関する権能を有しない。

国政で「大嘗祭は公費負担」と決めたのに、皇室がそれに異を唱えるのは憲法第4条に違反してるんじゃないか? という話です。
なるほど、そんな気もします。



しかし、憲法には こうも書いてあります。

第二十条 3 国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。

「いかなる」と書いてある以上、「重要な伝統的皇位継承儀式」であろうがなかろうが、国はやってはいけない。
これは明確です。

東京新聞の記事に書いてある通り、30年前の大嘗祭の時には多くの人が国を訴えたのですが、裁判所は例によって憲法判断をしませんでした。
合憲です とは言わずに、逃げまくったわけです。まったく使えない最高裁です。

とにかく、最高裁も「合憲だ」とはさすがに言えないのが、宗教儀式である大嘗祭への公費投入です。

と、ここまでははっきりしていますが、今問題になっているのは、「いくら中身は正しくても、天皇や皇室が政府の決定に口を出していいのか」 ということです。
中身にかかわらず、皇室が政府に楯突くのは憲法4条に違反じゃないか という話についてです。

結論から言うと、私は今回のことに限っては、アリだと思います。
憲法4条には違反していない と言う考えです。

なぜなら、「天皇と皇室が違憲状態にされることに異を唱える権利」はあるのではないか と思うからです。
他のことではなく、「天皇が政治利用されて違憲になること」 だけは 天皇や皇室が反対する権利があるのでは ということです。

天皇は憲法1条でその存在を規定されています。
にもかかわらず、違憲状態になってしまったら、天皇はその存在基盤がなくなってしまいます。
天皇がみずから憲法の外に踏み出していくことを、憲法は固く禁じていますが、政府などが天皇を憲法の外に引っ張り出そうとするとき、それに唯々諾々と従うべきなのか、異論を述べるべきなのか という問題です。

大嘗祭に公費を投入することは、実は自民党の改憲案を先取りしているのです。
改憲案では、現行の20条3がこう変わっています。

20条3 国及び地方自治体その他の公共団体は、特定の宗教のための教育その他の宗教的活動をしてはならない。ただし、社会的儀礼又は習俗的行為の範囲を超えないものについては、この限りでない

「範囲」などいかようにでも決められるので、現行憲法ではこのような但し書きはないのですが、現実は自民党草案の通りになってしまっています。
このように、正規の改憲という手続きすら踏まずに、政権与党の無理筋で天皇が現行憲法に違反した状態にされている。そのことに、皇室が反対することは、私は問題なし というか 当然だと思います。

繰り返しますが、現行憲法は天皇に対して「憲法違反」は固く禁じていますが、「憲法違反」を拒否することは禁じていません。

第九十九条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。


尊重し擁護する義務があるのですから、同じ義務を負っているはずの国務大臣や国会議員や裁判官が、「天皇を憲法違反にしてやるぞ!」と言ったら、「やめろ」というのは当然だと思うのです。
文科省が子供たちに「天皇のために国を守れ」と言い出したら「それは違う」と言うべきだし、自衛隊が「天皇のために死ね」と命令したら「バカなことを言うな」と言うべきです。
それは、天皇の国政に関する権能ではなく、国政に関わらないための拒絶にすぎません。



個人的には秋篠宮という人には あまり好感はもっていませんし、そもそも皇室に税金を使われることには、憲法に書いてあるから泣く泣く認めてるのが 私のホンネです。

そんな私ですが、今回の秋篠宮の発言は支持します。

彼の発言は、憲法違反ではなく、憲法違反を拒否しているのですから。



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2018-11-13(Tue)

防弾少年団(BTS)は解散すべきなのか? 「正義」の刃について

BTSが原爆を肯定する主旨のTシャツやらジャケットを着ていたことから、巡りめぐってテレビ朝日のミュージックステーションの出演が取りやめになった。ネットのみならず、地上波ニュースでも流れる騒ぎになっています。

しかも、原爆のTシャツだけでなく、ほとんどナチスっぽいパフォーマンスをやったり、そのものズバリのナチス帽をかぶって写真集を撮っていたりと、エラいことに。
Tシャツも帽子もパフォーマンスも、あれこれ説明するまでもなく、100%アウトです。

いくらBTS叩きに血道をあげているのが日頃はナチス大好きなネトウヨだとしても、これらの行為を肯定するわけにはいきません。
原爆やナチスの意味をしっかりと学んで、真摯に謝罪すべき。
国連であれだけのスピーチをしたのだから、理解できないはずはいのです。
もし事務所が止めているのだとしたら、とんでもないことです。



そのうえで、ユダヤ人権団体にBTSのことをチクったのがこの人だというのだから、呆れてしまいます。


20181113-1.jpgそして、BTSのコンサート会場まで行ってファンに暴言の限りを尽くしているのは、こういう人たちです。
原爆やナチスを肯定することは世界中から指弾されるべきですが、しかし、あんたにだけは言われたくないわ!という話です。

原爆については、そもそもアメリカはどうなのかというと、原爆落としたパイロットは英雄です。
原爆のおかげで戦争が終わったのだから、原爆エラい!というのが、いまでもアメリカのスタンダードです。
もちろん、理由はどうあれあれはやり過ぎだという反省も生まれているようですし、実は日本が降伏したのは原爆じゃなくてソ連の参戦だったという話も明らかになってきています。
それでも、ごく一般的な常識レベルでは、原爆は正義なんですよ 今でも アメリカでは。
それが戦勝国の常識なんです。悔しくて悲しいですけど。

だから、あんなTシャツが作られて気軽に着用されたりしないためには、そもそも原爆は戦争犯罪だ ということをアメリカに対して堂々と言い切らなければなりません。
「過ちを繰り返しませぬ」ではなく「過ちを繰り返すな!」です。こと原爆に関しては。
それができないヘタレ右翼が、韓国のアイドルをいたぶるのは、いくら原因がBTSにあるとはいえ、見ていて気分が悪いですね。

まあ、なにせこの国は 初代防衛大臣がこんなこと言っちゃうんですから。

「原爆が落とされて長崎は本当に無数の人が悲惨な目にあったが、あれで戦争が終わったんだ、という頭の整理で今、しょうがないな、という風に思っている。
 米国を恨むつもりはないが、勝ち戦ということが分かっていながら、原爆まで使う必要があったのか、という思いは今でもしている。国際情勢とか戦後の占領状態などからいくと、そういうことも選択肢としてはありうるのかな。」
2007.6.30 久間章生防衛大臣(初代)

まあさすがにこの方は辞任しましたが、こちらの御仁は辞任の素振りもありません。

「ドイツのワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。誰も気が付かなかった。あの手口に学んだらどうかね」
「何百万人殺したヒトラーは、やっぱりいくら動機が正しくても駄目だ」
麻生太郎 副総理・財務大臣(現在も!)

