2020-02-04(Tue)

れいわ新選組が出過ぎたから負けたのか? #京都市長選挙

ちょっとビックリするツイートを見かけました

私は電話かけしかしていないので、街宣は見ていません。
もし、これが常態化していたのなら、かなり問題だと言わざるを得ません。

知らない人がいると誤解があるから書いておきますが、このツイートをしている「ちだい」さんは、山本太郎さんの知人であり、ずっと応援していた人で、今でも心配して書いてわけで、立憲信者やネトウヨがれいわをディスっているのとは別物です。

私も、誰にも忖度しないと決めたのではっきり言わせてもらいますが、ピンクの人たちの目的は何だったのでしょうか。
やっている人はそのつもりではなくても、「福山さんに便乗してれいわ新選組の宣伝してるのか?」と言われても反論できません。

電話かけも、若干微妙なところはありました。
まず名乗るのが、福山和人じゃなくて、れいわ新選組山本太郎のボランティア だったのです。
たしかに、太郎さんの知名度を考えると、まずツカミで名乗るのもアリかなとは思ったので、まあ許容範囲だとは思います。
実際、名乗ると「ああ」と言って話を聞いてくれる反応が多いように感じましたし。
ただ、上のような写真を見てしまうと、あの電話作戦もちょっと考えてしまいます。

これまた誤解なきように原則を確認しますが、私は共闘を無償奉仕にすべきとは思いません。
れいわ新選組が共産党を支援することで、れいわ新選組にとっても有利なことを確保しようとするのは、ある意味で当然です。
ただし、それが候補者の邪魔をしない限りで ということです。



では、今回の京都市長選挙で、ちだいさんが言うように「れいわが前に出たから負けた」のでしょうか。
正直に言って、私はわかりません。
少なくとも数字で見る限りでは、どちらでもない と思います。
よく言えば、とくに障害になっていなかったということですし、悪く見れば、それほど大きな影響力を発揮できなかったということです。

20200203.jpg

ここ数回の推移、とくに2018年の府知事選との比較を見れば、明らかです。
一部のれいわ新選組関係の人が言っているような「れいわ票の上乗せ」も「無党派層の票を増やす」も、目立った現象としてはおきていません。 

2012年から支持率1%に満たない自由党(党名はいろいろでしたが)の応援をしてきた経験から推測するに、支持率1~2%のれいわ新選組の影響力というのは、まだまだそのくらいのものだ ということです。
なにも悲観的に言っているのではなく、その現実を見据えて 「ではどうするか」 を考えるのが政治だと思うのです。
政(まつりごと)にお祭りは欠かせないかもしれませんが、お祭りだけで政はできません。

いろんな党の支持率を見ていると、たぶん5%あたりが一つ目の分水嶺なんじゃないかと思います。
そこまで行くと、得票率で10%が見えてきます。
今の公明と立憲の中間くらいの規模ですね。

議員数や政党助成金もそれなりの数字になり、メディアも無視はできなくなるので、次のステップを考えることができるようになります。
やる気のない他の野党に対しても、強く働きかけることができます。

私は、そのステップに行くまでは、れいわ新選組はとにかく知名度を上げることに専念すべきだと思ってきました。去年の参院選の直後から。
ポスター活動の意義はよく理解しているつもりですが、とりあえずスタートダッシュの段階は、全国で100台くらい街宣車を走らせて党の知名度アップにつとめ、太郎さん個人の知名度とのギャップを埋めていけば、瞬間的であれ支持率5%付近までは夢ではない。
その熱が満ちたタイミングでポスター依頼に回り、カンパ募集をすれば、次のステップに上がっていける と考えたのです。

しかし、自由党の看板をれいわ新選組のシートに張り替えて選挙中は近畿一円を走りまわった街宣車は、そのままの運行はまかり成らんということになり、冬眠させざるを得なくなりました。
そうこうしている内に、選挙の熱は冷め、支持率は1%台で停滞するようになってしまいました。
去年のように怒濤のカンパ集めを再現することは、かなりの努力が必要でしょう。

だんだん まとまりがなくなってきました。

要するに、れいわ新選組を応援するからこそ書くのですが、現実をちゃんと見据えるべきです。
支持率1%台の政党として、何をすべきなのか。
それは有権者に対しても、やる気のない他の野党に対しても、です。

立憲は、支持率は1%でも組織と資金は潤沢にある国民民主に対してすら、1mmも妥協せずに傲慢な殿様商売をおしつけて、合併話を(たぶん意図的に)流してしまいました。
まして、れいわにおいてをや。
いくら「独自候補を立てるぞ」と脅しても、現状では立憲に対してほとんど効果はないようです。
残念!

そんなわけで、今回の京都市長選挙、れいわのせいで負けた、と言ってしまうのは誇大広告だと思いますが、でもこれまで考えてきた戦略を少々見直す必要はあると思います。
現実を見ない「前向き」は実は後ろ向きであり、ネガに見えても今の現実に立脚することが前向きなのだと、私は信じています。




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2020-02-03(Mon)

【政局あれこれ】京都市長選挙の客観的な数字をまとめておきます

昨日投開票だった京都市長選挙、残念な結果に終わりました。

自民、公明、立民、国民、社民 という大政翼賛会の門川現職にたいし、共産とれいわ新選組が推薦の福山和人さんが挑みましたが、結果は以下の通りです。

門川氏が初当選する前の回である 2004年からの結果をまとめましたので、冷静に推移を分析してみて下さい。

20200203.jpg


共産党支持の固定票が13万くらいで、最大19万という推移なので、今回の16万という数字はちょど中央ということになります。

また、2年前の府知事選での福山さんの票と比べると、約8千票減らしています。
投票率は8%上がっている(前回比では26%UP)にもかかわらず減らしているので、残念ながら新たな浮動票はほとんど取り込めなかったということになります。

自公民の大政翼賛勢力は、2018から1万5千増やしているので、これまた残念なことに、立民、国民、社民の「リベラル」勢力の引きはがしも、成果がでているとは言えません。
(出口調査では立憲の45%は造反して福山さんに投票したみたいですが、2018との比較では増えていないようです。)

なぜなのか、については私は詳しくは論じることはできません。
一度手伝いには行きましたが、ただのボランティアですから、現地の事情はわかりません。

一つだけ実感として言えるのは、電話かけの感触は、10軒に1~2軒が応援してくれてる感じだったのですが、これは投票率40%x得票率35%=14%にほぼ合致するということです。

以下は想像ですが、共産-れいわ連合にたいして、大政翼賛会側の指導部も支持者も、かなり危機意識は持ったのかもしれないですね。
あの下劣な新聞広告など、門川氏の当選のためにはまったく不要であるのに、あえて出したのは、支持者の締め付けだったのではないかと私は思っています。
そして、立憲民主、国民民主、社民の「リベラル」のみなさんは、大政翼賛会に与する罪意識と、共産党に与する反発心との板挟みになり、結果として後者を選択したということなのでしょう。

いずれにしても今回の結果は、共産-れいわ連合で、「口ばかりで政権交代する気のない野党」に渇を入れる、という目的もあまり果たせたとは言えないようです。

パラリンピック後にもあるかと言われている解散総選挙にむけて、今一度戦略を練り直す必要があるでしょう。

とりあえず、今日はここまで。



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2020-01-29(Wed)

京都に行ってきました #福山和人 #京都市長選挙

 みなさん覚えていますか。 2006年に小沢一郎さんが民主党の代表になったときの方針を。それが、3年後の政権交代につながった、あの大方針を。

そうです、都道府県と政令指定都市の首長選挙での、「相乗り禁止令」です。

相乗り与党に安住する地方組織に激烈なハッパをかけ、有権者に「政権交代やるぞ」という明確なメッセージを届けることで、大きく山が動いたのです。

本気で政権交代を目指す者であれば、この「相乗り禁止令」の大きさに、戦慄と興奮を覚えるはずです。

ということで、本日は京都へ行ってきました。20200129.jpg

自民・公明・立憲・国民・社民 という極めつけのだらしないオール与党が推す現職市長にたいし、共産・れいわ が推す福山和人さんが挑んでいる 京都市長選挙です。

はっきり言って、苦しい闘いです。

野党第1党と第2党と左派のはずの社民党が、そろいもそろって白旗上げて自公の応援をしているのですから、大政翼賛会のようなものです。
普通だったら、挑戦者は戦う前から吹き飛ばされてしまいそうです。

でも、福山和人さんは、現職批判にあけくれるのではなく、堂々と政策を主張してたたかうことで、多くの首長選でみられる「オール与党VS共産党」という構図を乗り越えてきました。

市長になればすぐやります
福山和人の4つの「すぐやる」パッケージ


全部やっても、市予算の1%未満 というところがミソで、うまく考えてあると思います。

この福山さんに、義を見てせざるは勇無きなり と思ったのかどうか知りませんが、山本太郎さんが救援に駆けつけ、推薦を決定しました。
ちなみに、小沢さんは国民民主にいるし、れいわ新選組は福山さん推薦だし、生活フォーラム関西としてはどうするかが過日の会議で議論されました。そして、その場で「相乗り禁止こそがオザワイズムやろ」という意見がでたことで、後顧の憂いなく福山さんを支持することを決定しました。



生活フォーラム関西が支持を決めたこともあるのですが、それ以上に私が京都に行くぞと思ったきっかけは、これです

20200129-2.jpg京都市長選 現職支持団体が「共産党『NO』」広告 著名人の顔写真、許可なく掲載も
2020.1.28 毎日新聞


右が、その画像です。おぞましい物をよく見たい方は、クリックすると拡大します。
優勢とみられている現職が、反共 赤狩りを彷彿とさせるこんなおぞましい広告をよくも出したもんだと呆れかえります。

しかし、おぞましいのはそれだけではありません。
一番下に並んでいる9人の推薦人のうち、なんと8人が、こんな広告に使われるなんて知らなかったと言っているのです。
(知っていた1人は広告主である団体の会長なので、実質全員!)
中でも、日本画家の千住博さんや映画監督の中島貞夫さんは、このような特定の党だから排除するような考えは間違いだ、と指摘しています。

そのあたりは、当事者の京都新聞のほうが少し詳しく書いてあります。

京都市長選で「共産党NO」広告 推薦人「事前に内容知らぬ」、現職側選挙母体「了承得ている」
2020.1.29 京都新聞


 このうち28日までの京都新聞社の取材に、内容を承知していたとしたのは立石氏のみ。西脇隆俊京都府知事や有馬頼底臨済宗相国寺派管長は「事前に知らなかった」とした。映画監督の中島貞夫さんは「推薦人は了承していたが、広告の掲載や文言は聞いていない。共産党だからNOだとか排除するような考え方は間違い。きちんと政策を訴えないと逆効果」と語った。

 日本画家の千住博さんは自身のホームページで「特定の党を排他するようなネガティブキャンペーンには反対。この様な活動に同意しているような意見広告に、許可なく無断で掲載されたことを大変遺憾に思います」と記す。放送作家の小山薫堂さんの事務所もネットで「事前の説明も了承もなかった」とし、堀場製作所は堀場厚会長の掲載について「広告を出すと聞いていたが、本人も秘書も内容は全く知らなかった」(経営管理部)という。