発言は撤回したそうですが、本当に思っているから口に出るのでしょう。
政治家ですからねえ、アイドルとは責任が違います。



要するに何が言いたいのかと言うと、歴史や立場を忘れてはいけないし、固定化してもいけない ということ。

日本の侵略が非道な侵略だったのは、ネトウヨが何を騒ごうがその事実は忘れてはいけません。
でも、だからといって、原爆や無差別爆撃(空襲)が戦争犯罪であることを「しかたない」で済ますわけにもいきません。

ナチスの所業は、徹底的に断罪されるべきものです。
しかし、それを先導するユダヤ人権団体が、なぜパレスティナ人の主権と人権には一顧だにしないのか、不思議ではないですか。

BTSをめぐる問題も、同じことです。
韓国人が日本支配から解放された光復節を祝うのは当然のことです。それを反日と称するならば、その「日」は大日本帝国であって、私たち日本国も否定すべき対象です。反日大賛成です。
しかし、だからといって、原爆を肯定するのは大間違い。あれはれっきとした戦争犯罪です。日本が侵略を反省しなければならないように、アメリカも徹底的に反省し責任を負うべきです。

BTSという若者のグループでも、やってしまったことは責任とらなければなりません。
しかし、意味を理解して反省するのであれば、人格的に全否定されるべきではありませんし、解散すべきでもありません。
ましてこの機に乗じて「韓国排撃」を騒ぎ立てる連中こそは、排外主義の塊としてナチス同様に断罪されるべきです。

自らを100%正義 相手を100%悪 と決めてかかる態度こそが、諸悪の根源です。
「正義」の刃ほど危ういものはありません。
ドイツのワイツゼッカー大統領は、ナチスの罪の責任を完全に認めることで、逆に自国の立場も主張する「もの言える国」になることを成し遂げました。
「荒れ野の40年」1985年5月8日 大統領演説全文

私たち日本人は、この演説を何度も何度も読み返すべきです。

最後に、BTSの日本ツアーが無事終わることを、そしてその間に、真摯な言葉を聞けることを、期待しています。


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2018-11-06(Tue)

枝野氏の万年野党宣言

真理は少数にあり

いえ、極小野党の自由党を応援してるからこんなことを言ってるんじゃないんです。
もっとずっと前、2005年のこのブログの記事のタイトルです。
よかったら、上の文字をクリックすると飛んでいくので読んでみてください。

私だって「何でもかんでも多数がいい」と思ってるわけじゃないんです。
それでもやはり、次の枝野さんの発言は納得できないし、厳しく批判しないわけにはいきません。

立憲民主・枝野代表、統一名簿は「訳がわからない」
2018.11.2 TBS


 立憲民主党の枝野代表は、来年の参議院選挙で違う政党の候補者を同じ比例代表の名簿にまとめる「統一名簿」構想について、「訳がわからない」と述べ、否定的な考えを示しました。
(略)
また、枝野氏は「二大政党論は間違っていた。最悪の路線をとってきたと反省している」とも述べ、他の野党との合併や合流はしないと改めて強調しました。

(引用以上)

「真理は少数にあり」と言いながら、なんで私は枝野さんのこの発言を批判するのでしょうか。
簡単です。
「政治は真理を実現するものじゃない」 からです。

純粋な方ほど「政治で理想社会を実現するんだ!」と思ってらっしゃるようですが、私はそんな過剰な期待はさらさら持っていません。
政治も、選挙も、民主主義も しょせんは「妥協の技術」 にすぎません。
それでいいんじゃないですか。

だって、真理は少数にあるんです。
つまり、いろんな少数のグループに、いろんな真理があるんです。ひとつじゃない。
それなのに、ひとつの真理を追求したら、他の真理は犠牲になりますよ。
そうならないように、そこそこのところで妥協するための技術が、民主主義なんじゃないですか。

妥協の仕方を知らないということは、民主主義者ではない ということです。
野党第一党の代表が、民主主義を理解しておられない ということに、愕然としています。



さらに 二大政党制についてです。
これまた、大きな誤解があります。

二大政党というのは、正義と悪の闘い では全然ありません。
ココ大事です。

ロクでもない政党A と ロクでもない政党B の闘いなんです。
ただし、ロクでもない政党でも、少しはマシなことをやらないと下野させられる。だから、ちょっとは良いこともする。
これが二大政党制です。

自民党だって、簡単に政権交代させられるとなれば、安倍ちゃんほど超弩級の酷いことはできません。
少しは国民生活にも目を向けざるをえなくなります。
官僚組織も、しょっちゅう政権交代していれば、自民党にばかりいい顔をできなくなります。

皆さんもよくお分かりの通り、はっきり言って国会議員の○○%は「自分の議席が第一」の人ばかりです。
圧力がかかれば簡単に裏切ります。
原発も増税も辺野古も戦争法も、今安倍ちゃんがやってる酷い政策のほとんどは、とっかかりは民主党政権だったのですから。

それでも、あんな腐れ外道の民主党政権でも、政権交代しないよりはしたほうが、ず~~~といいんです。
冷静に見れば、民主党政権の「善政」は数多くあります。「腐っても政権交代」なんです。

しょせんこの程度のことなんだ、ということを、2012年当時は、私も理解していませんでした。
陸山会弾圧では小沢さんに後ろから石を投げ、自滅的に消費増税を決め、3.11の直後に原発を再稼働させるなんて、どうにもこうにも許しがたいと思ったし、その思いは今でも変わりません。あんときの民主党執行部の面々は、今でも絶対に許せない。

でも、しょせんその程度のものなんですよ。
8割腐ってても、2割美味しければいいじゃん てことです。
今の安倍ちゃんは、10割腐って毒ガス噴き出してますからね。



まあ、あえて極端な書き方をしてますけど、要するに二大政党制というのはそういうことです。
二大政党制でないとどうなるかというと、ヨーロッパに多い少数の連合による政権です。
ドイツもイタリアもスペインも、政党はたっくさんあります。それらば、合従連衡して政権を組むわけです。

で、枝野さんは、どっちもイヤだと言ってるわけです。
これは、キツい言い方になっちゃいますが
「万年野党宣言」
じゃないんですか。

きっと読者諸姉諸兄の中には、立憲民主党に期待をしておられる方も多いと思います。
これは、揶揄でも皮肉でもなく、枝野さんが何をしたいのか、万年野党宣言でないとしたらどういうビジョンを持っているのか、教えてください。



立憲民主党は、大事な大事な野党第一党です。
それは私もよく理解しています。
だからこそ、こんなことを書いているんだということを、ぜひともご理解ください。

一部の自由党に近い人たちの中には、とにかく枝野憎しで発言されている方も散見しますが、私の意図はそんなことではありません。本当に。
立憲民主党を応援している方々が、やっぱり政権交代は必要なんじゃないか と言う声を枝野さんに届けてほしいんです。

安倍ちゃんの暴走は、「声を上げる」程度では止まりません。むしろ、反対されると勢いがつくようです。
辺野古の埋立は、圧倒的な沖縄の民意を踏みにじって進められています。
原発はどんどん再稼働され、福島第一原発は被曝労働を強制しながら止めどなく放射能を垂れ流しています。
貧困問題は命の問題です。ただちに影響があるんです。

どんなに「訳の分かる」政策を並べても、安倍ちゃんの暴走を止められなかったら ただの遠吠えです。
その間に、尊厳を奪われ、命を奪われている人たちはどうなるのでしょうか。

統一名簿は、最大公約数に過ぎません。
ものすごく緩い政策しか出せないでしょう。消費税を5%にしようとか、原発即時ゼロなんて絶対に打ち出せない。
それでも、今のままより、100倍いいと思いませんか。

安倍ちゃんは一切聞く耳を持ちませんが、枝野さんはそんなことないでしょう。
「大きな音だね」なんて言わないと信じています。
それぞれの真理はしっかりと抱きながら、最大公約数の政権交代を、ぜひとも目指してください


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2018-11-02(Fri)

辺野古の埋立を強行する安倍晋三という悪魔

沖縄県知事選で圧倒的な意思を示したにもかかわらず、しかもまだ係争処理委員会に審査申し出をしている最中に、安倍晋三は辺野古の埋立を再開しました。悪魔です。

100万歩ゆずって、辺野古基地を作ることに何か意味があるのならば、必要なのかどうか議論の余地があるでしょう。
しかし、数々のことによって、辺野古の埋立は、「沖縄を孤立させ、絶望させ、屈服させる」という政治的な意味以外には、全く何の意味も意義もないということが明らかになっています。

まず、軟弱地盤です。
豆腐のような地盤の上にいくら埋立をしても、構造物は成立しません。

辺野古沖に軟弱地盤、深さ約40メートル 防衛局報告書に「想定外」記述
2018年3月21日 沖縄タイムス


豆腐どころかマヨネーズだそうです

辺野古新基地「グズグズの地盤」を見て見ぬふりする政府の異様(半田 滋)
2018年6月8日 現代ビジネス


要するに、安倍晋三たちは、辺野古に空港を作りたいのではないのです。
楽園のように美しい大浦湾を埋め立てて、沖縄の精神的な背骨をボッキリとへし折りたい という悪魔の心しか無いということです。
その結果、空港ができるかどうかなんて どうでもいいのです。



さらに、もし仮に(どうやるのかは知りませんが)空港ができあがったとしても、普天間基地の危険除去にはほとんどなりません。

オスプレイ名護全域飛行 市が経路実態まとめる
2016年1月13日 琉球新報


宜野湾市にある普天間基地から飛び立ったオスプレイは、辺野古のある名護市の空を我が物顔に飛び回っています。
だから

オスプレイ、名護市東海岸に墜落・大破 乗員2人負傷
2016年12月14日 沖縄タイムス


落ちたのは辺野古の対岸、目と鼻の先です。

そもそも、辺野古と普天間は40kmしか離れていません。
東京と千葉くらいの距離です。大阪と京都くらいです。

20181102.png

オスプレイは巡航速度が400キロ超ですから、わずかに5分です。
ほんの5分の距離に移動したからといって、危険が除去できるなんて、インチキもいいところです。

しかも、奇跡的に工事が予定通り進んだとしても、辺野古基地の完成には10年かかります。
あのマヨネーズ軟弱地盤が発覚しましたから、実際はもっと長いはずです。
その年月を、普天間基地を使い続けるというのです。

世界一危険だというのなら、仮移転で嘉手納基地に移して、即時閉鎖すればいいではないですか。
そもそも、1996年のSACO合意というのは、正式な条約などではなく、当時の久間防衛大臣、池田外務大臣とアメリカのペリー国防長官、モンデール大使という4人の合意に過ぎません。

だから、そこに書いてある「代替施設が完成し運用可能になった後」という言葉を金科玉条にする必要はないのです。
それを言うなら、SACO合意には 埋立などひと言も書いていません。あり得べき工法としてあげられているのはすべて海に浮かべる工法です。

※SACO合意全文 https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/hosho/saco.html



にもかかわらず、合意から20年経っても普天間を使い続けているということは、辺野古に新基地ができても辺野古は返還しないのではないか、という疑念も生まれます。
と思ったら、

稲田朋美防衛相が「辺野古つくっても普天間は返還されない」ことをポロリ!
2017年7月10日 リテラ


稲田防衛相の答弁は、現在、日本政府が反対を押し切って強引に進めている辺野古の新基地建設が進んだとしても、米軍との調整が整わない場合は普天間返還はない、と明言したのである。(引用以上)

やはりこういうことなのです。
辺野古ができても、なんやかんや難癖をつければ、いつまででも普天間を使い続けられてしまうのです。

それをあたかも 普天間の危険除去といって辺野古を強引に埋め立てる安倍晋三は やはり悪魔です。

こんな悪魔を、選挙で選んで首相に据えているのは、私たちです。
「俺は自公には投票してないぞ」と言う人も含めて、安倍政権を倒すことができていないのは、やはり私たちです。

悪魔が最後に歯向かうものを葬ってしまったら、次に何をやると思いますか?
次は、無抵抗なものの生き血をすするのです。

今、沖縄と心をあわせて安倍政権を具体的に倒すことを進めなければ、明日は我が身です。
悪魔の所業に顔を背けることは、それを許すことと同じです。
沖縄を孤立させてしまえば、その報いは必ず私たちに降りかかります。

辺野古工事再開 県民ら憤りの声「民意を踏みにじる暴挙」
毎日新聞 2018年11月1日


 県による埋め立て承認の撤回によって移設工事は止まっていたが、2カ月ぶりの再開。抗議活動をリードする沖縄平和運動センターの山城博治議長は「知事選であれだけの民意を示したにもかかわらず、県民は丸ごとコケにされた。総力をあげて抵抗していく。全国の理解もほしい。日本中が沖縄を孤立させないでほしい」と訴えた。
(引用以上)

政権を倒す つまり政権交代は かけ声だけではできません。
野党でありながら自己保身に走ってしまったら、いくら良いことを言っていても遠吠えに過ぎません。
具体的な政治日程をにらんで、市民と野党の一体化した闘いのみが実現できるのです。


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2018-10-31(Wed)

いわゆる徴用工裁判について

昨日はリベラル諸氏の怒りを買うようなことをあえて書きました。色々ご批判はあろうかと思いますが、正しいとか間違いだではなく、「ではどうするか」という議論の一助になれば幸いと思っています。

今日は違う話題に触れてみます。
マスメディアが 「徴用工裁判」と報じている件です。

新日鉄住金が敗訴、韓国で戦時中の徴用工裁判 日韓関係は「無法」状態に
2018年10月30日 日経ビジネス


日本中のマスメディアは、産経から朝日までこのような主張一色に染まっています。
なにせ1965年に締結された日韓基本条約と、それに付随する日韓請求権協定に、明確に文言があるからです。
上記の記事から引用すると

 日韓請求権協定では日本が韓国に有償・無償合わせて5億ドルの経済支援を与える見返りに「両締結国及びその国民の間の請求権に関する問題が(中略)完全かつ最終的に解決されたこととなることを確認する」と明記した。
 そのうえ「締結国及びその国民の(中略)すべての請求権であって、同日(署名日)以前に生じた事由に基づくものに関しては、いかなる主張もできないものとする」と念を押してある。
(引用以上)

ということです。

では、最近保守派の色を強めている私めとしてはこの論調に同調しそうに見えるかもしれませんが、あに図らんや。
1965年という、この条約が締結された年を私は問題に感じます。
つまり、この条約が交渉され締結されたのは、李承晩と朴正煕という軍事独裁政権だったと言うことです。

この条約ならびに協定に、韓国国民の意思は一ミリも反映されていません。
実態的にも、形式的にも。

民主主義を標榜するのであれば、軍事独裁政権との間に締結された条約については、無効ではないとしても、見直しが必要なのは明らかです。

私が頭の反対側で想定しているのは、日米安保条約と地位協定です。
軍事占領された状態で交渉・締結された条約や協定は、抜本的に見直しされるべきです。

同様に、軍事独裁政権との間の条約や協定も、両国民の意思を反映させる形で、改定されなければなりません。

もちろん、手続き論としての問題はあろうかと思います。
現在の条約をいきなり反故にしてゼロから再交渉ということは、あまりにも非現実的です。
ただ、韓国の三権の中の司法が、独裁時代の行政が決めたことに異を唱えたという意味では、おかしなことではありません。
これをきっかけとして、日韓両国民のあいだで、独裁時代の協定について再度考えはじめるべきなのです。

※ツイッターをとおして、この記事を教えてもらいました
 なるほど、こういう仕組みだったのですね。
 コイズミや安倍晋三が重用した柳井俊二が言ってるのですから、動かしようがないですね。

徴用工問題、文在寅大統領の発言はおかしくない!
日本の外務省も「個人の請求権は消滅していない」と答弁していた
2018年8月20日 リテラ




そうした原則論はおさえたうえで、もうひとつ生臭い話をすると、韓国の最高裁がこういう判断をするほどに、日本の影響力は低下しているということです。

かつては、アジア経済の中で日本を無視することは、良くも悪しくもできませんでした。
政治的にも、アメリカの代理人の様な顔(実際は奴隷頭)をして、ブイブイ言わせてきたのです。
そうした、札びらと虎の威で押し通すこれまでのやりかたが、まったく通用しなくなったということのあらわれでもあるのです。

嫌韓嫌中ネトウヨの星であるはずの安倍晋三が、習近平に膝を屈した日中会談は象徴的でした。
もしかしたら、あの光景を見て、韓国最高裁の判事は、この判決を下す最終的な決断をしたのかもしれません。