 これに対し、同会の吉井章事務長(自民党府連幹事長)は「あらゆる広告物に推薦人の名前と写真を使用することは事前に了承を得ている。個別の広告物についての掲載確認は以前からしていない。ただ、推薦人にご迷惑をおかけしたとするなら本意ではない」と説明した。広告は同会所属の全政党のメンバーが出席する会議で決めたという。

(引用以上)

こりゃあひどい。

これに対して、福山さんからのコメントはこちら

見識のない時代錯誤の現市長陣営の新聞広告(26日朝刊)について
2020.01.26


 2020年1月26日、門川大作氏の確認団体である「未来の京都をつくる会」は、京都新聞・朝日新聞・読売新聞紙上に、「大切な京都に共産党の市長は『NO』」という見出しでの広告を行いました。内容は、「共産党による独善的な市政に陥らせてはいけません」「国や府との連携なしには京都の発展は望めない」というだけです。

 中身なしに一方的にレッテルを張り、居丈高に市民を恫喝するこうしたやり方は見識を疑います。まさに時代錯誤で選挙を汚すものと言わざるを得ません。

 すでに、ネット上では、「政策抜きの反共スローガンを大書。あまりにも有権者を愚弄したものではないか」「時代は変わったのです。それに気づかないあわれな人たちによる愚かな新聞広告に、市民はもうだまされません」など、様々な批判が発信されています。

 「つなぐ京都2020」は、政党や団体に属さない市民と日本共産党、れいわ新選組、新社会党、緑の党グリーンズジャパン、生活フォーラム関西をはじめとする政党・団体など幅広い方々が福山和人市政の誕生に向けて活動しています。「未来の京都をつくる会」の広告は、京都市長選挙で政策をまじめに語り合う市民や団体・政党を愚弄するものです。

 さらに、京都市長選挙に寄せられている切実な市民の願い―返さなくていい奨学金・みんなで食べる温かい中学校給食、子どもの医療費中学校卒業まで無料、敬老乗車証を守れ等々―を問答無用に抑え込むものです。

 つなぐ京都2020は、最後まで、市民要求の実現と幅広い共同を追求する選挙戦をすすめ、福山和人市長の実現をめざします。合わせて、福山和人さんの政策や考えを隅々まで市民に届けるために、緊急の新聞広告・ビラ作成を行います。金の力に頼んだ卑劣な攻撃に対抗するためにも、みなさんの温かい募金、選挙ボランティアへのご協力をこころからお願いいたします。大切な京都、誰ひとり排除しない市長に「YES」!

(引用以上)

いやまったく その通り、と思って読みながら、んん?と記事を二度見してしまいました。
「政党や団体に属さない市民と日本共産党、れいわ新選組、、、、」の後に、なんと「生活フォーラム関西」って書いてあるじゃないですか。
いえいえ これは無断使用ではないですよ。
正式に支持を決めたし、フォーラム会員も通って応援していますから。

ただ、「自由党なき後、政権交代を目指す保守系の団体としては、フォーラムは貴重なんだなあ」と思った次第。
で、こりゃあやっぱ行かなくちゃ、と思ったわけです。



ところで、さきほどの京都新聞の記事に、見過ごせない一文があったのですが、お気づきですか?
「広告は同会所属の全政党のメンバーが出席する会議で決めた」ってとこです。

同会所属の全政党というのは 自民党、公明党、立憲民主党、国民民主党、社民党 ですよね。

立憲も、国民も、社民まで、あんな反共アカ狩り広告に賛成したんですね!!!

なんということ。
立憲、国民、社民は、利用されたのなら抗議すべきじゃないかと思ってましたけど、とんでもない、自ら賛成していたとは・・・

もう、ゲスにもほどがあります。

国政では野党と言うことになっている、この三党のみなさんは、本気で自分の党をどうするのか、考えてください。
京都は、たんなる地方選挙ではありません。
福山哲郎、前原誠司という、両党の大物が君臨している場所です。
この2人をどうにかしないと、政権交代なんて夢のまた夢 ということが、今回の市長選挙と、なかでもこの醜悪な広告騒動で明らかになったのです。

そして、京都市内の立憲や国民や社民の支持者のみなさん。
今回は、投票先を考え直してはいかがですか?

かつて阪神ファンが沈黙の応援で愛の鞭を振るったように、ご自分の応援する党に痛い思いを味わわせることも、党への深いところでの支持なのではないですか。

あと4日
2月2日が京都市長選挙の投票日です。

どうか、熟慮の上、今回は「福山和人」でいってみませんか。



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2020-01-25(Sat)

立憲民主党が枝野を追放すること これ以外の解はない

はっきり言います

安部官邸と立憲民党幹部の間に、何らかのパイプがあるのではないか、と疑っています。

相手の嫌がることをするのが喧嘩に勝つ鉄則 立憲と国民は合流すべきだったし安倍さんは冒頭解散すべきだった
FNNプライム平井文夫 2020年1月22日


この見立ては、客観的に見たときに非常にまともです。
本気で相手と闘う気があるなら、当然そういうことになります。

しかし、今回は、まるで申し合わせたように、立憲は一切の譲歩をせずに破談に導き、安倍は冒頭解散をしませんでした。
「冒頭解散はしない」ということをわかっていなければ、あんなにあっさりと合流交渉を袖にできなかったでしょうし、「合流はしない」ということをわかっっていなければ、せっかく正月で戻った内閣支持率を利用して冒頭解散しない理由がわかりません。国会が始まれば確実に叩かれるのですから。

物事は、人為的な何かがなければ、ほぼ合理的に進みます。
今回のようなダブルの不合理性を同時に成り立たせるためには、なんらかの「密約」があったのではないか と疑わざるを得ないのです。


ちょっタンマして、前提となることを3つ確認しておきます。

ひとつは、立憲民主党を全否定するわけじゃないということです。
あくまでも、立憲民主党のなかのごく一部の幹部の問題だろうと言うことです。

ふたつには、合流協議が流れた責任の90%は立憲にある と私は考えています。
なぜなら、立憲民主党と国民民主党は、党の力量ではほぼ対等だからです。

支持率こそ大きな差がありますが、政党の力は、得票数、組織力、資金力です。
得票数は2:1ですが、組織力と資金力は国民民主の圧勝、おそらく資金力は1:10くらいなので、政党の力量としては対等といえます。

立憲民主党は、ほとんど議員だけの政党なので、いざ選挙となると基盤がなく、社民党の地方組織におんぶにだっこのところも多いのです。2009の時に小沢さんが社民党を大事にしたのも、そういう実情があるからです。

にもかかわらず、まるでご主人様のように「入れてやるよ。ありがたく思え。」という交渉ともいえない交渉をやった立憲民主党の非はあきらかです。
せめて、対等合併にするから党名は立憲でいかせてくれ、というのならともかく、1ミリも妥協しない交渉など、はじめから破談にするためにやっていたとしか思えません。

みっつめは、枝野さんは根っからの悪人ではなく、ただの根性なしだということです。
彼が「政権交代したくない」と思う理由は、おそらくあの「直ちに影響はありません」だろうと思います。
管直人や枝野は、スピーディーのデータを見れば、晩発性の放射能の影響があることは、即座にわかったはずです。
だからこを、データを隠蔽し、「ただちに影響はない」と言ったのです。
つまり、「ただちに影響はない(けど、そのうち影響はあるよ)」と。

この言葉こそ、枝野幸男の真骨頂です。
あたかも「影響はない」かのように思わせて、でも後から「影響あったじゃないか!」と追求されたら、「だから、ただちに って言ったじゃないですか。時間がたってからも影響がないなんで、一言も言ってませんよ。」と逃げ道を作っているんです。
彼の発言を注意深く聞いていると、ほとんどが「すごいことを言ってる」ように聞こえて、でもやらなかったときの逃げ道をちゃんと用意しています。
今回の合流協議も、自分から呼びかけることで、あたかも「合流を望んでいる」ように見せかけて、実は1ミリも妥協しないことで、ちゃんと合流しないように仕組んでいました。

ただ、根っからの悪人ではないという意味は、たぶん枝野さんも「ただちに影響はない」といいながら、「なんて卑劣なことをしているんだろう」という自覚はあったのだと思うのです。
だからこそ、あんなつらい思いをする政権なんて、二度ととりたくない。政権交代なんてまっぴらごめんだ、と骨身にしみているのでしょう。


この3つの前提で考えたとき、本気で政権交代を成し遂げるためには、政権交代を潰す確信犯である枝野ら立憲幹部を、立憲民主党自身が追放するしか、方法はないと思うのです。

これまでは、ただ政権交代をせずに、気楽な野党第一党を続けていられればよかったのですが、安倍政権のあまりの腐敗ぶりに、ちょっと真剣にやったら政権交代してしまいそうな情勢になってしまったので、枝野さんは慌てています。

昔から「策士策におぼれる」と言いますが、頭のよすぎる人は、どこかで根本的な間違いをしやすいものです。
枝野さんは、ただ「野党第一党を続けたい」だけだったのでしょう。でもそのためには「安倍政権を無理にでも存続させなくちゃならない」という局面にぶつかったとき、一線を越えてしまったのではないか、というのが私の見立てです。

それにしても、自民党の安部官邸と、枝野さんとのあいだにパイプなんてあるのか??と疑問に思われる方も多いでしょう。
でも、忘れていませんか、この人を

中村格

そう、2009年9月、警察庁から民主党政権の内閣官房長官の秘書に出向し、2011年に官房長官となった枝野さんとも昵懇の関係です。
中村格は、その後安倍政権となってからも官邸にとどまり、2015年に警察畑に戻ってからも、あの山口敬之の強姦事件もみ消しを指示し、安部官邸との密なつながりを見せつけてきました。
そして今や、警察庁次長 つまり、日本の警察のナンバー2です。

悪魔のささやきができるとしたら、この人物をおいてほかないと思うのですが、いかがでしょうか。

あまりにもできすぎた「合流しない」→「解散しない」の連係プレーを見るにつけ、疑惑な濃くなっていきます。

そして、もはや一線を越えてしまった枝野幸男ら立憲幹部は、政治の表舞台からは退場してもらわねばなりません。
いや、もし仮に官邸とつながるという一線は越えていないとしても、政権交代を潰す確信犯は、消えてもらわねばなりません。


しかし一方で、れいわ革命だ!と言って、無邪気に「れいわ新選組と共産党で政権交代するぞ」と言っている人たちに同化することはできません。
何度も書きますが、れいわ新選組は新しい政治の胎動ですが、今はまだ単独で革命を起こせるほどの勢力ではありません。
支持率1%前後の新興勢力です。
組織力はなく、強力なボランティアグループは存在しますが、熱烈なれいわ支持者の多くは、太朗さんの街宣には駆けつけますが、リアルの政治の場面には出てきません。

ですから、少なくとも当面は、政権交代のために旧民主党系との共闘は不可欠です。
立憲民主党とも、国民民主党とも、共闘しなければ、安倍独裁を止めることはできません。
これについては、ちょっと前の記事で書きました。

選挙互助会? 上等です。いいじゃないですか。

しかし、その立憲の幹部が意図的に政権交代の芽を潰しているとしたら、、、
立憲民主党の自浄能力に、すべてがかかっています。

議員しか党員になれず、代表選挙もない立憲民主党が、どうやって枝野らを追放するのでしょうか。
それには、立憲支持者の決断しかありません。

あの熱烈で知られる阪神タイガースのファンだって、あまりにふがいない試合を続ければ、「沈黙の応援」で愛の鞭を振るったのです。
立憲応援団のみなさんも、口だけものすごく立派で、でも絶対に政権交代しない立憲幹部に対して、「沈黙の応援」で応えるべきです。枝野たちが幹部をやっている限り応援しない。その決意を心ある立憲支持者の皆さんに望みます。

そのためにも、「枝野はやめろ」「立憲は起て!」の大合唱を市井から作り出すことです。
腐敗してしまった立憲民主党を越えて、新立憲民主党の旗の下に野党を結集することが、日本の国民を救う、唯一の道筋です。




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2020-01-22(Wed)

【妄想】エダクンとタマクンの会話

エ 「なあなあ そろそろ一緒にやれへん?」

タ 「うん ええよ。けど、どんな条件で?」

エ 「条件もなんもあるかいな! あんたら支持率1%しかないんやで。入れたる言うてんねんから、黙って入りや。金庫持って。」

タ 「え、金庫?」

エ 「そらそうや。あんたらカネ持ってても宝の持ち腐れやろ。あんじょう使こたるさかい、全部持って来や。」

タ 「ほな、せめて対等合併にしてや。」

エ 「アカンアカン 何言うてんねん。おまえら支持率1%やぞ。」

タ 「そらメンバーはちょっと少ないし、得票数では2:1やけど、カネだけ渡して吸収合併はないやろ。」

エ 「アカン、びた一文まからんで。おまえら即刻解散して、ウチらに吸収や。」

タ 「そやけど、おたくらも地方の組織とかないやん。ウチらの組織使いたいんちゃうん?」

エ 「そのへんは これまで通りシャ○○の連中をこき使うからええねん。」

タ 「けど、せめて名前だけでも変えてくれんと、合併は飲めんわ。」

エ 「あれ、そんなん言うてええの? タマが合併潰したって言われんで。」

タ 「ええ そんな言われても、いっこも譲ってくれんかったら、メンバーかて納得せえへんわ。」

エ 「わかったわ! みなさ~~ん タマが合併やめる言うてますよ~」

外野 「タマは決められない男や! 」 ワイワイガヤガヤ



あ~あ 妄想ですよ。妄想。

2020-01-18(Sat)

【政局あれこれ】それでも冒頭解散に要注意

日刊ゲンダイ以外のマスコミは、すべて冒頭解散はないという論調で一致しています。

でも、よくよく思い出してください。
マスコミが解散の予想を言い当てたことがあったでしょうか?
1986年 中曽根康弘の「死んだふり解散」に、みんな騙されたのではなかったですか?

34年たった今、安倍内閣は中曽根時代よりも、はるかに狡猾、インモラル、何でもありです。
油断大敵ではないですか?

解散時期は、主に4つが想定されています

①1/20の冒頭解散
②補正予算を成立させた後
③通常国会終盤で解散して東京都知事選挙と同日
④9/7のパラリンピック閉幕の翌日

②と③は、どう考えても①よりも内閣支持率は落ちます。
いくらやる気のない野党でも、桜やIRや中東派兵や、いくらでも追求ネタがあるからです。

では④はどうか
今度は野党がまとまってしまうリスクがあります。

それに比べて、①の冒頭解散は、
正月休みで内閣も自民党も支持率が回復傾向
国会であれこれ追及される心配がない
野党はバラバラ

安倍メシを食らってるマスコミの見立てよりも、できるだけ客観的な情報を私は信じたいです。

政府提出法案、最少に 通常国会に52本 五輪控え絞り込み
2020.1.18  毎日新聞


 政府は17日、衆参両院の議院運営委員会理事会で、20日召集の通常国会に提出する法案が、過去最少の52本となる見通しを伝えた。
(略)
 通常国会の政府提出法案数はこれまで、冒頭解散など会期中の早い段階で解散があった場合を除き、2016年の56本が最少だった。

(引用以上)

野党合流は、わざと無理難題をおしつける枝野さんと、それくらいのことを想定できずに後手後手にまわってしまった玉木さんのおかげさまで、当面は実現しそうにありません。
頭脳勝負(悪知恵勝負)では枝野さんに軍配が上がったようです。

ただし、枝野さんが「協議打ち切り!」と、自分が持ちかけた協議を一方的にプッツンしたのは、冒頭解散はないと読んだからに違いありません。
立憲民主党は、単独では次の衆議院選を闘う資金はありませんから、解散があると読んでいれば、もっと妥協していたはずです。
冒頭解散はないと読んだから、玉木さんに飲めない条件をぶつけて、ちょっとでもいいポジションを確保しようとしています。

しかし、立憲に不足してるのは資金です。
解散総選挙までに国民民主の金庫をこじ開けないと、大変なことになります。
ですから、枝野さんが「これ以上協議のしようがない」などと言っているのは、冒頭解散がないと読んだ上でのブラフだと私は見ています。

それにしても、枝野さんの頭の良さは光り輝いていますね。
絶対に合流できない無理難題を、先手をとって国民民主に投げかけることで、あたかも合流を望んでいるように見せかけ、分裂騒ぎを避けようとアタフタする玉木さんが、まるで合流を拒んでいるように見せる。
こんな演出を考えられるのは、天才枝野さんと、悪知恵の権化=安部官邸くらいのものです。

ちなみに、2017年に立憲民主党ができたときの、大スポンサーは、自然エネルギー政策研究所という太陽光発電のご商売をされている橘民義さんと、通販生活の斎藤駿さんです。
立党時の資金8億のうちの半分を用立てておられます。
本気で野党合流を目指すのであれば、このお二人を説得するのがいいのではないかと思いますよ、玉木さん。

1月20日の冒頭解散があるかどうか。
安部官邸の奥の院以外は誰にも確実なことはわかりません。

でも、理論的に考えれば確率は低くありません。

「虚を突かれて負けちゃいました」なんていう言い訳を今から準備してはいないですよね、野党の皆さん!

2020-01-15(Wed)

金儲けのユニバーサルデザイン

 「お金のユニバーサルデザイン」で検索すると、コインや紙幣を触って金額がわかる方法とか、そういうのが出てくるけど、私が言いたいのは全然違います。
金儲け=金を稼ぐ行為のユニバーサルデザインです。

20200115.pngユニバーサルデザインについては言うまでもないですが、バリアフリーのように何らかの障害がある人向けではなく、障害があってもなくても、多種多様の状態の人が同じように使えるデザインというような意味です。
電車のホームドアから、シャンプーとリンスのキャップのギザギザに至るまで、一昔前に比べるとユニバーサルデザインはずいぶん進んできました。

もちろん、現実のユニバーサルデザインはまだまだユニバーサルにはほど遠く、何も考えていなかった時代に比べると、考慮する対象がかなり広がったというに過ぎません。
黒須正明氏のこの記事はなるほどと思わされます。

ユニバーサルデザインの理想性と経済性
(前略)
これまでの製品やシステムの開発において、障害者や非自国語圏、高齢者などに対する配慮が十分でなかったのは、大多数のいわゆるノーマルな人々を対象にして開発を行うことが「経済的」だったからである。それがユニバーサルデザインによって、共用可能な機器やシステムで行けるのだという方向性が見えてくると、産業界にとっては、ある意味ではマーケットの拡大であり、望ましいことである、とも見えてくる。
(中略)
マーケットという観点から考えると、現状は、いわゆる圧倒的多数であるノーマルな人々の集団に、それなりの人数と共通性をもったサブグループが追加されているところだ、といえるだろう。
(後略)


とはいえ、拡大しないよりはした方がいいに決まってるので、決して悪い方向ではありません。

しかし、様々な分野でのユニバーサルデザインが進んでいるのに、一つだけまったく進展のない分野があります。
それが金儲け=金を稼ぐという行為のユニバーサルデザイン、すなわち、「誰でもが、困らない程度の金を稼げる仕組み」だけは、一向にできる見込みがありません。

お金のユニバーサルデザインというと、多くの人が累進課税やベーシックインカムを思い浮かべるでしょう。
でもこれらは、稼ぎすぎてる人から稼げない人に所得を再配分しましょうという仕組みであって、所得の平準化ではあっても、そもそも稼ぐことの平準化ではありません。
私が言いたい「金儲けのユニバーサルデザイン」はこうした福祉の問題ではないのです。



福祉というのは、何らかの不自由があるときに、それを社会的に援助しようというものです。
でも、ユニバーサルデザインというのは、そもそも不自由をなくしちゃおう ということ。
似て非なるものなのです。

20200115-2.jpg たとえば、全身が動かずに寝たきりの人は、ほとんどの場合お金を稼ぐことができません。
だから障害年金を出しましょう というのが福祉。
それでも稼げる方法を作りましょう というのがユニバーサルデザイン。
舩後さんが国会議員として働いて稼いでいるのもその一例ですね。

当たり前ですが、どっちが正しくてどっちが間違っているとか、どちらか一つでいいとか、そういう話ではありません。
理想のユニバーサル化ができるまでは福祉は絶対に必要ですし、理想のユニバーサル化なんていつ完成するのか見当もつきませんから。

それでもやはり、誰でもが困らない程度に金を稼ぐ仕組み は必要だと思うのです。
そのためには、金を出す価値観が変わる必要があります。
能力や価値観がどうであっても、何らかの金を払ってもらう価値になりうることが必要です。

いやいや、何も人の役に立たなければ、お金は稼げないよ と思われるかもしれません。
そうでしょうか。
何の役にもたたないのに、めっちゃ儲けている人たちを私たちは毎日見ているはずです。
そう、テレビの中で。

アイドルやら芸人やら、別になにも役にはたたない人たちが、なんで何千万も何億も稼ぐのでしょうか。
それは、価値観です。
多くの人が「いいね!」と思う価値観が、今の世の中にあるからです。

農家や大工や消防士や、無くなるととたんに多くの人が困る職業もありますが、テレビや動画を見ない人でも普通に暮らしていますから、アイドルや芸人やユーチューバーは、その意味では何の役にもたっていません。
でも、「いいね!」という価値観を持っている人がたくさんいれば、がっぽり稼ぐことができるのです。

誰もが「いいね!」と稼げるような価値観の大変革を成し遂げることが。金儲けのユニバーサルデザインの一つ目の使命です。



では、今でも普通に働いて、普通に稼いでいる はずなのに、なぜか困っている人はどうでしょうか。

時給1000円で朝から晩まで働いている人。
2人の子どもを育てているのに年収300万にも届かない人。
派遣社員から抜け出せずに、3年ごとに雇い止めされている人。
月6万円の国民年金では暮らせずに老体にむち打って働き続けている人。
エンドレスで働き続けるコンビニ店長。
などなど・・・・