この点については、私は一部のリベラル諸氏のように「ざまあみろ」と喜んではいられません。
生活がかかっています。
日本経済がどんどんアジアで置いてきぼりになり、実体経済が悪化していくようなことはあっては困ります。

国民に分配される仕組みをつくるという前提で、私は国益は守るべきだと思います。

その意味でも、一刻も早く安倍政権は倒さねばなりません。

野党のみなさん。
お願いですから、自らの正義を振りかざすのをやめて、本気で政権交代を目指してください。




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2018-10-30(Tue)

沖縄に対する暴挙を止められるのは誰か

辺野古移設「変わらない」と安倍首相 玉城知事と初会談
2018年10月12日


対抗措置、午後に発表=辺野古埋め立て承認撤回に-岩屋防衛相
2018年10月17日 時事通信


自民党・國場幸之助氏の不倫疑惑を週刊文春報道
沖縄県連会長就任初日に観光客と喧嘩
2018年10月19日 @niftyニュース


全裸ピンポンダッシュ 宮腰沖北相に“使途不明金3384万円”
2018年10月27日 日刊ゲンダイ


宮腰沖縄北方相「全裸で他人宅インターホン」謝罪
2018年10月30日 日刊スポーツ


そして、謝罪したその当日に、これだ。

辺野古埋め立て承認撤回、国が効力停止 移設工事再開へ
2018年10月30日 朝日新聞


デニー知事と会談したわずか5日後に違法な行政不服審査を請求し、沖縄担当大臣がハレンチ行為を謝罪しているのを横目に、公明党の国交大臣が翁長知事が命をかけてやりとげた埋立撤回を「停止」する。

なんということを。
これほど沖縄県民を愚弄する行為があるでしょうか。

よりによって、沖縄担当大臣にこんなトンデモないのを据えたのも、沖縄を馬鹿にするためにわざとではないのかと思えてきます。

行政不服審査を請求したのは、那覇市長選挙の真っ最中でした。
沖縄の自民党にしてみれば、なんでこんな時期にやるんだ!と思ったことでしょう。
わたしは、このタイミングをみて、これは「わざと」だと確信しました。

あえて沖縄県民の怒りをかき立て、たとえ沖縄の選挙では負けてもいいから、沸騰した怒りを傲然と踏みにじることを、わざと安倍官邸はやろうとしている。そういう作戦だ ということです。
そんな自民党にとってもハイリスクで、とくに沖縄自民党にしてみれば針のむしろのようなことを、なんで安倍官邸はやろうというのでしょうか。
それは、沖縄と本土を、決定的に引き裂きたいからです。
沖縄にくすぶる本土への不信感を極限まで高めることで、諦めさせようとしているのです。

デニーさんが勝利した知事選で大きなテーマになったのは「沖縄の自立」でした。
普通の言い方ならば自治なのでしょうが、あまりにも大きな負担を強いられている沖縄には自治ということばでは言い表せない思いがあり、それが「自立」という言葉になったのだと思います。

自立は独立ではありません。
日本から沖縄が独立するという考えも根強くありますが、少なくとも今のテーマは独立ではなく、国と県が対等に話し合える自立ということです。
逆に言えば、国が一方的に沖縄の自治、自立を踏みにじる限りは、いくら沖縄がその意思を強く持っていても、それは叶わないのであって、「国の側が沖縄の自立を理解するように変わる」ということとセットでなければならないのです。

沖縄はどんどん自立の意思を固め熱く燃える一方で、本土の政府は沖縄の自立など完全に無視抹殺してことさらに露悪的に踏みにじってみせ、本土の野党や市民もそれにたいして本気で怒る様子がない。
そんな状態が続いたら、いくら強い意志をもった沖縄県民でも、徐々に絶望に追いやられてしまいます。
安倍官邸は、まさにそれを狙っているのです。

國場幸之助の不倫や暴力沙汰は今に始まった話ではないでしょう。
それがこのタイミングで暴露されるということは、この安倍官邸の作戦の捨て駒として、使い捨てられたということです。
ほんんとに酷いことやってたのだから、まったく同情はしませんけど。

言い方を変えれば、安倍官邸は、自公や中央官僚の力だけでは沖縄を抑えきれないとわかり、「本土」をまるごとぶつけてやろうという戦略を描いたのです。
軍師が誰なのかはわかりませんが、その冷酷さと大胆さには身も凍る思いです。



しかし、どうして安倍官邸はそんなハイリスクな戦略をとることができたのでしょうか。
その答えは、いやになるほど簡単です。

本土の野党が勝てないからです。
いえ、もっと正確に言うと 勝たない からです。
憶測を交えて言うと 勝ちたくない からです。

いくらなんでもそれは言い過ぎだ と思われるかもしれません。
しかし、やればできることがわかっていながらやらないのは、「やりたくない」と言っても過言ではないはずです。

安倍官邸の違法無法の傍若無人を止めるためには、政策の一致など、ハッキリ言ってどうでもいいと私は断言します。
野党共闘を実現するためには、消費税と原発では一致できません。
連合は原発即ゼロには絶対に踏み込まないし、民進系の一部は安倍が消費増税を延期したことを追求するという本末転倒を未だにやらかしています。

でもそれでも、そんな腐った人たちでも、少なくとも言葉が通じて、憲法も法律も完全無視することさえしなければ、安倍に任せておくよりは100万倍マシです。
そして、沖縄や福島や被災地や貧困に直面している人たちは、理想の社会ができるまでのんびりと待っている余裕はないのです。

その意味では、生活の不安がない正義のリベラルほど始末の悪いものはありません。
なにせ、その主張はほんとに正しいので、本人も変わらないし、批判もできないという鉄壁だからです。
でも、鉄壁の正義も、現状を変えられない限りは、その裏側で時々刻々押しつぶされている人がいることも事実なのです。

今回の行政不服審査も、どっからどうみても違法です。
行政不服審査法の法文を見てみましょう。

第一条 この法律は、行政庁の違法又は不当な処分その他公権力の行使に当たる行為に関し国民が簡易迅速かつ公正な手続の下で広く行政庁に対する不服申立てをすることができるための制度を定めることにより、国民の権利利益の救済を図るとともに、行政の適正な運営を確保することを目的とする。

ここで、行政庁と国民を対比していることから、訴えられる側が行政庁で、訴える側が国民というのは明らかです。
さらに、明確な法文もあります。

第7条 2 国の機関又は地方公共団体その他の公共団体若しくはその機関に対する処分で、これらの機関又は団体がその固有の資格において当該処分の相手方となるもの及びその不作為については、この法律の規定は、適用しない

わざわざ、国の機関が処分の相手方の場合は適用しない と書いてあります。
埋立の撤回は、まさにこれに当たります。
だから

国の対抗措置「違法」 「辺野古」撤回執行停止申し立て 行政法研究者110人声明
2018年10月27日 琉球新報


しかし、安倍官邸は違法なのは百も承知で、わざと違法を見せつけるためにやっていますから、こうした学者の抗議など歯牙にもかけず、効力停止を宣言したのです。

違法と知り、悪いと自覚しているものに、いくら「おまえは間違っている」といったところで、やめるはずはありません。
やめさせることができるのは、この極悪人から権力を取り上げることだけです。
それが唯一の方法です。
他にあるのなら、ぜひとも教えていただきたい。

安倍晋三の権力を取り上げるためにはどうしたらいいのでしょう。
これは誰でもわかっていることですよね。
自公を選挙で破って、政権交代をすることです。

それなのに ああそれなのに それなのに

枝野氏「反原発前提」 参院選 他党支援方針に言及
2018年10月20日 北海道新聞


原発ゼロ法案に賛成することはもちろんまったく正しいです。
でも、これって連合がついている国民民主を排除する結果になることは、超頭のいい枝野さんは十分にわかっておっしゃっているはずです。
そして、リベラル市民の皆さんも、これに同調しているような空気が濃厚で・・・・