もはやサブグループと言えないほどに一般化してしまった経済難民スレスレのあり方にこそ、金儲けのユニバーサルデザインが必要です。
この話で思い浮かべるのは、れいわ新選組の「最低賃金、全国一律1500、政府が保証」でしょうか。
でも私が考えるに、それは福祉の方法かと。
ユニバーサルデザインで解決するためには、「金儲けのルール」が必要になります。

資本主義を頭っから否定するわけではないので、「儲けたらアカン」ということではありません。
ただ、大企業の内部留保、株主配当、役員報酬 には上限を設けるべきですし、下請け叩きをやめさせるためには中小企業が元請けになれる経済構造の大転換が必要です。
昔から三方善しとか言いますが、会社の場合は二つの三方善しが必要です。
一つは、会社、下請け、顧客 であり、もう一つは、会社、株主、社員 です。
この三つの利益をバランスさせることが、イロハのイだと私は思っています。

金儲けのルールを徹底的に破壊してしまった新自由主義=巨大金融資本の横暴を取り締まり、普通に働けば普通に死ぬまで生きていける経済構造にすることが、金儲けのユニバーサルデザインの二つ目の使命です。



「金儲けのユニバーサルデザイン」の二つの使命は、社会の様々なレイヤーで進めていく必要がありますが、もっとも強力な牽引役は政治です。

国家権力という化け物のような力を、何のために、どのように使うのか、が政治です。

新自由主義=巨大な国際金融資本のために戦争を起こすのも政治だし、トランプのために屑トウモロコシを山のように買い取るのも政治です。
思えば生まれてこの方、政治が何かうれしいことをしてくれたことなんてないのだから、絶望して当然と言えば当然です。
唯一ちょっっとだけ希望をもった2009の政権交代も、あっという間に裏切るのだから、もうイヤだ と思いますよ、普通は。

でも、だからこそ、もう一度希望を語りましょう。政治で。
「どんな人でも、困らない程度の金を稼げる仕組み」
それができれば、日本は世界から羨望のまなざしで見られ、誰はばかること無い誇り高い国になることができます。

日本が大好きな右翼の皆さんも、人民の暮らしが心配な左翼の皆さんも、力を合わせてやりませんか。




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2020-01-07(Tue)

選挙互助会? 上等です。いいじゃないですか。

最初に結論を書きます。

党(Party)にこだわっていたら、永遠に自公には勝てません。

なぜなら、敵は党(Party)ではなく、同盟(League)だからです。

ネットによれば、党というのは、もともとは「黨」という字だそうで、暗いという意味から転じて、秘密結社のような集団のことだとか。
Party という言葉もラテン語 partem が由来だそうで、部分とか破片という意味だそうですから、そもそも社会全体とか、広い範囲の人たちのことを考えるような存在ではないわけです。
純度の高い単一の綱領のもとに固く結束している集団ということになります。

一方で同盟は、ある一定の目的のもとに行動を共にすることを約束した集団です。
悪く言えばその場限りの契約関係、よく言えば幅の広い人たちの集まりです。
語源的にもラテン語の legare =結ぶ という意味だそうで、分けるという意味のPartとは真逆です。

日本で本当に党(Party)と言えるのは、共産党と公明党だけです。
純粋に単一の綱領の下に、一枚岩で集まっているのは、このふたつだけ。
あとは、ザックリと同じ方向をむいているとか、選挙に都合がいいとかで集まっているだけであって、本来の意味での党(Party)ではありません。

それが一番ハッキリしていたのが、1990年代までの自民党です。
派閥ですら利害と怨恨でつながる寄り合い所帯なのに、その派閥がまた連合してできていたのが自民党でした。
だから、主流派は一貫して従米保守でしたが、中にはほとんど共産党みたいなことを言う人から反米右翼まで存在できたのです。
別の言い方をすれば、従米の主流派は、安定した政権を維持するために、幅の広い同盟関係を認めることで利用してきたとも言えます。

そんな歴史を持つ自民党が、1990年代以降に徐々に純化が始まり、幅が狭くなってきたところを補ったのが、公明党です。
選挙互助会としては完璧なパートナーを組んでいる自公政権は、どっからみても党(Party)ではなく、同盟(League)です。
それだけ、幅が広く、総合力が優れているということです。



ところが、それに対する野党はどうでしょうか。

枝野氏「新党は百パーセントない」 玉木氏発言に不快感
2020.1.5 産経


 立憲民主党の枝野幸男代表は5日、国民民主党の玉木雄一郎代表が両党の合流に関し「吸収合併はあり得ない。しっかり協議した上で、新党をつくっていく」と表明したことに不快感を示した。島根県出雲市で記者団に「私は新党をつくるつもりは百パーセントない。何か勘違いしているのではないか」と語った。

 玉木氏が合流をめぐる党首会談について「1回で終わるとは思っていない」と述べたことに対しても「1回で(合意)できなければ別の党でお互いに頑張って連携しようということになる」と破談の可能性に言及し、玉木氏を牽制(けんせい)した。

(引用以上)

まあナンというか、両党の支持者のみなさんにはまた怒られるかもしれませんが、枝野さんも玉木さんも、アホですか?

もともと、政策や綱領がまったく同じじゃないのだから、完全に同じ党になどできるわけないじゃないですか。
枝野さんの「自分の党に入れ」という無理難題は、理論的に考えれば 「野党連合を破談にしたい」と言っているのと同じです。
人間の思想信条を強制することは、その点だけ見れば転向を強要した特高警察と同じです。
枝野さんがまさか、そこまで酷い人間だとは思いたくないですから、残る可能性は一つ。
「破談にするために無理難題をふっかけている」ということになってしまいます。

一方、玉木さんも同じ土俵で押したり引いたりでは、何も進まないことになぜ気が付かないのでしょう。
小沢さんが横についているのに、なぜオリーブの木の精神を思い起こさないのか、不思議でなりません。

日本の選挙制度では、たしかに形式的には一つの党にしたほうが有利です。
しかし、それは昔の自民党と同じで、本来の党(Party)ではなく、同盟(League)でいいはずです。
公然と派閥があり、それぞれに財布もあり、それぞれの理念もある。もちろん、公約の政策以外は党議拘束しない。
でも、公約レベルでは同一の目標を持ち、一つの名前で選挙を闘う。

なんでこういう組織を作ろうとしないのでしょうか。
選挙互助会?
上等です。いいじゃないですか 選挙互助会。
選挙に勝って国民の生活を救う互助会なんて、素敵じゃないですか。

言うまでもないですが、かつての民主党のように、公約を平気で破り、公約破りの政策に党議拘束をかけ、従わない議員を排除するようなことは、絶対にしないと、枝野さんたちが約束してくれなければ成りたちません。
そのことを、あのときの裏切り民主党を率いていた枝野さんたちが痛切に反省できるかどうかに、政権交代の是非はかかっていると言えます。



さて、れいわ新選組です。

このところ、中からも外からも情報がないので、本当のところ何を考えておられるのか、さっぱりわかりません。

ただ、地方議員は作らないという方針の割には、京都市長選挙にはかなり力を入れているようなので、やはり民主党勢力とは袂を分かつ覚悟なのかなという気はします。

前の記事でも書きましたが、私の意見は、

れいわ新選組は、新しい政治を生み出す源泉になります。
しかし、まだ革命を起こすことも政権を担うことも及びません。
その現状認識から目を背けることは、太郎さん一人を特攻させる行為です。
今は野党再編の一角を占めながら、独自の力を醸成するときです。

ということです。
幾晩か考えてみましたが、この考えに変わりはありません。

もちろんこれも、消費税5%だろうが、0%だろうが言いたい候補には言う自由があることが前提です。
今の国民民主の中に、それと銘打たなくてもハッキリと小沢グループがあるように、新組織になったとしても、公然とれいわグループとして活動する自由も保障されなければなりません。

ですから、今れいわ新選組が出すべき要求は、新党になっても、内実は同盟として派閥としての権利を認めさせることではないでしょうか。
もし枝野さんたちが、それを認めることもできずに、かつての民主党のような(あるいは今の自民党のような)執行部独裁を敷くと言うのであれば、その時こそ、決然と立つ大義があると思うのです。



まあそもそも、立憲と国民の統合ができるかどうかも、まったく不透明ですけどね。

国民・玉木氏、立憲との合流交渉を党内報告 反発の声も
2020年1月6日 朝日


赤松さんの発言など聞いていると、やはり立憲の多くは統合したくないんでしょうね。
ぬる~く野党第一党がお気に入りのようで。
そういう空気がなければ、この時期に交渉相手をここまで露骨にバカにした発言できるはずがありません。

相手にリスペクトのない交渉は、交渉ではなく服従を迫っているということです。枝野さんたちの腹の中も赤松さんと同じなのだとしたら、交渉決裂もあり得ますね。
小沢さんほどの胆力と忍耐力を、国民民主のすべての議員に求めるのは無理でしょうから。

この状態で解散総選挙になったら、野党バラバラ状態で少しでも傷を浅く済ますことを考えざるを得ません。
立憲はじめ野党には、有権者はきついお灸を据えることになるでしょうけど、とにかく自公で2/3だけはなんとか切らせたいところです。

その上で、最悪の場合は、首班指名「石破茂」も考えるべきではないかと思います。石破さんも根性なしだから、立たない可能性大ですけど、数が読めればひょっとするかもしれません。
とにかく、目の前の魔王=安倍官邸独裁を破るためには、そのくらいのことも考えるべきということです。

大事なのは、自分たちの「正しい」主張を叫んでアリバイをつくることではなく、国民の生活を少しでも守ることです。
少なくとも去年の初め頃は、山本太郎さんもそのように言っておられたように記憶します。

思想、理想、理念、そうしたことは、絶対に曲げずに持ち続けながら、でも、局面局面では国民にとってベターな選択をしていく。
それが政治家というものだと思います。

政治という手段を選択した限りは、政治家としての技量を磨く必要があります。
理想や理念だけを広めたいのであれば、哲学者や作家になればいいのです。

国家権力というバケモノを、国民の生活のために使いこなす。
政治とはそういう技です。
政治家を志す人は、政治を舐めてはいけません。
汚く見えようと、妥協ばかりに見えようと、正面から政治に向き合ってください。




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2020-01-03(Fri)

日本の独立は右翼の専売特許じゃない

今年初めの記事ですが、ちょっと手抜きで、ツイッターの書き込みを並べてみます

新年に当たって。
日本の最もラディカルな問題は、「独立」です。
別の言葉で言えば、自分たちのことを自分たちで決める、ということ。
格差、貧困、教育、子育て、住まい、差別、腐敗。
安倍がはびこり野党にやる気なく、何より投票率が激低いのも、決定権を奪われ、諦めているからです。

戦後の日本において「独立」はイコール戦前回帰と扱われ、右翼の専売特許でした。
わずかに手をつけたのが田中角栄でしたが、ロッキード事件を仕立てられて泥まみれにされました。
そんなわけでリベラルは「独立」を忌み嫌ってきました。そう仕向けられていると自覚することなく。

アナキズムや世界同時革命を信じているのでない限り、例え必要悪であろうと国家を認めざるを得ません。
「日本国憲法は好きだけど国家は嫌いだ」と矛盾したことを平気で言って国家のあり方を考えない人は無責任です。
自分たちの構成する国家のあり方を自分たちで決める、それが「独立」です。

今、田中角栄の後を継いで「独立」の種火を包蔵しているのは小沢一郎です。
「第7艦隊だけで米国の極東でのプレゼンスは十分」の一言で陸山会弾圧の十字砲火を浴びました。
弾圧の焼け野原からは、山本太郎がその火を持って飛び出しました。
私が二人を圧倒的に支持するのは、それ故です。

「独立」抜きの民主主義とか、「独立」抜きの自由とか、「独立」抜きの平和とか、私はすべてお為ごかしだと思います。
朝鮮特需で復興した日本を「平和」と言うリベラルを、私は信じません。
米国に与えられた朝鮮人の血をすすって復興した日本が「平和」なのですか?

天皇が人間宣言するのと入れ替えに、宗主国・米国が神格化された日本。
そのことを自覚することが難しいほど、空気のようになってしまった米国の権威。
それに寄生する保守と依存する革新。
政治ごっこはもう十分です。
自分たちで決める権利を、取り戻しましょう。

権利を主張するからには、侵略の反省は徹底的にするべきです。
侵略戦争も、戦後の経済侵略も。
そのために、企業の内部留保400兆、富裕層の貯蓄300兆円の10%を供出です。
70兆円を賠償、弁済、慰謝にあて、しっかりと責任を刻んだうえで、「自ら決める権利」を堂々と主張しましょう。

逆説的ですが、「独立」に行き着くまでの道程は、所詮すべて妥協の連続です。
ですから、目先のこだわりにとらわれる必要はありません。
次の一歩に進めるかどうか、で判断すべきです。
野党再編やれいわ新選組の行く末も、そうした観点で見ています。

れいわ新選組は戦術なのか戦略なのか。評価が大きく割れているのはそこです。
勝てる野党を作るための起爆剤 という戦術論。
与野党含めた古い政治勢力 VS 新しい政治勢力 の対決だ という戦略論。
後者であってほしいけど、今はまだ前者であるべきと思います。
太郎さんの真意はわかりませんが。

「れいわ革命だ」と気勢をあげるのは気分がいいです。
でも、本当に革命を起こそうとしたときの現状と課題を考えて言っていますか?
いかに腐敗したといえど、既成勢力がどれだけの力を持っているか、それに抗するにれいわ新選組がどれだけの力が必要か。
自分事として考えていますか?

「れいわ革命」を本気で言うのならば、政権を取ってから官僚をどう使うのか、軍隊をどう説得するのか、答えを出しておく必要があります。
さもないと、2009と同様のサボタージュにあい、最悪はクーデターで潰されます。
これは歴史に枚挙にいとまありません。
本気というのはそういうことです。

れいわ新選組は、新しい政治を生み出す源泉になります。
しかし、まだ革命を起こすことも政権を担うことも及びません。
その現状認識から目を背けることは、太郎さん一人を特攻させる行為です。
今は野党再編の一角を占めながら、独自の力を醸成するときです。

日米同盟基軸の立憲民主党は、独立の火種をもったれいわ新選組を潰しに来るでしょう。
ですから、れいわ新選組を大野党の中の派閥として認めさせるくらいの力は必要です。
れいわ新選組が今やるべきことは、その力をつけるための全力疾走です。




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2020-01-01(Wed)

新年

 鋭い牙、長くしなやかな鞭のような尻尾、そして大きな身体、百獣の王ねずみが荒野を走れば、象は慌てて道を空け、ライオンは尻尾を巻いて逃げ出すのでした。
 でも本当はこころ優しいねずみは、他の動物たちが皆逃げ出してしまうのが寂しかったのです。どうしたら仲よくできるんだろう。
 うさぎに出会ったときにはニッコリ笑ってみました。でも、ギラッと牙をむかれたと思ったうさぎは泡をふいて気を失いました。
 転んだねこを見つけたときはそっと助け起こしてあげました。でも、勢い余って反対側にふっ飛んでしまいました。
 ねずみは嘆きながら神様にお願いしました。どうか私の身体を小さくしてください。
 小さくなったねずみは、嬉しくなってねこたちに会いに行きました。ところが、これまで酷い目にあわされていた動物たちは、やっと仕返しができると一斉に襲いかかってきたのです。
 ねずみはどぶの中に逃げ込んで、いつまでも泣き続けました。自分がそんなふうに思われていたなんて。
 見かねた神様は、ねずみをむんずとつかみ上げると、天界の動物たちの筆頭にしてやったのだそうです。もうだれも覚えていない、昔々の物語です。

あけましておめでとうございます

    2020年正月
    木の家プロデュース明月社 山岸飛鳥


2019-12-29(Sun)

「異論があるからやめろ」? 組織って何やろ

安冨歩さんのこちらのツイートが燃えているようです。
やりとりを含めて、少し長くなりますが引用させてもらいます。
うまく重複を省けなかったので煩雑ですが、ご容赦ください。



























これが、ひとつの流れです。

そして、この流れから派生したものが





かなり衝撃的な発言で、炎上してます。

ただし、安冨さんの政治家としての活動は終了するものの、



と言っておられます。




安冨さんの意図を私が忖度することはできないので、彼女の問題提起をきっかけにして私の感じたことを書いてみます。

少し前の私ならば、どちらかというと、「れいわ新選組🐾ファシズムじゃない方」氏のような考え方をしたかもしれません。この方の過去のツイートを見ると、決してファナティックな方ではなく、いわゆる信者タイプではありません。安冨さんとのやりとりでも、外野は暴言を吐きまくる中で、彼は冷静に発言しています。

それでも、もう忖度することをやめた私には、この方の発言の暴力性がわかる気がします。

候補者だろうが政治家だろうが、やってはいけないこと、言ってはいけないこと以外は、やったり言ったりする自由があるのです。それはその人の良心に従って判断すればいいことです。
言葉にすれば当たり前すぎることが、実際の現場ではなかなか通用しません。

差別すること、約束を破ること、政治家ならば公約を破ること、そうしたこと以外は、何を言っても提案しても、当然ながら自由です。
猫タウンの提案は、楽しげな話であって、公約違反でもなく、何ら糾弾されるべき話ではありません。党の公約にするという話ですらなく、個人の提案です。
それを、党のためにならないから言うな、というのは、立憲民主党の幹部が「消費税廃止なんて言うな」と候補者に言うのと構造は変わりません。彼らは彼らなりに「言わない方が党にとってメリットがある」と思って圧力をかけたのですから。

猫タウンの是非を議論してはいけないという意味では、もちろんありません。
議論はどんどんすればいいのです。それぞれが、「自分の考え」をぶつけ合い、議論を戦わせればいいのですが、「みんなが言うから」という匿名の笠を着て発言するのは、何も生まないし、面白くないし、卑怯です。
私もついついこういう言い方をしているような気がするので、自省を込めて言っておきます。



次に「支持してやってるんだから、言うことを聞け、というのは、利権目当てと全く変わりません。この暴力が、この社会を蝕んでいる。」という指摘についてです。
これは実は難しい問題を含んでいます。

もとより、「聞け」と命令される謂われはない、ということは前項で言ったとおりです。これはたしかに暴力です。
では、「聞いてほしい」というお願いだったらどうなのでしょうか。

今回の安冨さんと支持者とのやりとりは、れいわ新選組の支持者であって、もともと安冨さんの支援者ではない様子だっったので、ちょっとこのケースとは離れて考えてみます。
政治家Aさんが、Aさんの支援者Bさんからお願いされる場合です。

これはピンからキリまで いろいろなケースがあり得ます。
秋山司と500ドットコムの関係もあれば、地元集会で丁寧に要望を聞く政治家というケースだってあります。

要は、「支援と引き替えに」かどうか、が問題なのだと思います。
応援している政治家にだって、「ここはちょっとなあ」と思うことは必ずあります。「なんでこの問題を言ってくれないの?」ということだってあるでしょう。
だから、機会があればひとこと言いたいのは当然です。ただそのとき 「こうしてほしいけど、Aさんはどう思うか」 と言うのと 「応援してるんだから、こうしてほしい」という越後屋とは、確かに違います。
政治家サイドから言えば、「誰の話であれ、いい話は聞く」のか「支援してくれてるから聞く」のか の違いです。

少し話は脱線しますが、まじめに政策を実現しようとしている政治家にも、二つのタイプがあるように思います。
「この指とまれ型」と「御用聞き型」です。
基本理念が同じだったとしても、自分でやりたいことを全部決めて、「これに賛同する人ついてこい」というタイプと、あれこれ意見を聞き回って政策を決めていき、その過程で出会った人を支援者にするタイプ。
どちらも一長一短あるけれど、間違ってるわけではないです。

安冨さんが試みたのは第3のタイプで、「議論ふっかけ型」なのかなと思いました。
関心のある人たちに、ちょっと突飛なアイディアをぶつけて議論を活性化させることで、政策を生み出していく、みたいな。
猫タウンのアイディアも、考えてみればそれほどびっくりする話ではなくて、言わば「朱鷺タウン」とも言うべき豊岡の事例などがあるわけです。
なぜ朱鷺はよくて猫はだめなの?とか、いろいろ議論は広がっていくことができたんじゃないかと。

日本で政治家を応援する人は、ほとんどが「お任せ定食」か「越後屋」のどちらかという現状を、「自分たちの政治」にするための、とても面白い試みだと思います。



その上で、私は、これから選挙に出て、支援を求める人に一つだけ要求したいことがあります。

「勝利を目指す」ということです。

もし今回はほとんど勝ち目がなくても、「次回に向けてこういう風に布石にする」とか、「自分は捨て石だけど、これだけ比例票集めて○人復活させる」とか、具体的に選挙に出る意味を明確にしてほしいです。

なぜなら、れいわ新選組は、「10年後の明るい未来もいいけれど、まずは切羽詰まった明日の暮らしをなんとかしたい」「そのためには、一刻も早く政権交代だ」、ということが結党の理念だと私は理解しているからです。

今では「新しい政治」「自分たちの政治」を作り出す場としての可能性も見えていますが、それはあくまで車の両輪であって、本来の「一刻も早く政権交代」をないがしろにしてはいけないと思うからです。
「勝つ」、あるいはせめて「勝ちに貢献する」ことを曖昧にしてもらいたくありません。
(「勝ちにこだわる」と「勝つためには何をしてもいい」とは、当然ながら別物ですが。)

「勝つためのたたかい」の中で、議論を喚起させる新しい政治、新しい選挙にチャレンジするなんていうのは、ワクワクしますよね。
でも、考えてみれば、大阪維新の都構想なんて言うのは、このやり方に近いんです。
「大阪をなくす」というトンデモナイことをぶち上げて耳目を奪い、一色に染めてしまいました。
違うのは、活発な議論を喚起させずに、最後は旧来の政治のやりかたで自説を垂れ流してクロージングしましたけれど。