たしかに国民民主の支持率は、自由党のそれに迫りつつありますから、無視してもいいんじゃないのという意見もあります。
しかし、支持率と票は違います。
なんやかんや言っても連合がついていることと、民進系の地方議員のほとんどは国民民主なのですから、地力は自由党とは比べものになりません。

そしてなにより、「一丸となって政権交代を目指している」という姿が、有権者に伝わるかどうかということです。
あっちとはイヤ、こっちとはイヤ、という話ばかりでは、いくら政権交代を唱えても、本気にしてもらえません。
これこそが、何回やっても野党が自公に惨敗する最大の理由です。



 「とにもかくにも 安倍晋三から権力を取り上げる」ということをやらない本土の野党と、それを漫然とみている本土の市民という構図は、まさに安倍官邸の描いた戦略通りです。
外野から「沖縄頑張れ」 「デニーさん負けるな」 と声援は飛ばしても、肝心の自分たちの役割である「国の権力の暴走」をほったらかしでは、沖縄から見たら何もしていないのと同じです。

いや、そんなことはない。
しっかり反対の声をあげてるよ という人もいるでしょう。
しかし、先ほどから言っているとおり、安倍官邸は「反対」など折り込み済みで、わざと極悪を見せつけているのです。
声をあげるだけでは、蛙の面になんとかに過ぎません。

諦めないために声をあげ続けることは大事です。
つらい作業にはかけ声をかければ力がわいてきます。
しかし、かけ声をいくら繰り返しても、中身の作業をしなければ何も進みません。

あえて言います。

正義のために闘うことはやめませんか。

正義のために闘うことは、その正義が実現されるための長い時間 苦しんでいる人を見捨てることです。

それぞれの正義は胸の奥にしっかりと抱きながら、今は、目の前のあまりに酷い不正を止めるために闘いませんか。

沖縄に対する暴挙を許しているのは、本土の私たちです。
そして、止められるのも、本土の私たちです。
私たちしかいません。



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2018-10-05(Fri)

「沖縄の基地問題はすべての日本人の責任か」という問題について

たまたまツイッターのタイムラインで、こんなやり取りを拝見しました。
書かれている方はお二方とも私は直接は存じ上げない方です。ただし、どちらも辺野古には反対の立場であることは間違いありません。


比嘉さんは沖縄の方で、さとうさんは本土の方のように見受けられます。

実はわたしも、似たようなやり取りを経験したことがあります。
少し前、ある会合で「沖縄に押しつけちゃダメでしょ」署名を日本中でやりませんか、という提案をしたときです。
同席のリベラルの方から 「それを利用されて、橋下徹がやったみたいに八尾にオスプレイ持ってきましょう、となったらアカンやないか」と言われ、全体の空気もそっちになって私の提案は流れてしまったのでした。

デニーさん当選!の高揚感の中で話をすると、なんだか上記のさとうさんや、私と議論したリベラルの方が無責任みたいに見えますが、なかなかそう簡単に決めつけられるものではないと、私は思っています。

私個人は比嘉さんのご意見に100%賛同しますが、橋下徹がやりかけた、議論抜きの「大阪に基地を」運動もたしかに大問題だったわけです。
「沖縄に押しつける」の反対は 「全国で引き受ける」 ではなく、 「全国で基地が必要かどうか議論する」なわけですが、不用意に運動をやってしまうと、それを日本会議あたりに逆用されて「では全国で引き受けよう」とやられるリスクはたしかにあると思います。

もちろん、本気で「引き受けよう」というのではなく、議論抜きにそれを突きつけられた本土の人たちが、言葉を濁して言外に「やっぱり沖縄に置いといて」と言い出すのを期待しているのです。
私がお話をしたリベラルの方も、「八尾に米軍基地できたら嫌や」ということより、そういう展開を心配していたのです。

そういう「内心忸怩たる思いを、むりやり国民に抱かせる」戦略は、一度やられてしまうと傷が深くなり、何世代にもわたってものが言えない国民が形成されます。
いま、せっかく沖縄のことを考える国民が増えてきたところなので、ここは大事に議論を広げていくべき時です。
一足飛びに、「大阪で引き受けよう!」とかワーワーやられてしまうと、それにたいする「反対運動」は、言葉には出さないけど内心は「やっぱり沖縄に置いといて」という内心忸怩運動になってしまいます。
そうなったら、国民の中に醸成されつつあった沖縄を自らのこととして考える芽は、吹き飛んでしまいます。

そういうリスクは、たしかにあるのです。

とはいえ、それでもやはり「沖縄に押しつけちゃダメでしょ」というところから出発しないと、日本の民主主義はスタートラインにすら立てないと私は考えます。
「内心忸怩たる思いを、むりやり国民に抱かせる」戦略は、実は73年前にいちどやられています。
もちろん、大反省すべきことをやらかしたのは事実なので、内心忸怩なのは当然と言えば当然ですが、でも、それでも反省の上に自らの生きる権利と誇りは明確にすべきだったのです。

しかし、戦後の日本人は、反省もアイマイ、権利もアイマイ、なんとなく内心忸怩でものが言えない という国民にされてきました。
左翼が反省担当、右翼が権利担当で、お互いに牽制させることで、どっちも進まないように仕組まれ、「誇り無い豊かさ」を享受してきました。

そんな日本人の目の前で、左翼でもない右翼でもない、フラットなものの見方を示してくれたのが、沖縄です。翁長さんとデニーさんの選挙です。
「平和を願う ウチナンチュの誇り」というものをはっきりと見せてくれました。

私たちは、「平和を願う 日本人の誇り」を掲げるべきではないのでしょうか。
この左翼と右翼が手をつないだようなスローガンを、奇異に感じる方も多いでしょうけど、「奇異に感じる」ご自分の感性をまず顧みていただきたいのです。
これ、日本人 のところに他の国の名前を入れてみたら、めっちゃ普通ですよ。平和を願うドイツ人の誇り とか 平和を願うエジプト人の誇り とか 全然違和感ないじゃないですか。

なんで、皆さんの心は 平和を願う日本人の誇り と言うと違和感を感じるのですか?

たしかに侵略戦争をやったことは事実であり、反省もなく「日本人の誇り」なんて言うのは言語道断でしょう。
必要なのは、明確な反省の上に、他の国民と同じような「誇り」を持てる国にするということじゃないんでしょうか。
その反省は、実は侵略戦争だけじゃありません。
その後の日本国憲法のもとでも、日本人はあるものを踏みつけて暮らしてきました。

私は日本国憲法のことを 右手に1条、左手に9条、足の下に沖縄 と評しています。
日米安保とワンセットでしか存在してこなかった憲法は、沖縄を犠牲にすることで成りたってきたのです。
日本人は、そのことを気が付きながら、ちょっと内心忸怩になりながら、でも見ないふりして「沖縄大好き!」と言ってきたのです。
ここにメスを入れないことは、侵略戦争を反省しないことと同じです。

だからといって、「そんなんじゃダメだ!」と日本人に猛省を求めるのもナンセンスです。
そんなお説教でどうにかなるのなら、とっくに変わっているでしょう。
現実的な気付きのキッカケが必要なのです。

その意味で 「沖縄にばっか基地を押しつけちゃダメだよね」という議論は、ジワジワと注意深く、でも確実に進めていくべきだと思います。
デニーさんの勝利で注目が集まっている今こそ、日本人の呪縛を解くために、もの言える国民になるために、皆で沖縄のことを考え、基地と日米安保を考え、議論すべき絶好機です。



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2018-10-04(Thu)

「デニーさん」と自然と呼べちゃう知事誕生

デニーさん 登庁されましたね

沖縄・玉城知事が初登庁 翁長氏の辺野古阻止継承
2018年10月4日 琉球新報


初仕事が台風対策、なかなか風雲急を告げる始まりです。

それにしても、自然と「デニーさん」と呼べてしまう知事が誕生したことだけでもすごいことですよね。
3年前にデニーさんに大阪に来ていただいたとき運転手をさせてもらったのですが、なぜか不思議と何の抵抗もなく「デニーさん」と呼んでしまったんです。
まあ普通だったら「玉城先生」ですよ、現役の代議士ですから。