2009年の子ども手当もこれに近い。
バラマキ批判と、大歓迎に国論が二分されました。
でも、このときも議論の場を用意することはされませんでした。

れいわ新選組の唱える、消費税をまずは5%、やがて廃止、についても、もっと国論が二分するような議論を巻き起こす必要があります。
支援者集会ばかりやるのではなく、住民のタウンミーティングとか、立憲や国民民主の(かくれ)増税派議員とのガチのパネルディスカッションを地域でやるとか、減税署名運動をするとか。

日本に初めて憲法ができるとき、日本中で喧々がくがくの議論が巻き起こったそうです。有名な五日市憲法を始め、自分たちの案も数多く作られました。
日本には地域に根ざした自由民権運動という、板垣や後藤の金看板とは違う、土の民権運動の歴史があるのです。

民権が藩閥政治に敗れ潰えたまま、ついに今日に至る日本。
民権が再びよみがえるためには、民権運動の再興と、選挙での勝利をめざすことです。

早ければ来年1月20日にも解散があり得る情勢ですから、そろそろ、れいわ新選組の予定候補が決まり始める時期なのではないでしょうか。
悔いのない2020にしましょう。




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2019-12-28(Sat)

自民党カジノ汚職の摘発から見えてくるもの

いやはや、3日前から食あたりでへばっています。
昼飯の旨いラーメンのせいなのか、それとも一年の疲労が腸に溜まっていたのか・・・
クリスマスの夜から調子がおかしくなり、翌日は絶食で直った感じだったのでポストクリスマスケーキを買って帰ったら、夕方からまたしてもグルグル・・・
ケ、ケーキがぁ

体は動くのですが、まともに食べてないので昨日くらいから頭の回転が異常に遅くなっています。
文章を書いていても、すぐ何を書くのか忘れてしまいます。
てな感じなので、支離滅裂はご容赦を。



まず、桜疑獄、カジノ汚職と続く、安倍政権に対するハンマーパンチは、トランプに対する弾劾の動きと軌を一にしているということです。

安倍政権がなぜ倒れないかという議論はいろいろされていますが、皆さん、一番大事なことが抜けています。
安倍晋三の権力の源泉は、トランプです。
世界各国のトップの中で、一番はじめにトランプにすり寄った人間であり、どんなにコケにされても、パシリのように耐えながらワンワンと言い続け、何兆円でも貢ぐことで庇護してもらってきたのが、安倍晋三の権力の源泉です。

もちろんそれ以外に、小選挙区による党本部の強大化とか、官僚人事権による官邸の権力とか、内閣調査室によって抵抗勢力の弱みをつかんでおくような裏の力とか、大口支持者には大口補助金を湯水のごとく注いできたとか、小口の支持者は小口の税金で接待漬けにしていたとか、たぶん他にもいろいろあるのでしょう。

でも、戦後の日本における最高権力とは、イコールアメリカです。
アメリカの意向には絶対に逆らえない。
白井聡さん言うところの、戦前の天皇制は、戦後のアメリカに引き継がれた、ということです。

その意味では、アメリカでのトランプの勝利は、革命ともいえる変化だったわけです。
今までは、すべて知日派といわれるアメリカ人脈で話がつきましたが、トランプには通用しません。
ちなみに、知日派とは、日米安保マフィアとも、ジャパンハンドラーズとも言われていますね。
日米の主従関係に群がり、アメリカの権威を笠に着て利権をむさぼる人たちです。

この人たちが仕えていたのは、軍産複合体や、多国籍の金融資本、イスラエルロビーなどをベースにした、アメリカの主流派権力です。
これまでは、民主党であろうが共和党であろうが、基本的にみなこの流れです。
イスラエルの核開発に反対なんて愚かなことを考えると、ケネディのように暗殺されてきました。

ですから、トランプという異分子が当選したとき、だれもが対応に苦慮し、迷ったのですが、世界でただ一人、安倍晋三は黄金のゴルフクラブを持ってまだ就任もしていないトランプの自宅に押しかけました。
一か八かの賭けたったと思いますよ。でも、勝ってしまったんですね。

本当は、野党がやるべきだったんです。
絶対権力者の流れが変わったのですから、当然日本にも変革の影響が来る。だから、まず渡りをつけておこう。
こういう見識を持っていれば、野党こそがトランプにご挨拶に行くべきだったんです。
ところが、旧民主党の幹部連中は、何のことはないジャパンハンドラーズとズブズブの方がほとんどですから、そんなこと思いもよらなかったわけです。
あーあ。

トランプはかなり巧妙に3年間を乗り切ってきました。軍産や金融資本などの巨大勢力と正面から対立はせずに、ロシアゲートを粘り強く退けました。
しかし、来年の大統領選に向けて民主党も必死です。そこで、何の罪かよくわからない(たぶん、説明できる日本人はほとんどいない)ウクライナゲート事件なるもので、弾劾裁判を始めました。
もちろん、上院は共和党多数ですから、弾劾は成立はしません。
でも、この機に乗じて勢力を盛り返そうと動き始めたのが、ジャパンハンドラーズの皆様です。

なぜそう考えるのか。
まず、桜を見る会問題では、NHKや読売がそれなりに厳し批判記事を出していたといことです。
それまで独立路線だった枝野クンが、急に統一会派だの統合だのと言い始めたのも、同じ時期です。
(立憲民主党の綱領には国連より先に「日米同盟を軸」と書いてあります。安保ですらなく同盟です)
そして、カジノ賄賂ではついに東京地検特捜部が動きました。東京地検特捜部はそもそもGHQが作った直轄組織です。
カジノはトランプの資金源でもあります。



日本にとって幸か不幸かわかりませんが、トランプはおそらく何事もなかったように復活するでしょう。
経済が絶好調で、これに米中貿易摩擦が、劇的な解決を見たりすると、来年の再選はほぼ間違いないのではないでしょうか。
また、戦争をほとんどしていないですから、軍のトップ官僚以外の、指揮官から兵士まで、かなり評判がいいという記事もありました。

とはいえ、大統領選挙がある11月3日までは、日本の中も流動化するかもしれません。
トランプが、弾劾と選挙で日本のことなどに構っていられないとなると、安部一強も終わりが近いのかもしれません。
しかしそれが、単なるトランプ派から従来の従米派へのすげ替えだったとしたら、どの程度喜んでいいのか、戸惑います。

もちろん、安倍晋三の度を超えた腐敗や独裁にストップがかかることは、誰に変わるにしても少しはマシになると思います。
(次の首班指名で自民党から造反が出た場合、安倍派は維新を取り込む可能性があり、万が一にも橋下首相なんてのになると、もっとひどいことになりますが。)

逆に言うと、11月までに総選挙があって、政権交代か、せめて自民党の過半数割れくらいに追い込まないことには、安倍晋三はまたしても絶対権力を取り戻し、どんな悪逆非道でも、無かったことにしてしまうということを続けていくでしょう。
ここまでの悪事に良心が痛まない貴重な政治家は、なかなか見つかりませんから、四選の可能性も十分あります。そうなったら、2024年まで、恐怖の安倍政権が続きます。

雰囲気的には、アラブの春ならぬ、日本の春が起きるような気はします。
あ、これあまりいい話じゃないですよ。アラブの春というのは、コントロールしにくい独裁者を、米国の言うことを聞く「民主的」な政権にすげ替えた「運動」ですから。エジプトの経緯を見ていたらわかりますよね。ムスリム同胞団のの政権ができてしまったら、秒殺で倒されてしまいました。

では、日本の春をどのように乗り切ったらいいのでしょうか。
エジプトのムルシーのように秒殺されることなく、しかし、歴代の自民党や民主党(管・野田)のように唯々諾々と従属しない政権を、どうやって手に入れるべきなのでしょうか。

こちらが、しっかりとネゴシエイトする気力があれば、トランプは実は与しやすい相手だと私は思います。
ものすごくハードネゴシエーターですが、しかし、最終的な落としどころが必要だと言うことをわかっています。
ぶちこわして戦争だ! という連中とは違うということです。
ビビったら全部失いますが、HUAWEIのように粘りに粘れば、徐々に着地点が見えてきます。



「戦後ゼロ年 東京ブラックホール 1945-1946」というNHK特集の再放送をやっています。
日本や日本軍の指導者が、どんだけ卑怯者の大集団だったか、描いています。(今につなげていないのが問題ですが)
日本の備蓄していた財産や食料の70%を、軍や官僚が隠匿したり横流ししたせいで、国民は飢え、餓死者が多発しました。
無理矢理戦場に送り込まれ、命からがら帰ってきたら、飢えて死ねというのですから、なんという「美しい国」なんでしょう。

そのあげく、鬼畜米英と叫んで、「お国のために死ね」と若者を戦場に送った奴らが、真っ先にGHQのスパイに志願していったのです。
(そのトップが、昭和天皇なわけですが。)
戦後の大金持ちや権力者は、ほとんどこうした超絶卑怯者の流れであり、安倍晋三はまさにその直系です。

アメリカは、そんな卑怯者たちをうまく利用し、形ばかりの公職追放も解除して、恥も外聞も無くアメリカに媚びへつらう国を作っていきます。
74年後の今日に至るまで、何も変わっていません。

そんな国ですから、何かが一気に変わると言うことはありえません。
粘り強く、少しずつ、米国からも卑怯者たちからも独立していかなくてはなりません。

れいわ新選組のスローガンは、心をとらえます。私も心から支持したいと思います。
けれども、それを「どう実現していくか」は、また別の問題です。
チラシにかいてあるように、政権交代したらすぐできるかのように支持者が思い込んでしまったら、変革の道は頓挫してしまいます。
もっともっと、真の独立の道は厳しいものです。安易に考えては危険です。
公約は「やるべき政策」「原理的にはできる政策」であり、「現実的にすぐできる政策」ではありません。

来年は、本当に政権交代のチャンスがあるかもしれません。
だからこそ、なかま内で浮かれた夢想を語り合うのではなく、緻密な議論をするときです。




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2019-12-20(Fri)

【政局あれこれ】焦っているのは枝野さん

立憲民主、国民民主、野田G、社民 の合流話は、案の定すんなりとはいかないようです。

立憲と国民の合流、遠いワンチームへの道のり
東洋経済オンライン 2019.12.19


主役となる立憲民主、国民民主両党は合流方式をめぐって吸収か対等かでせめぎ合っている。政党としての主導権争いや政党助成金への思惑も複雑に絡み、年内はもちろん、年明けの通常国会召集前の合流・新党結成も極めて不透明になっている。
(引用以上)

立憲と野田Gは、増税派どおしうまくいっている感じですが、あとはなかなか。

支持率はおおざっぱに見ると、立憲8%、国民1%、社民0.5%という感じ。
立憲が圧倒しているように見えますが、実際の実力=得票+資金+マンパワー ではそんな差はありません。
参院比例の得票数の比は 立憲8 国民3.5 社民1 くらいです。
マンパワーを地方議員数で見ると、立憲724 国民613 社民281 (wikipediaによる)
ただし、国民は労組がついている候補が多く、社民は一般の党員が1万人以上いますが、立憲の党員は議員と予定候補だけです。

そして資金。2018年の党本部だけの数字を収支報告書から拾うと、
立憲 収入43億8千万 繰り越し18億4千万
国民 収入155億4千万 繰り越し108億4千万
社民 収入17億1千万 繰り越し10億9千万

国民民主の圧勝です。
立憲は、おそらく今年の参院選は自前の資金では不足だったのではないでしょうか。
社民は所帯が小さいので、ある意味10億あれば動けますね。

こうやって見ると、支持率や国会議員数だけで見る実力と、本当の実力はかなり違うことがわかります。

枝野さんは、「立憲民主党に合流せよ」 と強気(傲慢ともいいますが)な姿勢を崩していませんが、内実はそんな余裕はないはずです。
まあ交渉ごとですから、最初はハードルを上げるのは当然としても、年末が近づくにつれて、様子は変わってくるでしょう。
立憲は年内に合流させれば、国民民主の1月1日の政党交付金は立憲の金庫に流れ込みますが、年が明ければその分も国民民主の持参金になり、発言権が増すということです。

まあ、どちらも実は切羽詰まってますから、どこかで妥協はするでしょうね。



社民党はまたちょっと事情が違います。
なにせ、地方組織があります。

国会議員団は合流に前のめりかもしれませんが、地方によっては立憲や国民よりも活発な地方組織もあり、易々と丸呑みにされることはないように思えます。

最終決定は2月の党大会ということらしいので、むしろ時間切れになって、合流できなくなるのを待っているのではないか、とも見えます。

政策的にはれいわ新選組と、いちばん親和性があるはずなので共闘できればいいのですが、体質は正反対というか、、、、 こちらはこちらで難しそうです。



解散については、こんなニュースが流れていました

衆院解散 東京オリ・パラ後か 自民 竹下元総務会長
NHKニュース 2019.12.18


自民党の竹下元総務会長は派閥の会合後、記者団に、衆議院の解散について「今のところまだ、においもしない」と述べました。
一方で「東京オリンピック・パラリンピックが終わったら、いろいろと動きがあるのではないか。オリンピックのあとは何があっても不思議ではなく、衆議院議員には心して過ごしてもらいたい」と指摘しました。

(引用以上)

これは、かなりきな臭いというか、怪しい話だと思います。

幹事長ではなく下っ端でもない、総務会長という中途半端な役職の人が、あえてこんなにはっきり「年明け解散はなさそう」と言うことが、怪しい。
これは、安部官邸が、あえてデマを流しているのではないかと疑いたくなります。

一番よくわかるのは、皆さんの地元の公明党のポスターです。
増えたり、新しくなったりしていませんか。
注意して見てみようと思います。

わたしは、前の記事でも書いたとおり、1月20日の通常国会の冒頭解散が一番可能性が高いと踏んでいます。

ということで、今日はこのへんで。。


2019-12-19(Thu)

消費税を5%に! の効用 & 解散の時期は

20191219.png
10月1日以来、めっきりミキタニってます。1000円以下の買い物はほとんどエディで、ネット決済は楽天カード、せこくがめつくポイントをためつつ、少しでも消費増税の出費を少なくするようにしています。
そんなこんなで、日常の買い物しかしない一般消費者の増税感は、今のところさほど大きくないかもしれません。

しかし一方で、住宅のような大きな買い物は、今年の3月に駆け込みでプラス10%になった後は、毎月毎月マイナスで、4~10月の平均でマイナス5.4%。
わたしのような建築家稼業には、けっこうつらい数字です。

こんな調査結果もあります

飲食店の49%が消費増税の影響で「客足減った」。「外食離れ」浮き彫りに
Foodist Media by 飲食店.COM


帝国データバンクではこんなアンケートも

駆け込み需要と反動減に関する企業の意識調査
 駆け込み需要、企業の 26.5%にとどまる
 小売業においては、半数以上の企業で反動減が発生


これをいろいろ読み合わせてみると、現時点ではマイナスも出ているが、軽減策もあってまだ限定的(※注1)。本格的な落ち込みは、ポイント還元の切れる来年6月から。ということのようです。

ここから、解散総選挙の時期を推測することができます。
少なくとも来年の6月をこえることはありえない、ということです。

安倍晋三の安倍官邸の狡猾さを考えると、ニンジンをぶら下げて票集めをするでしょうから、考えられるシナリオは、こうです。
年末年始の多くの人がテレビを見る期間に、補正予算や来年度予算で「こんな美味しいことしますよ」と、ガンガン報道する。
そして、1月20日の通常国会冒頭に 「この美味しい予算を通させてください」と言って解散。
準備の間に合わなかった野党を尻目に、またまた安倍自民の圧勝。

反緊縮の旗を、安倍晋三が振りかざす の図です。
これについては、すでに中村てつじさんが書いています。

アベノミクス第二幕 - 中村てつじ「日本再構築」ブログ

ほんまにヤバいですよ これは。

20191219-4.png
※注1 影響は限定的と書きましたが、限定的でも前回の2014年よりも大きく、小売業で前月比マイナス14.2%、商業全体でも前月比9.5%です。駆け込みもあまりなかったので、消費者の痛税感はまだそれほどでもない反面、商業者の影響は大きそうです。なおさら、早期解散が濃厚と見ました。
 商業動態統計月報2019年10月 経産省 (23頁にこの表があります)



このタイミングで解散となった場合、山本太郎さんが提案している「消費税を5%に!で野党共闘」という作戦は、功を奏するのでしょうか。

はっきり言って、5%ではインパクトが弱すぎる というのが私の印象です。
増税感がのしかかってきた来年の秋以降であれば注目されますが、年明けにやられるとつらい。
というか、そのために、安倍官邸は年明けの解散をうってくるのではないか、という話です。

では、消費税5%という呼びかけは、失敗なのでしょうか。
いえ、そう決めつけるのは早計です。
私は、「5%」には裏テーマがあると思っています。それは、「消費増税を決めたヤツらに謝罪させる」ということです。

20191219-2.jpg
なぜ、立憲も国民も、かたくなに5%を拒むのか。それは、「自分たちが決めた増税が間違っていました」と認めることになるからです。
8%であれば、上げたこと自体は間違いじゃなかったと言えるけれども、5%まで戻すと言うことは、そもそも民主党が決めた増税がまるっきり間違いでした、という話です。
管直人も野田佳彦も枝野幸男も福山哲郎も平野博文も、当時の民主党の幹部だった連中は、一度だって「私たちが悪うございました」とは言いません。間違いを認めるくらいなら日本が沈没しても構わない、ということなのでしょう。

だから、野党は勝てないんです。
バラバラとかまとまるとか、技術的には重要ですが、本質的には、民主党の裏切り者たちが、ほんの片言も謝罪しない、過ちを認めない。だから、また同じ裏切りをするだろう。そう思われているから、野党は勝てないんです。

そこで「消費税5%」です。
これは、立憲と国民の幹部のほとんどを占めている旧民主党の幹部連中に、「過ちを認めろ」と迫っているということなのです。
だから、絶対にこの旗は降ろしてはいけません。

戦術的に党の合流に参加するのは、前回書いたように、私はやむを得ないと思っています。
しかし、その党の中に入ったとしても、腐敗した執行部にたいして有権者の怒りを代弁するための「消費税5%」の旗は掲げ続けなければなりません。

その旗を掲げた候補が、れいわ新選組系はもちろん、心ある立憲系や国民系の候補にも旗を掲げてもらって、一人でも多く勝利することです。
そして、今は枝野独裁になっている代表職について、選挙を行って党を改めていくことです。



そうした意味で、「消費税5%」は絶対的に重要なわけですが、しかし、最初に書いたとおり、増税感がまだ浸透していない段階であることと、安倍官邸が「反緊縮」のニンジンを盛大にぶら下げてくるだろうことから、勝つためのスローガンは何か別に必要です。

20191219-3.jpg私的には、ふたたび「子ども手当」で良いと思っています。
小沢さんが最初に考えたとおり、一人3万円を18歳まで。
さらには、給付型奨学金と、これまでの奨学金徳政令。

もちろん、税金はあるところから取る、とか、第一次産業の問題とか、年金制度とか、労働法制とか、小泉・竹中以来この20年間であまりにも日本は壊されすぎたので、課題は超山積ですが、目玉は「子ども手当」で。
なんと言っても、実現したときの暮らしの変化が、すぐに想像できますから。

山本太郎さんやブレーンのアルルさんがどう考えているのかはわかりませんが、彼らの感覚と頭脳をもってすれば、ぐっとくるメインディッシュは用意できるはずです。



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2019-12-17(Tue)

【訂正あり】れいわ新選組は本当にカルトなのか??

 このところ、れいわ新選組にたいするかなり厳しい批判がネット上でも見られます。「カルト」とか「ファシズム」とか、かなりボロかすに言われています。
 これが、ネトウヨさんたちから投げかけられているのならば、あまり気にすることもないのですが、多くは「「リベラル」とか、中にはれいわ新選組を応援している(た)人からも聞かれるので、無視できないなあと思った次第です。

 批判が増えたきっかけは、野党再編の動きがある一方で、れいわ新選組は独自路線でいくらしいことが見えてきたことと関連しています。
 山本太郎さんは、以前から「消費税を5%にする」を旗印にした野党共闘を呼びかけていましたが、現在進行形の立憲民主+国民民主+社民の統合話は、むしろ党内の増税派が後押ししているように見えます。
増税同盟(当面は8%同盟)が成立か?