私はたとえ小沢さんでも先生とは呼ばないようにしているんですが、正直言えばかなり意識してます。
でも、デニーさんは、さらっと「デニーさん」と呼んでしまったんです。
そういう空気を持っているんです、デニーさんは。

当選が決まった直後は、「これからが大変だなあ」という思いが強くて、歓喜爆発とはいかなかったんですが、数日経って初登庁のニュースを見ると、じわじわとこみ上げてきました。
自由党の中でも、オール沖縄の中でも、俺が俺がという自己主張はせずに、どちらかというと地味な仕事師だったデニーさんが、まるでサナギから蝶が飛び立つような華麗な闘いを続けていることに、選挙期間中も感動しっぱなしでした。

ほんとに ほんとによかった。



ともあれ、これからのことを考えなくては です。

昨日は「日本のアイデンティティ」なんてことを書いたら、すっかりアクセスが伸び悩みです。
やはり、みなさん大日本帝国の香が漂う文言には敏感ですね。
読んでもらったら、決してそうじゃないことはわかってもらえると思うんですが。

そういえば、先日梅田のジュンク堂にいったら、1階のかなり目立つところに白井聡さんの「国体論」がおいてありました。同じ棚に並んでいるのは、ほぼほぼネトウヨっぽいのばかり。
まあそうですよね、なにせ「国体論」ですからね。

白井さんがネトウヨばりの国体護持を説くとは思えませんが、あえてこういうコーナーにおかれることで、いわゆるリベラルやインテリみたいな人たちとは違う考え方の人に読まれるとしたら、なかなかいい手だなと思いました。

デニーさんの勝因はいろいろあるでしょうけど、一番直接の理由は、自民支持者の2割、公明支持者の3割、維新支持者の4割をひっくりかえしたことと、無党派層の多くを投票に行きたいと思わせたことです。
これはすなわち、「支持者の中の楽屋落ちではなかった」 ということです。

もうこれは百万回でも言いたい。
自分と同じような考え方の人たちで固まっている限り、勝利はありません。
「(自分が考える)正義は勝つ」 は大間違いです!

デニーさんは 「自立と共生」と「多様性」を県政の柱にと言っています。
ぜひぜい この言葉の意味を、よーく吟味してみてください



それにしても、幹事長だったデニーさんが時の人になったのに、自由党の支持率は限りなくゼロに近いまま。
不思議な政党ですよね。
玉城デニー、山本太郎、小沢一郎  こんなスーパーマンがそろってるのに・・・・・ 支持率≒ゼロ・・・・・

自党の宣伝に余念のない あの党やこの党を、少しは見習ってほしいですね。
少しでいいですけど



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2018-10-03(Wed)

沖縄のアイデンティティ 日本のアイデンティティ

「イデオロギーよりアイデンティティ」 翁長知事が提唱し、デニー新知事が受け継いだこの言葉、もう全国区で知られていますよね。

保守や革新というイデオロギーで分断されることで、結果的に東京の政府や米国の従属してしまうのではなく、ウチナーのことはウチナンチュが決める、沖縄だけに基地を押しつける差別は拒否する そういう沖縄のアイデンティティを掲げて、デニーさんは39万余票という史上最多の沖縄の志を結集しました。

正直に言うと、選挙終盤のデニーさんの演説をネットで聴いていて、「素晴らしすぎる。大丈夫か?」と思っていました。
つまり、理念に寄りすぎていて、ほんまに票に結びつくのか と危惧したのでした。
今となっては、そんな危惧をしたことが恥ずかしく、沖縄県民に平謝りです
<(_ _)>

それほどに、「沖縄のアイデンティティ」という言霊は、沖縄県民の胸に響いたのです。そのことに日本中から多くの賞賛が集まったのです。

デニーさん勝利の翌日から、私はネットで有名人や無名人の様々な主張を観察してきました。
そして、少しだけ安心しています。
「おめでとう」「うれしい」「泣きそう」という直後の感想は当然として、その後に 「沖縄を孤立させてはダメだ」「デニーさん一人に安倍政権の圧力を押しつけてはいけない」という論調がとても多く見られたからです。

4年間の翁長県政の踏ん張りと限界を見てきたのですから、デニーさんたちだけが頑張ってもダメだと言うことは、皆さん見えています。
どうしたって、安倍政権を倒すか、せめて「無茶したら次の選挙で大負けする」と思わせるところまで追い詰めなくては、沖縄の声に安倍晋三が耳を傾けるなんて蜃気楼よりも現実味がありません。
なにせ、デニーさん当選直後から「シンシに聞きます」けど「辺野古は進めます」と、一言半句たりとも沖縄の意思を聞く気がないことを明言していますから。

次は本土の私たちの番だ、ということです。

とはいいうものの、現実を見渡せば、本土の状況は決して前途洋々ではないし、明日に向かってわくわくする状況とも言えません。
オール沖縄の諸勢力や個々人が懸命に作り上げた共闘関係とは、本土のそれはまだまだ遠くかけ離れています。

ひとつには、野党のあいだで、いまだに「アイデンティティよりもイデオロギー」が幅をきかせているということです。
沖縄の「イデオロギーよりアイデンティティ」をあれだけ賞賛している人たちが、本土に帰ってくるととたんに「○○党とは○○で考え方が違うから一緒にできない」みたいなことを平気で言っているわけです。

その一方で、こんなことも言っています。

参院選統一候補へ弾み 沖縄知事選勝利で野党
2018/10/1 日経新聞

野党は参院選に向け候補者一本化への手応えをつかんだ。立憲民主党の福山哲郎幹事長は「参院選1人区は候補を一本化すれば、安倍政権に十分勝機が見いだせる」と話した。国民民主党の玉木雄一郎代表は「来年の統一地方選や参院選では地域の声を反映できる候補や戦い方を展開することが重要」とした。
(引用以上)

立憲も国民も、共闘すべき仲間だと思うからこそ、ひと言いわせていただきます。

とくに、福山さん。16年の参院選でも、1人区は一本化しましたよ。で、結果はどうでしたか。
11勝22敗。自民、公明、、維新はそれぞれ5議席ずつふえてしまいました。
もちろん、改憲勢力に2/を阻止もできずです。
この反省は まったく無しですか?

そして、「沖縄が勝ったから本土も勝てる」という、沖縄の現状と苦闘をほとんど考慮しない発言には、ちょと驚きです。
沖縄の「何を学ぶ」ことで、勝てるとおっしゃっているのでしょう。
デニーさんは、「イデオロギーよりアイデンティティ」の具体的な形として 共産党から経済界から自発的な若者までが参加する「ひやみかちうまんちゅの会」という共同の選対本部を母体として闘いました。
沖縄から学ぶのであれば、本土でも野党共同選対を作る努力くらいはしてもいいのではないでしょうか。

枝野氏、共同選対に否定的 来年夏の参院選巡り
2018/8/24 日経新聞


これは沖縄の勝利よりも前の記事ですから、枝野さんもきっと考えが変わっていることを期待しています。
そして、よりによって維新の牙城・大阪でやってくれたような 「複数区なんだから、野党間の調整も相談も一切無用」というやりかたは、これ以上なさらないことを、切に願います。



ところで、アイデンティティということばを使ってきましたが、沖縄のアイデンティティはわかるとして、本土、といか日本のアイデンティティとは何でしょうか。

「日本のアイデンティティ」 なんて言うと、サッと警戒の色を深めるリベラルの皆さんの顔が目に浮かびます。
日本のアイデンティティ → 日本民族の優位性 → 排外主義
または、日本のアイデンティティ → 国体護持 → 大日本帝国の復活
という構図が、一瞬のうちに脳裏に浮かぶのだろうと思います。

私自身、数年前だったらそうだったと思います。
そうやって軍国日本を復活させようという勢力が確かにいるのですから、その警戒も理由のないはなしではありません。
でも、ちょっとそういう先入観をおいといて、フラットに考えてみてほしいのです。

沖縄のアイデンティティはよくて、日本のアイデンティティは なぜダメなのか。
これはたぶん、沖縄は被害者で日本は加害者だから というのが答えなのでしょう。
被害者はアイデンティティを復活させる権利があるけど、他人のアイデンティティを奪った加害者にその権利はない。
それが、「日本のアイデンティティ」と聞いたときにに、眉をひそめる人たちの心情なのではないでしょうか。

半分は、私もその通りだと思います。
でも、加害者と被害者というのは、相対的な面もあります。
沖縄からも侵略戦争には出兵したし、沖縄の中や奄美と沖縄という関係の中の差別もあります。
沖縄に押しつけてるとは言うものの、その元凶は日本が米国に従属していることです。その意味では、日本は一方的な加害者ではありません。

ステロタイプに こっち加害者 あっちは被害者 と決めつけるのではなく、誰の中にも両面があるのであり、加害者の面は反省し、被害者の面は誇りと権利を復活させる。これって、考えてみれば当たり前のことなんじゃないでしょうか。 

「日本のことは日本人が決める」 これもまた、排外主義だ! 民族差別だ! とお怒りのむきもあろうかと思いますが、でも、文字をそのまま読んでください。
これ、民主主義国家 を言い換えただけですよ。

もちろん、悪意をもって運用すれば排外主義にも差別主義にもなり得るのは、どんな理念だって同じです。
資本主義も、共産主義も、民主主義も独裁も、キリスト教もイスラム教も仏教も、大量殺戮をしなかったイデオロギーなどありません。
そういうリスクを抱えながら、しっかり自覚しながら、それでも「自分たちのことは自分たちで決める」
これが、アイデンティティ なんじゃないでしょうか。

そして、国家を必要悪でも善でもいいですが、とりあえず認める以上は、日本とか日本人という規定はやむを得ないものです。
日本国憲法を大事にして、日本国の国会の選挙で勝利しよう と思っているのであれば、「日本人とか言いたくない」とい話は通用しませんよね。(気持ちはわかるんですけど)

日本という概念を拒否できるのは、国民国家という存在そのものを認めない というアナーキストや世界同時革命派の方々だけです。

ここを乗り越えないと、いくら一人区の一本化とか技術的なことをやってみても、本当の「イデオロギーよりアイデンティティ」を実現することはできないと思うのです。



世界の警察をやめたがっているトランプの動きを見ていると、「日本のアイデンティティ」を今こそ言うべきだと思います。
なぜなら、いち早くトランプにすり寄った安倍晋三のほうが、先に言い出すかもしれないからです。

安倍晋三は、従米と独立の両刀使いです。
基本的には従米ですが、トランプが「もう勝手にやってくれ」と言い出せば、大東亜共和国の夢を爆発させる危険性を持っています。
ですから、こちらから先に「日本のアイデンティティ」をちゃんと提起して支持を取り付けておかなければ、それこそリベラル派が悪夢に見る 排外主義に凝り固まった日本人のアイデンティティ が安倍晋三を首領に据えて形成される危険があるのです。

朝鮮戦争の終戦宣言が、一つの画期になるでしょう。
在韓米軍が撤退という流れになれば、日本の対米関係も地殻変動が起きます。
こうなったら、排外主義に固まった軍国復活派が、一気に日本の独立を叫び出します。
そうなる前に、先手をうたなくてはなりません。

排外主義でも軍国主義でもない 「日本人のアイデンティティ」
他国に支配されずに、自分たちのことは自分たちで決める

その理念を、デニーさんたちが沖縄で作りあげたように、日本でも作り上げ、日本中に問いかけ、共通の思いを作り上げなくてはなりません。

もちろん、「誇りある豊かさ」は、そのための大切な原動力です。
「誇りある貧困」「武士は食わねど高楊枝」では、いくらアイデンティティと言っても、ほとんどの人はそっぽ向きます。
これは、一昨日の記事に書いたとおりです

誇りある豊かさを! 

戦後民主主義のぬるま湯は、とっくの昔に冷めきっていることに、本当はほとんんどの人々は気がついているはずです。
ところが、政治家、とくに野党の政治家がその幻想から覚めていないことが、野党の人気がない最大の原因だと思います。

自分たちの誇りを、アイデンティティを正面から提起する、デニーさんがやったような そういう野党共闘を作らなくては、一人区をあれこれしても、沖縄のような勝利はありえません。
本気で勝利を願うのならば、わかるはずです。

どうですか みなさん



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2018-10-01(Mon)

誇りある豊かさを! デニーさんの当選おめでとうございます!!

すでにご存じの通り、玉城デニーさんが 史上最多の得票で、沖縄県知事に当選しました。


数多くのツイートの中で、私はこちらの記事を引用させていただきました。

勝利の舞姿もさることながら、その横の見出し「僕たちも4年間闘う」にじ~んと来てしまいました。
景色はかなり違いますが、5年前に山本太郎さんが当選したときに、万歳どころかニコリともせずに「これからが戦い」と会見したのを思い出しました。

案の定、太郎さんは当選直後からマスメディアや永田町住人たちの総攻撃に遭いました。
デニーさんに対しても、どのような卑劣な攻撃が襲いかかるかわかりません。安倍官邸、内閣情報調査室は、必至になって作戦を練っているに違いありません。いや、すでに指令が発動しているでしょう。

沖縄の人たちは勝利に酔いしれるばかりでなく「4年間闘う」と決意を固めていますが、ここでまた沖縄だけを孤立させれば、デニーさんたちだけが安倍官邸の集中砲火を浴びることになってしまいます。
沖縄県民の生活を人質にして翁長知事を締め上げてきた卑劣な安倍官邸のやり方を、さらにバージョンアップさせてくるに決まっています。

今必要なことは、沖縄を孤立させないために、安倍晋三の足下を揺るがすことです。
沖縄に向けて弾を撃てないように、私たち本土の人間が今度は前線に立つことです。



では、安倍晋三のまえに立ちはだかるとは、具体的にはどういうことでしょうか。
それは、「これ以上やると、参院選や次の総選挙がヤバい」 と思わせることです。
道理で動くはずのない安倍官邸を動かすには、「負けるかも」という恐怖しかありません。

安倍官邸に「負けるかも」と思わせるにはどうしたらいいでしょう。
残念ながら、今回の沖縄でのデニーさんの勝利は、国政レベルでの安倍官邸の恐怖にはつながりません。
これまでも、沖縄の結果と国政の結果はまったくリンクしていないからです。

安倍官邸に「ヤバい」と思わせるためには、本土の選挙で負けるかも と思わせなければならないのです。
その、絶対的な前提条件は、完全に有機的な野党共闘であることは 言うまでもありません。
あっちこっちでギクシャクしながら、国民の目にも危なっかしい野党共闘では、賢明な有権者は未来を託してくれません。
大きな目的のために、一丸となって協力する姿が明らかになってこそ、信頼をえることができるのです。

野党共闘=一人区での選挙協力 と短絡的に考える方も多いようですが、そんな技術的なことだけで、「安心感」や「現実感」は生まれません。一人区の選挙協力はあくまでも最低限の必要条件であって、決して十分条件ではありません。

「安倍官邸の独裁をとめて、国民の生活を守るために、野党が本気で協力している」「これはどうやら、やる気だな」 となって始めて注目されるのです。
一人区は(いやいやながら)協力するけど、複数区は地元の事情など無視して勝手にやるぜ みたいな空気を振りまいていては、本気度は伝わりません。