20191217.jpg
 このまま行けば、れいわ新選組は野党共闘せずに独自で総選挙に臨むことになりそうです。12月12日の宇都宮の街頭記者会見では、全国の選挙区に100~131人の候補者を立てると、各ブロックごとの人数まで明らかにしました。かなりリアルです。
 当然ながら、これまでも「れいわ新選組は野党共闘を壊すのか!!」とおかんむりだった「リベラル」諸氏は、怒り心頭ですので、カルトだファシストだという罵詈雑言に火がついたのも、わからなくはないです。
 でも、私は「リベラル」には特に価値をおいていません。ラディカルかどうかが大事なので、「リベラル」さんたちがどう言おうが、意見は拝聴しますが、それを鵜呑みにするつもりはありません。

 問題は、これまでどちらかというと 太郎さん対しては親和的な人たちから、疑問の声が増えてきたことです。まあ、熱烈な支持者から見たら、当ブログもそのように見えるのかもしれません。
 


そのような諸々の発言も聞きながら、私自身が危惧することを書いておこうと思います。

第1に、支持層の固定化です。
大阪街宣の記事でも書きましたが、熱烈な支持者はつよく固まっていますが、選挙で勝つための裾野が広がっていません。
共同通信は一貫してれいわ新選組の支持率が高く出ますが、各社平均すれば2%未満であり、選挙後の傾向は決して上向いていません。

この状態では、太郎さんだけはどこから出ても通るかもしれませんが、ほかのブロックは全滅の危機です。
近畿ブロックはおよぞ35万票で比例1人ですが、前回の参院選のときの近畿ブロック内の票の合計は15万6千票くらいです。1人通すためには2.5倍にしなければなりません。 

この部分、私のカウントミスです。すみませんでした!!正しくは下記の表の通り29万7千票でした。
20191217-3.png
  5万票の上積みですから、1人当選の可能性は近くなりましたが、厳しい闘いであることは変わりません。

野党共闘をあきらめて、れいわ新選組単独でこれを集めるためには、近畿で予定されているらしい17人の候補者が、自己犠牲的に頑張って2万票ずつかき集めるしかありません。(以前の共産党方式みたいですけど、共産党はほぼ全区に出していましたから、たった17人でこれをやるのがどんだけ大変かってことです)

ちなみに、参院選の全国比例の太郎さん以外では、知名度のある蓮池徹さんと固定客のある大西つねきさんが約2万票を集めましたが、ほかの方は数千票です。一人2万票を集めるのは、並大抵ではありません。

第2に、そうした危機感が支持層の中で薄く、異様な楽観論がまかり通っているということです。
当ブログへのコメントでも見られますが、とくに数多あるフェイスブックの○○○応援する会的なグループでの発言を聞いていると、夢と現の区別がついていないのかなあ という発言が多く見られます。
本気でれいわ新選組を勝たせたいのならば、こんなのんきな発言できないでしょうに・・・ 結局、れいわ新選組が勝つことよりも、ご自分の心の平安を求めることを優先してしまっているとしか思えません。

心配の第3は、こうした支持層の固定化と、異様な楽観論を、れいわ新選組の運動方針が認めているように見えることです。
以前の街頭記者会見は、事前告知をほとんどしませんでした。固定客で埋まってしまって、通りがかりの人に聞いてもらえないからという理由でした。
ところが、選挙後の街宣はかなり告知をしているので、通りがかりの人は人垣の後ろの方から眺めることしかできません。

今日17日も太郎さんは大阪で出版記念のトークイベントをされるようですが、これも新刊の『#あなたを幸せにしたいんだ 山本太郎とれいわ 新撰組』を購入した人限定。どっぷりファンクラブの様相です。
出版社の営業戦略もあるのかもしれませんが、なんか「以前と違うなあ」と感じることしきりです。

れいわ新選組から支持者へのオフィシャルな運動方針はただ一つ、ポスターボランティアです。
ポスターを持って、見知らぬ家を一軒一軒ピンポンして、ポスターを貼らせてくださいとお願いして回ります。
これは確かに、ものすごく重要な活動ではあります。私も何回か出かけて参加しましたので、実感としてわかります。
一般の人の生の声や反応を聞けること。そして、少々のことではめげない強靱な精神を鍛えること。この2点は、ほかには代えがたいものがあります。
実際に回ってみれば、世論調査の支持率は外れていないことが肌身でわかりますし、それを踏まえた上で前を向こうという気骨をもった運動部隊を育てることができます。

ただし、そのハードルの高さから、多くの支持者は二の足を踏んでいるのが現状であり、せっかくのマンパワーを生かし切れていないという気はします。
また、一人が一日でお願いできる数はせいぜい2~30軒。仮に1000人が週に1回ったとしても、1年で訪問できるのは150万軒。そのうち5%に貼らせてもらえたとしても75000軒くらいです。
実際はそこまでの人数は動いていないと思われるうえに、遅くとも来年秋には解散が濃厚なので、多くても1万軒というところでしょうか。
これはおそらく、自民党と公明党の一つの小選挙区のポスター数といい勝負でしょう。

運動戦略の一環としてのポスター貼りの重要性はよくわかるのですが、広報戦略の柱にする意味が私には理解できません。
自民党に対抗するための広報戦略にはなり得ない方針を、支持者に唯一あたえているのがなぜなのか。れいわ新選組の方針には疑問を感じてしまいます。

心配の第4は、「#あなたを幸せにしたいんだ」という標語です。
選挙で中心となったこのスローガンには、私は選挙中からずっと違和感を感じています。
以前の太郎さんならば「あなたに幸せになってもらいたいんだ」と言ったんじゃないかなあ、と。

こんなことを言ったら太郎さんに失礼かもしれませんが、なんか「義務感に縛られている」ように見えるんです。
れいわ新選組を立ち上げるというときには、いよいよ好きなようにやるんやなと思って見ていましたが、始まってみると、どんどん苦しげな太郎さんの姿があり、やりたいことをやっているのか、やらねばならないことをやっているのか、見分けがつかなくなりました。

こんなことを言うと、あっちからもこっちからも総スカンを食うかもしれませんが、あえて言いますけど、太郎さんが本当にやりたいこととズレがあるのならば、れいわ新選組は一度おいといて、もう一回出直しても良いんじゃないかと、私は思います。
山本太郎という希有な政治家を潰さないことを、私は優先したいのです。



れいわ新選組はカルトか? というのが今日のテーマでしたね。
20191217-2.png
そもそもカルトってなんでしょう。
元々は、新興の宗教で、まだ市民権を得られていないもののことであり、良いとか悪いとかの価値基準は含まれていなかったようです。それがだんだん、狂信的な新興宗教を指すようになったと同時に、既成勢力が新興勢力を潰すためのレッテル貼りにも使われるようになりました。
ですから、現代のカルトという言葉には、二面性があるわけです。

リベラルさんがれいわ新選組を「カルト」と呼ばわるときには、明らかに後者の意味合いがあります。
しかし、どんな新興勢力でもカルト呼ばわりされるかというとそんなことはありません。やはりある傾向が見られる場合です。その傾向とは、カリスマと、カリスマに救いを求める大衆の存在です。
この点では、れいわ新選組は条件に合致します。良い悪いはともかくとして。

太郎さんの訴えるメインテーマは、消費税をなくし、効果的な財政出動をバンバンやって、まずは食えない状態を解消しようという経済政策のはずです。大阪街宣でも、最後はそのことをこと細かに話していました。
しかし、れいわ新選組としての熱量の源は「生きづらい人たちの自己解放」のエネルギーが圧倒的です。

経済政策で当面の命の危機を回避するという現実的な政策よりも、まだ政策という形にはならない人間解放の根源的なエネルギーが勝っており、そのことを、やすとみ歩さんは「カオス」と表現されたのかもしれません。
もちろんこれも山本太郎さんの人柄のなせる技であり、参院選に選定された候補者のもつ力でもあります。

とは言え、理想や夢を語ることと、現実の政治とは目的が違います。
れいわ新選組に救いを感じる人たちは、幸か不幸か日本の中で多数派ではありません。生きづらさを抱えている人は圧倒的に多いでしょうが、それを外化(自分の外に原因や解決を求める)していない人がほとんどです。
せいぜい目の前の関係性しか見ておらず、それが社会構造のせいだとか、政治で解決できるなんて、ぜんぜん思っていません。

ですから、今の人間解放のエネルギーでは、れいわ新選組は選挙には勝てません。支援者がいくら熱くなっても、支持率は一向に上がらないことがその証拠です。
生きづらい人が、その原因や解決策を探すために外に目を向けるには、ステップが必要です。
そのステップこそが、消費減税や財政出動などの大胆な経済政策なのです。

最初は目先の利害で選択してみたら、「あれ、政治でこんなに変わるんだ」と実感できる。それが、太郎さんの描く戦略なのだと、私は理解してきました。
ところが、現在のれいわ新選組は、そのステップをすっ飛ばして、一足飛びに人間解放を希求する集団になりつつあります。
そんな姿を、悪意を持って見ると、カルトと言うことになるのでしょう。



しかし、私は少なくとも現状はカルトではない と考えます。
まず、教組(?)である太郎さん自身がそんなつもりはないだろうからです。
最近は直接話も意思疎通もありませんので、本当のところ何を考えておられるのかはわかりませんが、漏れ聞くところでは「消費減税で政権交代」という基本路線はぶれていないようです。

さらには、現状は固定されたものではなく、支援者が「れいわ新選組はもっともリアルな政党である」ことを思い出し、勝つためにどうしたらいいのかを、シビアに考えれば、カルトとはほど遠い政党として機能する可能性が十分にあるからです。

自由党時代も、「小沢さんなら何とかしてくれる」と根拠レスに考えてしまう通称オザシンの方々が一定数おられましたが、れいわ新選組の支持者も、「太郎さんなら何とかしてくれる」とワケも無く考えちゃう人がいるような気がします。
そこまででなくとも、「ボクたちは正しいんだから勝てる」みたいな、良く言えば純粋、悪く言えばあまりに幼稚な考えも、散見する気がします。

初めて政治に関わった人も多く、様々な心情が渦巻いているのは、当然と言えば当然です。
しかし、いつまでもその場にたたずんでいては、太郎さんの描いた道筋は一歩も前に進みません。
ここで大事なのは、れいわ新選組という党が、「みんな 勝つために頑張ろう」と大号令をかけることです。ポスターボランティアも含む、効果的で有機的な作戦を打ち出し、全国で有機的な行動を起こしていくことです。

参院選直後に「秋にはボランティアセンターを作る」と聞いていましたが、真冬になっても影も形も見えません。
各地で勝手連が勝手に活動することを、自発的ですばらしいと評価することもできますが、今はもう次の段階に進まなければなりません。その理由は、これまで書いてきた通りです。

太郎さんの戦略を実現するための、具体的な行動方針を、党本部が立てることができるのかどうか、そこにかかっていると、私は感じています。



その上で、きわめて現実的な私の考えも書いておきます。

私は、れいわ新選組も「新民主党(?)」に参加すべきだと思います。
ただし、二つ条件があります。
ひとつ、各候補者が「消費税をなくそう」と訴える自由。党の方針は8%でもいいので、各候補者には自由裁量をあたえること。
ふたつ、党議拘束をしないこと。アホな民主党の二の舞をせず、国会での採決は各議員の良心に基づくこと。

この二つを条件につけて、私は新党に合流でいいと思っています。
党内派閥として、公然とれいわグループを名乗るのもOKです。
それしか現実的な道はないと思います。

<追記>本当はもう一つ、代表選をやること。絶対に。
 民主党政権が裏切った時の首脳陣はすべて役を降りるべきです。議員辞職まではいいませんが、ヒラ議員になるべきです。
 それが民主的に執行されることを期待します。

<追記2>さらに一つ、これはれいわ新選組も同じなんだけど、主権者が党員になれない党って何だ?ってことで、明文化した規定をつくって、条件をクリアすれば党員になれるようにすること。

しかし、今のれいわ新選組の状態では、もし太郎さんが「合流」と言ったら、とたんに支援者が冷めてしまう可能性があります。
「まず勝って、命の危機を回避する」ことよりも、ご自分の心の平安を優先する人が多いからです。
あるいは、夢を見るばかりで、現実の勝負の厳しさを実感していない人が多いからです。

そのためにも、まずはれいわ新選組が単独で、現実的運動のステップを一歩進めることが、どうしても必要です。
党として、そのような判断をできるのか、あるいは現状の固定客を固める路線でとどまってしまうのか、見極めていきたいと思います。

その方向性次第では、最悪の場合にはカルトに陥ってしまう可能性も、ゼロではないと肝に銘じつつ。


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