とは言え、共闘は統合とは違います。
それぞれ、理念や政策が違うから別の党なのであって、統合するのは今は無理でしょう。
アメリカの民主党や共和党のように、おっそろしく幅の広い党ならば可能なはずですが、どうも最近の日本人の感覚には合わないようです。野党も自民党も、やたらと純化路線になってしまっています。

とりあえず無理ならば、統合ではなく共闘という手段をとるのが賢明です。
そして、それは安倍路線に純化させられている自民党よりも、幅の広い選択肢をつくることができると言うことでもあります。

沖縄では 「誇りある豊かさと平和を!」というスローガンを、本当の結集の軸にしたのだと思われます。
とくに 「誇りある豊かさ」。
「ウチナーのことはウチナーンチュが決める」という自治の精神と、「沖縄のポテンシャルを最大限引き出して豊かな経済を作る」という経済発展の両立、融合。

これまでの、平和を望むなら補助金をカットされても我慢する、豊かさを望むなら基地を押しつけられても我慢する というどっちに転んでも差別されたままの沖縄から、自治も平和も豊かさも追及する、それはできる という新時代沖縄を、翁長さんは実践し、デニーさんはその発展を提唱しました。
この結集軸があったから、安保に反対の党も賛成の党も、労働組合も企業家も、一丸となることができたのです。

本土の私たちにとっての 結集軸は何でしょうか。
「安倍独裁阻止!」 ではありません。
そんな「食えない」スローガンで多くの票を投じてくれるほど、日本人は余裕はありません。
有権者には二通りあります。保守と革新 などでは全然ありません。
会社や地域社会や友人関係や信心など、自分の生活を支えているコミュニティーに波風を立てないように一票を投じる人と、そうしたコミュニティーに強く帰属していない、そこから守ってもらえない人です。

コミュニティーに縛られている(守られている)人は、そう簡単に投票先を変えません。
ですから、自公の票は、あまり増えたり減ったりはしません。
野党が健闘したり、自滅したりして、選挙結果は決まっています。

つまり、帰趨を決するのは、コミュニティーにあまり強く帰属していない人だということです。
私なんかもそうですが、この孤立した人にとってこそ、実は政治は生活に直結しています。
会社や宗教や、中間的なものが自分を守ってくれるわけではないので、政治が生活を守らないと、本当に直撃されるのです。

しかし、誰にも強制されないので、「ホントに自分たちのためになる」と思わなければ、投票には中々足が向きません。
それが、2010年から数年の状態です。

そうした孤立しがちな人たちに、「誇りある豊かさ」を届けること これは立派な野党の結集軸ではないでしょうか。
「してやってる」福祉ではなくて、「もらって当然、だけど自分たちも関わる」そんな福祉。
「給料や労働環境を補償される、だけど中小企業が大企業に勝つために協力する」そんな労働政策。

持っている潜在的なポテンシャルを発揮することで豊かになる。
得られた豊かさは、正当に配分する。

これが、今や先進国と言うのもおこがましいほどに、経済的に後退してしまった日本で必要な政策ではないのでしょうか。

良い仕事と、まずまずの収入と、不安のないセーフティーネット、これが具体的に数字をあげて現実的に政策になれば、そして、その政策に野党が本気で結集すれば、政権交代なんて転がり込んでくるでしょう。

沖縄に学び 「誇りある豊かさ」 に全野党が結集することが、沖縄を守ることににもつながると思うのです。



その上で、本気で結集するためにも、野党間や野党と市民の間でも、真剣が議論が必要でしょう。

これまでのような、お互いの違いには「触れない」ようにして、どうにか維持してきた共闘では、安倍独裁との熾烈な戦いに耐えることはできないように感じます。
お互いの違いをちゃんと認識して、「なるほど、ここはこう考えてるのね。私は違うけど、貴方の考え方は分かった。」という進め方をしないと、すぐに感情的な対立を生じて、国民に見透かされることになります。

その意味で、私の地元でおきた件については、決して感情的にならないように注意しつつ、批判をしておきたいと思います。
これは、私の意見が絶対正しい!と言い張っているのではなく、このような考えも少なくないはずだ、という視点で見ていただきたい。

来年の参院選について、立憲民主党がこのような発表をしました。

立憲 弁護士の亀石倫子氏擁立へ 参院大阪選挙区
毎日新聞2018年9月28日


大阪は4人区ですから、他地方の方から見れば、ごく当たり前のことに見えるでしょう。
しかし、二つの大きな事情があります。
ひとつは、共産党のたつみコータローさんが現職だということ。
もうひとつは、維新の牙城であり、かつての民主党票はごっそり維新に獲られてしまったということ。

大阪市議会には民主党系の議員はゼロ、府議会にかろうじて1人。
維新は自民党から分裂してできたと考えている人が多いでしょうが、票の動きで見ると、全盛期の民主党の票を、根こそぎ持って行ったというのが実態です。

大阪は、他の選挙区とは、まったく事情が違うのです。
この数年の選挙結果を見ても、自公、維新、野党 の三つどもえの選挙では、ほぼ例外なく 2:2:1の票割りになります。
維新に勝った選挙は、ほとんどが自公と野党の共闘です。

2016年の参院選では、自民1、公明1、維新2、民進1、共産1 が出馬し、野党は共倒れし、自公と維新2という結果を許しました。
このときも、一本化すべきではないかという議論は、関係者の中で激論があったようですが、この時点ではまだ2:2:1がはっきり出ていなかったことと、民進の現職より共産の新人のほうが票を取りそうだという下馬評が強く、結局一本化にはならずに最悪の結果となりました。

今度は、2年前の教訓があるのです。
その後の、数多くの数字があるのです。
ここまで私が書いてきたような 本気の野党共闘をやって、全国的には自公を追い詰めたとしても、大阪は状況が違うのです。

全国的には票数は自公と野党は拮抗しています。
ただ、野党が分裂し自滅しているだけです。
しかし大阪は、どうあがいても2割しか取れていないのです。
恥をさらすようですが、それが維新の牙城という意味です。

たしかに、昨年の総選挙では立憲は大阪の比例票が48万6千票をとっていますから、出そうと考えるのは当然と言えば当然です。
しかし、共産の現職がいるのです。たつみさんも 2013年に46万8千票とっています。「どけどけ」と言えるような関係ではまったくありません。まして、立憲の支持率は、あの時の1/3近くに縮小しているのですから。

素人の私でも、基本的な数字を見れば、大阪の事情は理解できるのに、なんでこんな無理筋を通そうとするのか、私には理解できません。
機会を見付けて、立憲の方からなぜなのかをお聞きしようと思っていますが、おそらく「複数区なので当然」という答えが返ってきそうな気はします。

蛇足ながら、これは亀石さんの資質とはまったく関係ありません。私は直接は存じ上げませんが、きっと素晴らしい方なのだろうと思います。でも、それは今書いたこととは、全然別の話です。



各地方で、様々な事情や問題があると思います。

見て見ぬフリをせず、でも感情的な対立にせず、結論を急がず、議論をしていくことだと思います。

中央で党首同士が手をつなぐことばかりではなく、そうしたことの積み重ねが、野党共闘の下地になっていくのです。

デニーさんの勝利を本当の勝利にするために、沖縄を孤立させないために。

最後に、三春充希(はる)さんの選挙分析を引用します。

玉城デニー氏、史上最多得票で勝利 沖縄県知事選の得票分析
みらい選挙プロジェクト情勢分析ノート 2018/10/01


最後に、今回の選挙のデータではありませんが、一つ世論調査を紹介させてください。これはNHKが沖縄県民を対象に行ってきたものです。1987年の調査以降、「理解している」は減少の一途をたどっており、直近では過去の調査で最低となっています。
この衝撃的な世論調査について、沖縄の民意について、私たちはもっと考える必要があるのではないでしょうか。

(引用以上)

衝撃的なグラフは、元記事でご覧下さい。



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